リー・モーガン・ラスト・アルバム
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『リー・モーガン・ラスト・アルバム』 | ||||
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リー・モーガン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1971年9月17日(#1を除く全曲)、18日(#1) ニュージャージー州 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルーノート・レコード | |||
プロデュース | ジョージ・バトラー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
リー・モーガン アルバム 年表 | ||||
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『リー・モーガン・ラスト・アルバム[注釈 1]』(原題:The Last Session)は、アメリカ合衆国のジャズ・トランペット奏者、リー・モーガンが1971年に録音したスタジオ・アルバム。モーガンの没後の1972年に発売された。
解説
[編集]モーガンのスタジオ録音によるリーダー・セッションとしては最終作に当たる。ただし、モーガン自身は本作の録音から約半月後に、本作にも参加したボビー・ハンフリーのアルバム『フルート・イン』の録音でサイドマンを務め、また、1972年2月にはチャールズ・アーランドのアルバム『Intensity』の録音に参加した[1]。「カプラ・ブラック」と「クロッケー・バレエ」はビリー・ハーパーが提供した曲で、後者はハーパーのリーダー・アルバム『ブラック・セイント』でも再演されている[2]。
オリジナルLP (BST-84901)は2枚組だが[3]、再発CDは1枚にまとめられた[2]。
Michael G. Nastosはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「モーガンが想像力豊かだった時期の作品で、当時はライバルのフレディ・ハバードやウディ・ショウがエレクトリック・サウンドを取り入れており、モーガンもそれに追従した」「輝かしい才気と、先進的な考えの持ち主であったモーガンが、これほどの若さで死去したことは不幸なことだ」と評している[2]。
収録曲
[編集]- カプラ・ブラック - "Capra Black" (Billy Harper) - 15:36
- イン・ホワット・ディレクション・アー・ユー・ヘッディド? - "In What Direction Are You Headed?" (Harold Mabern) - 16:23
- アンジェラ - "Angela" (Jymie Merritt) - 6:25
- クロッケー・バレエ - "Croquet Ballet" (B. Harper) - 10:59
- インナー・パッションズ・アウト - "Inner Passions Out" (Freddie Waits) - 17:35
参加ミュージシャン
[編集]- リー・モーガン - トランペット、フリューゲルホルン
- ビリー・ハーパー - テナー・サクソフォーン、アルトフルート
- グレイシャン・モンカー3世 - トロンボーン
- ボビー・ハンフリー - フルート
- ハロルド・メイバーン - ピアノ、エレクトリックピアノ
- レジー・ワークマン - ダブル・ベース、パーカッション
- ジミー・メリット - エレクトリック・アップライト・ベース
- フレディ・ウェイツ - ドラムス、リコーダー
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2006年再発CD (TOCJ-6700)、2014年再発CD (TYCJ-81075)、2017年再発CD (UCCQ-3010)の帯に準拠。1998年再発CD (TOCJ-1632)の邦題は『ザ・ラスト・アルバム』だった。
出典
[編集]- ^ a b “Lee Morgan Discography”. Jazz Discography Project. 2020年12月25日閲覧。
- ^ a b c Nastos, Michael G. “The Last Session - Lee Morgan”. AllMusic. 2020年12月25日閲覧。
- ^ Lee Morgan - Lee Morgan (1972, Gatefold, Vinyl) | Discogs
外部リンク
[編集]- リー・モーガン・ラスト・アルバム - Discogs (発売一覧)