コンテンツにスキップ

ユア・ハート・アゲイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユア・ハート・アゲイン
クイーンの楽曲
収録アルバムクイーン・フォーエヴァー
リリース2014年11月10日
録音1983年
2014年
ジャンルロック
時間4分31秒
レーベルEMI
パーロフォン
エレクトラ・レコード
作詞者ブライアン・メイ
作曲者ブライアン・メイ
プロデュースクイーン
ミュージックビデオ
「Let Me In Your Heart Again」 - YouTube

ユア・ハート・アゲイン」 (Let Me in Your Heart Again) は、イギリスロックバンドであるクイーンの楽曲。2014年発表のアルバム『クイーン・フォーエヴァー』に収録された。

概要

[編集]

この曲は『ザ・ワークス』セッションで作曲され、1983年ロサンゼルスで録音された。ブライアン・メイフレディ・マーキュリーが歌いやすいようにいくつかのバージョンの歌詞を書いたにもかかわらず、彼らは最終的に作曲を断念し完成には至らなかったが、1988年には後にメイの妻となるアニタ・ドブソンによってカバーされた。

2014年にブライアンとロジャー・テイラーは、この曲を『クイーン・フォーエヴァー』に収録するために既存のバージョンから一部を織り込み、一部の歌詞を変更して完成させた。

テイラーは「『クイーン・フォーエヴァー』に3つの新曲を収録できたことはとても嬉しかった。」と述べた。メイは「『ユア・ハート・アゲイン』はまさに中期のクイーンらしい曲だ。オリジナル・テープを再生すると、まるでその日の朝に録音したかのように、驚くほどリアルだった。フレディのパフォーマンスに感動したんだ。親が亡くなってから、突然、親の録音に出くわしたようなものです。そして、それがとても嬉しいんだ。」と述べた。[1]

ミュージックビデオ

[編集]

アルバムバージョンとウィリアム・オービット・ミックスのミュージックビデオは同じで、1981年の『ロック・モントリオール』の映像、1984年ブリュッセルでのザ・ワークスツアーの未公開映像と、「リヴ・フォーエヴァー」、「カインド・オブ・マジック」、「アイ・ウォント・イット・オール」、「ワン・ヴィジョン」、「プレイ・ザ・ゲーム」、「コーリング・オール・ガールズ」、「RADIO GA GA」、「バルセロナ」、「リヴィング・オン・マイ・オウン」、「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」のミュージックビデオのそれぞれ一部が使われていて、アルバムバージョン、ウィリアム・オービット・ミックスの両方のビデオがクイーンの公式Youtubeチャンネルで公開されている。

ウィリアム・オービット・ミックス

[編集]
「ユア・ハート・アゲイン (ウィリアム・オービット・ミックス)」
クイーンシングル
初出アルバム『クイーン・フォーエヴァー
リリース
録音 1983年
2014年
ジャンル ロック
ディスコ
ポップ
時間
レーベル EMI
パーロフォン
エレクトラ・レコード
作詞・作曲 ブライアン・メイ
プロデュース クイーン
クイーン シングル 年表
アンダー・プレッシャー (Rah Mix)
1990年
ユア・ハート・アゲイン (ウィリアム・オービット・ミックス)
(2014年)
テンプレートを表示

ウィリアム・オービットによるリミックスバージョンは2014年11月にイギリスシングルとしてリリースされ、売り上げは、HIVエイズを撲滅するための取り組みであるプロダクト・レッドの資金となった。

また、イギリスのチャートでは102位まで達した。

チャート

[編集]
チャート (2014年) ピーク
US Hot Rock & Alternative Songs (Billboard)[2] 47

担当

[編集]

リミックス・バージョンのみ

脚注

[編集]
  1. ^ Hasted, Nick (February 2015). “Queen reborn”. Classic Rock. 
  2. ^ "Queen Chart History (Hot Rock Songs)". Billboard. 5 December 2018閲覧。