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バーヌプリヤー

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バーヌプリヤー
Bhanupriya
Bhanupriya
本名 マンガ・バーヌ(Manga Bhanu)
生年月日 (1967-01-15) 1967年1月15日(57歳)
出生地 インドの旗 インド アーンドラ・プラデーシュ州ラージャムンドリー
職業 女優
ジャンル テルグ語映画タミル語映画
活動期間 1983年-現在
配偶者 アダルシュ・コウシャル(1998年-2018年、死別)
受賞
フィルムフェア賞
テルグ語映画部門主演女優賞英語版
1989年『Swarnakamalam』
タミル語映画部門主演女優賞英語版
1990年『Aararo Aariraro』
その他の賞
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バーヌプリヤー(Bhanupriya、1967年1月15日 - )は、インドテルグ語映画タミル語映画で活動する女優フィルムフェア賞 南インド映画部門ナンディ賞タミル・ナードゥ州映画賞受賞者。

生い立ち

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1967年1月15日[1]ラージャムンドリー近郊のランガムペタ村に暮らすテルグ語話者夫婦(パンドゥ・バーブ、ラーガマリ)の娘として生まれ、「マンガ・バーヌ(Manga Bhanu)」と名付けられた[2][3]。その後、一家はマドラスに移住している。バーヌプリヤーには兄ゴーピクリシュナと妹シャーンティプリヤー英語版がおり、妹も1990年代から女優として活動している[4][5]

キャリア

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1983年に『Mella Pesungal』で女優デビューし[6]、1984年には国家映画賞 テルグ語長編映画賞英語版を受賞した『Sitaara』に出演した。1985年に出演した『Anveshana』で鳥類学者役を演じ、1986年には『Dosti Dushmani』でヒンディー語映画デビューした。1988年は『Swarnakamalam』に出演し、同作はインド国際映画祭のインド・パノラマ部門やアナーバー映画祭英語版でも上映されたほか[7][8]、バーヌプリヤーもシネマ・エクスプレス賞 テルグ語映画部門主演女優賞ナンディ賞 主演女優賞英語版フィルムフェア賞 テルグ語映画部門主演女優賞英語版を受賞している[9][10][11]。また、1989年に出演した『Aararo Aariraro』、1991年に出演した『Azhagan』の両作でタミル・ナードゥ州映画賞 特別賞英語版を受賞したほか[12]、長年の映画界への貢献を認められ多くの功労賞を受賞している[4][5]

私生活

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1998年6月14日、デジタル・グラフィック・エンジニアのアダルシュ・コウシャルとカリフォルニア州マリブのシュリ・ヴェンカテーシュワラ寺院で結婚式を挙げ[4][5]、2002年に娘アビナヤを出産した。結婚後は娘と共にインドに帰国し、チェンナイを拠点に女優活動を再開している[13]。夫アダルシュ・コウシャルとは2018年に死別している[14]

フィルモグラフィー

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映画

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出演

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吹替

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テレビシリーズ

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  • Vishwamitra(1989年)
  • Penn(1991年)
  • Sakthi(1997-1998年)
  • Manase Mandiram(2000年)
  • Vaazhkkai(2000-2001年)
  • Gopi AVM(2000年)
  • Take It Easy Vaazhkai(2001-2002年)
  • Deivam(2004年)
  • Porandha Veeda Pugundha Veeda(2005-2006年)
  • Aaha(2012-2013年)
  • Nathicharami(2016-2017年)

受賞歴

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部門 作品 結果 出典
フィルムフェア賞 南インド映画部門
1985年 テルグ語映画部門主演女優賞英語版 『Sitaara』 ノミネート
1986年 『Anveshana』
1988年 『Dharmapatni』
1989年 『Swarnakamalam』 受賞 [15]
1990年 タミル語映画部門主演女優賞英語版 『Aararo Aariraro』 [16]
1993年英語版 『Azhagan』 ノミネート
1994年英語版 『Gokulam』
2003年英語版 テルグ語映画部門助演女優賞英語版 『Lahiri Lahiri Lahirilo』
2006年英語版 『チャトラパティ』
2018年英語版 タミル語映画部門助演女優賞英語版 『Magalir Mattum』 [17]
南インド国際映画賞
2013年英語版 テルグ語映画部門助演女優賞 『Dammu』 ノミネート
ナンディ賞
1988年 主演女優賞英語版 『Swarnakamalam』 受賞 [18]
2002年 性格女優賞英語版 『Lahiri Lahiri Lahirilo』
2005年 助演女優賞英語版 『チャトラパティ』
タミル・ナードゥ州映画賞
1989年 特別賞英語版 『Aararo Aariraro』 受賞 [12]
1991年 『Azhagan』
シネマ・エクスプレス賞
1989年英語版 テルグ語映画部門主演女優賞 『Swarnakamalam』 受賞 [9]

出典

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  1. ^ భానుప్రియ-వంశీ కాంబినేషన్ అంటేనే...” (テルグ語). Sakshi (15 January 2014). 27 July 2021時点のオリジナルよりアーカイブ23 December 2020閲覧。
  2. ^ సితార - జనవరి 15 (సినీ చరిత్రలో ఈరోజు) - ఈరోజే” (テルグ語). సితార (15 January 2019). 23 December 2020閲覧。
  3. ^ Chauhan, Ramesh (7 January 2017). “నాట్య మయూరి భానుప్రియ!” (テルグ語). Mana Telangana. 30 November 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。23 December 2020閲覧。
  4. ^ a b c An Interview with Bhanu Priya”. www.indolink.com. 23 March 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。8 July 2017閲覧。
  5. ^ a b c “For actor Banupriya family comes first now”. The Hindu. (28 September 2006). オリジナルの7 November 2017時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171107115221/http://www.thehindu.com/todays-paper/tp-national/tp-tamilnadu/for-actor-banupriya-family-comes-first-now/article3082428.ece 8 July 2017閲覧。 
  6. ^ S.R. Ashok Kumar (1 October 2006). “For Bhanupriya family comes first now”. The Hindu. オリジナルの9 January 2014時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140109103845/http://www.thehindu.com/todays-paper/tp-national/tp-tamilnadu/for-banupriya-family-comes-first-now/article3055135.ece 15 September 2013閲覧。 
  7. ^ Directorate of Film Festival”. 4 March 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。8 July 2017閲覧。
  8. ^ Dance without frontiers: K Viswanath – Director who aims to revive classical arts” (2 May 2017). 12 August 2017時点のオリジナルよりアーカイブ8 July 2017閲覧。
  9. ^ a b Express News Service (11 March 1989), “Cinema Express readers choose Agni Nakshathiram”, The Indian Express: p. 4, オリジナルの11 October 2020時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201011170042/https://news.google.com/newspapers?nid=P9oYG7HA76QC&dat=19910222&printsec=frontpage 7 October 2016閲覧。 
  10. ^ Vidura. C. Sarkar.. (1989). https://books.google.com/books?id=S5ZZAAAAMAAJ 
  11. ^ - Ranjana Dave (30 June 2011). “The meaning in movement”. The Asian Age. 6 October 2014時点のオリジナルよりアーカイブ4 September 2012閲覧。
  12. ^ a b Anandan, Film News (2004). Sadhanaigal Padaitha Thamizh Thiraipada Varalaru (Tamil Film History and Its Achievements). Sivagami Publications. p. 738 
  13. ^ SRIREKHA PILLAI (13 September 2004). “ABHINAYA, Bhanupriya's new love”. The Hindu. オリジナルの21 September 2013時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130921060826/http://www.hindu.com/mp/2004/09/13/stories/2004091302680300.htm 15 September 2013閲覧。 
  14. ^ Adivi, Sashidhar (3 February 2018). “Bhanu priya's ex husband passes away” (英語). Deccan Chronicle. 6 May 2021時点のオリジナルよりアーカイブ6 May 2021閲覧。
  15. ^ 36th Filmfare Awards South (1989)”. Bollywood Product. 2024年11月2日閲覧。
  16. ^ 37th Filmfare Awards South (1990)”. Bollywood Product. 2024年11月11日閲覧。
  17. ^ Nominations for the 65th Jio Filmfare Awards (South) 2018”. Filmfare (4 June 2018). 4 June 2018時点のオリジナルよりアーカイブ4 June 2018閲覧。
  18. ^ నంది అవార్డు విజేతల పరంపర (1964–2008)” [A series of Nandi Award Winners (1964–2008)]. Information & Public Relations of Andhra Pradesh. 23 February 2015時点のオリジナルよりアーカイブ21 August 2020閲覧。(in Telugu)

外部リンク

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