プログレスM-64
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ザーリャからのドッキング解除後のプログレスM-64 | |
任務種別 | ISS 補給船 |
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運用者 | ロシア連邦宇宙局 |
COSPAR ID | 2008-023A |
特性 | |
宇宙機種別 | プログレス-M (11F615A55) |
製造者 | RKK Energia |
打ち上げ時重量 | 7,056キログラム (15,556 lb) |
任務開始 | |
打ち上げ日 | 2008年5月14日 20時22分 (UTC) |
ロケット | ソユーズ-U |
打上げ場所 | バイコヌール 1/5 |
任務終了 | |
廃棄種別 | 軌道離脱 |
減衰日 | 2008年9月8日 21時33分 (UTC) |
軌道特性 | |
参照座標 | 地球周回軌道 |
体制 | 低軌道 |
傾斜角 | 51.6度 |
ISSのドッキング(捕捉) | |
ドッキング |
ザーリャ ナディアポート |
ドッキング(捕捉)日 | 2008年5月16日21時39分 (UTC) |
分離日 | 2008年9月1日19時46分 (UTC) |
dock時間 | 4ヶ月 |
輸送 | |
重量 | 2,112キログラム (4,656 lb) |
加圧 | 1,292キログラム (2,848 lb) |
燃料 | 1,230キログラム (2,710 lb) |
ガスカーゴ | 50キログラム (110 lb) |
水カーゴ | 420キログラム (930 lb) |
プログレスM-64はロシア連邦が国際宇宙ステーションの補給のために打ち上げたプログレス補給船。NASAではProgress 29、29Pなどと呼ぶ。プログレス-M(11F615A55)型であり、シリアル番号は364版だった。
2008年5月14日の20時22分にバイコヌール宇宙基地 1/5からソユーズ-Uで打ち上げられた。 クルスドッキングシステムの影響で予定より2分間遅れて、同年5月16日21時39分にザーリャのナディアポートにドッキングした[1]。同年9月1日の19時46分のドッキング解除後、プラズマ・プログレス計画の自由飛行実験に1週間使用された。9月8日に軌道離脱し、20時47分に太平洋上の大気圏で燃え尽きる予定であったが、いくつかの破片が21時33分に太平洋上に落ちている[2]。
輸送品
[編集]プログレスM-64はISSへの補給品2112kgを積んでいた[3]。このうち1292kgはドライカーゴで食料品、科学研究用の装置、セルゲイ・アレクサンドロヴィチ・ヴォルコフ用のソコルKV-2宇宙服の交換品などであった。また、MRM-2を取り付けるためのズヴェズダのゼニスポート用ドッキングターゲットも積んでいた。
加えて、ドライカーゴにはISSのリブースト用燃料1230kg、船内の空気用に酸素29kgと空気21kg、水420kgが積まれていた[4]。
関連項目
[編集]註
[編集]- ^ “Progress Docks to Space Station”. Expedition 17. NASA (2008年5月16日). 2009年4月8日閲覧。
- ^ Zak, Anatoly (2009年2月18日). “Progress cargo ship”. RussianSpaceWeb. 2009年4月7日閲覧。
- ^ “Progress M-64 (ISS 29P)”. Space Newsfeed. 2009年4月8日閲覧。
- ^ “ИНФОРМАЦИЯ по транспортному грузовому кораблю "Прогресс М-64"” (Russian). Roskosmos (2008年5月8日). 2009年4月8日閲覧。 [リンク切れ]