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ブルー・スカイ (カサンドラ・ウィルソンのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ブルー・スカイ』
カサンドラ・ウィルソンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1988年2月 ニューヨーク A&Rレコーディング・スタジオ[1]
ジャンル ジャズ
時間
レーベル 日本の旗バンブー
ドイツの旗JMTレコード
プロデュース ステファン・F・ウィンター
エグゼクティブ・プロデューサー: 五野洋
専門評論家によるレビュー
カサンドラ・ウィルソン アルバム 年表
デイズ・アウェイ
(1987年)
ブルー・スカイ
(1988年)
ジャンプワールド
(1990年)
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ブルー・スカイ』(原題:Blue Skies)は、アメリカ合衆国の歌手カサンドラ・ウィルソン1990年に発表した3作目のスタジオ・アルバム

背景

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ウィルソンは日本のレーベル「バンブー」の第1弾アーティストとして迎えられ、本作を発表した[3]。ウィルソンのアルバムとしては、日本限定で発売された『ニューヨーカー』(1985年)以来のスタンダード集だが、JMTレコードからの正式デビュー作『ポイント・オブ・ヴュー』では1曲、次作『デイズ・アウェイ』でも2曲のスタンダードが取り上げられた[4]

反響・評価

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アメリカの『ビルボード』では、自身初のジャズ・アルバム・チャート入りを果たし、最高2位を記録した[5]。Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「彼女は本作で初めて、スティーヴ・コールマンらと共に築き上げたM-BASEから脱却してみせた」「名盤ではないが、後のウィルソンはより小編成のグループで、密度の濃い表現を繰り広げており、そこへ至る最初の説得力ある実験と言える」と評している[2]

収録曲

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  1. シャル・ウィ・ダンス - "Shall We Dance" (Richard Rodgers, Oscar Hammerstein) - 7:20
  2. ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームズ - "Polka Dots and Moonbeams" (Johnny Burke, Jimmy Van Heusen) - 5:46
  3. 彼の顔に馴れてきた - "I've Grown Accustomed to His Face" (Alan Jay Lerner, Frederick Loewe) - 5:15
  4. 時さえ忘れて - "I Didn't Know What Time It Was" (R. Rodgers, Lorenz Hart) - 4:51
  5. ジー・ベイビー・エイント・アイ・グッド・トゥ・ユー - "Gee Baby Ain't I Good to You" (Andy Razaf, Don Redman) - 5:04
  6. アイム・オールド・ファッションド - "I'm Old Fashioned" (Jerome Kern, Johnny Mercer) - 3:07
  7. スウィート・ロレイン - "Sweet Lorraine" (Cliff Burwell, Mitchell Parish) - 5:31
  8. マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ - "My One and Only Love" (Robert Mellin, Guy Wood) - 6:02
  9. オータム・ノクターン - "Autumn Nocturne" (Kim Gannon, Josef Myrow) - 5:01
  10. ブルー・スカイ - "Blue Skies" (Irving Berlin) - 3:07

参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b Jurek, Thom. “Blue Skies - Cassandra Wilson”. AllMusic. 2024年3月2日閲覧。
  3. ^ 後藤雅洋 (2017年9月26日). “カサンドラ・ウィルソン - 21世紀ジャズ・ヴォーカルの牽引者【ジャズ・ヴォーカル・コレクション37】”. 小学館. 2024年3月2日閲覧。
  4. ^ 日本初回盤LP (28MJ 3582)、2003年再発CD (UCCU-5157)共通ライナーノーツ(青木啓、1988年3月)
  5. ^ Cassandra Wilson - Awards”. AllMusic. 2015年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月2日閲覧。

外部リンク

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