ターミナリンク
ターミナリンク | |
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基本情報 | |
国 | アメリカ合衆国 |
所在地 |
テキサス州ヒューストン ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港 |
種類 | 新交通システム |
起点 | ターミナルA(西) |
終点 | ターミナルD / E(東) |
駅数 | 4駅 |
開業 | 1999年5月24日 |
運営者 | ジョンソン・コントロールズ |
路線構造 | 高架 |
使用車両 | ボンバルディアInnovia APM 100車両 12両 |
路線諸元 | |
路線距離 | 1.1 km |
線路数 | 複線 |
電化方式 | 第三軌条方式 |
最高速度 | 50 km/h |
経路図 | |
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ターミナリンク(英: TerminaLink)は、テキサス州ヒューストンにあるジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港にて運行されている新交通システムである。
路線延長は1.1kmであり[1]、空港警備を越えて空港の北側に沿って走行している[2]。駅はターミナル A、ターミナル B、ターミナル Cおよびターミナル D/Eの計4駅が設けられ、5つの空港ターミナル全てに連絡している。
ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港では、もう1つの交通システムとして1969年に開業したインター=ターミナル・トレインが運行されている。
車両はボンバルディア製Innovia APM 100を12両使用している[1]。電気方式は600Vの第三軌条[3]、最高速度は50km/hで、旅客定員は80人である[4]。
同型車両が、デンバー国際空港(AGT)、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(ザ・プレーン・トレイン)、サンフランシスコ国際空港(エアトレイン)およびタンパ国際空港でも見かけることができる。
歴史
[編集]ターミナリンク・システムは、ターミナル Cのターミナル Bの間を連絡する2駅、0.2kmの路線として1999年5月24日に開業した[5]。2つのターミナル間には車両基地が設置されている。
当システムは、5,800万USドルの建設費用をコンチネンタル航空によって資金提供され、航空会社の2つの空港ターミナル間のアクセス性向上のために建設された。建設工事は計30ヶ月で完了し[6]、またコンチネンタル航空による2億USドルの空港拡張計画の最終段階であった[4]。
2001年には当システムがターミナル Cからターミナル Dへ0.9km延伸された[1]。 拡張のための電気的研究は、当事業のためにケーブルおよびワイヤーを114km以上架設したTAGエレクトリック・カンパニーによって監修された[3]。2008年前半には1億USドルの建設費用にて路線をターミナル Aまで延伸する工事が行われ、2010年に完成している[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c “Automated People Mover System – George Bush Intercontinental Airport, Houston, USA”. Bombardier Inc.. 2007年9月12日閲覧。
- ^ Chandler, Jerome Greer (2005年12月8日). “Living up to its Name: Houston Intercontinental”. Official Airline Guide. オリジナルの2006年3月28日時点におけるアーカイブ。 2007年11月11日閲覧。
- ^ a b “Projects and News”. TAG Electric Company. 2007年11月12日閲覧。
- ^ a b Albright, Max (1999年6月8日). “Being direct”. Amarillo Globe-News 2007年9月12日閲覧。
- ^ “Continental Airlines Opens New Houston Monorail as Part of $200 Million Renovations”. Continental Airlines. (1999年5月24日) 2007年9月12日閲覧。
- ^ “TerminaLink, High-Speed Automated People Mover”. Spencer Partnership Architects. 2011年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年9月12日閲覧。
- ^ Houston Airport System Archived 2008年12月24日, at the Wayback Machine.