一酸化ゲルマニウム
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一酸化ゲルマニウム | |
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germanium(II) oxide | |
別称 germanous oxide germanous acid | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 20619-16-3 |
PubChem | 6327639 |
特性 | |
化学式 | GeO |
モル質量 | 88.6394 g/mol |
磁化率 | −28.8·10−6 cm3/mol |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
一酸化ゲルマニウム(いっさんかゲルマニウム、GeO)は、ゲルマニウムと酸素の化合物。GeO2とGe金属を反応させることで1000℃で黄色の昇華物として調製することができる。黄色の昇華物は650℃で加熱すると茶色に変化する[1]。GeOはあまりよく特徴が知られていない[1]。両性であり、酸に溶解してゲルマニウム(II)塩を形成し、アルカリに溶解してGe(OH)3−イオンを含む「トリヒドロキソゲルマネート」または「ゲルマナイト」を形成する[2]。
化学的特性
[編集]GeとGeO2に分解する[3]。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ a b グリーンウッド, ノーマン; アーンショウ, アラン (1997). Chemistry of the Elements (英語) (2nd ed.). バターワース=ハイネマン. ISBN 978-0-08-037941-8。
- ^ Egon Wiberg, Arnold Frederick Holleman (2001) Inorganic Chemistry, Elsevier ISBN 0-12-352651-5
- ^ Shriver and Atkins. Inorganic Chemistry (5th Edition). W. H. Freeman and Company, New York, 2010, pp 365.