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エアトレイン (サンフランシスコ国際空港)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エアトレイン
基本情報
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 カリフォルニア州サンフランシスコ
サンフランシスコ国際空港
種類 People mover空港連絡鉄道
開業 2003年2月24日
所有者 サンフランシスコ空港委員会
運営者 サンフランシスコ空港委員会
詳細情報
総延長距離 10 km (6マイル)
路線数 2路線
駅数 9駅
1日利用者数 123,000人
保有車両数 ボンバルディアInnovia APM 100車両 38両
軌間 ゴムタイヤ式
テンプレートを表示
経路図
FLUGf
uhkSTRc2 uhkSTR3+l uhSTRgq uhXBHF-Rq uhkSTR2+r uhkSTRc3
uhkSTR+1
uhSTRfq uhXBHF-Lq
uhkSTR+4
ターミナル2
FLUG uhXBHF-L uhXBHF-R uhSTRf uhSTRg
ターミナル3
uhSTRf uhSTRg uhXBHF-L uhXBHF-R FLUGr
ターミナル1
FLUG uhXBHF-L uhXBHF-R uhSTRf uhSTRg
国際線ターミナルG
uhSTRf uhSTRg uhXBHF-L uhXBHF-R FLUGr
国際線ターミナルA
PARKING
uhSTRf uhSTRg
ガレージG BART
uhSTRf uhSTRg uhSTR uhXBHF-L uhXBHF-R PARKING
ガレージA
uhSTRf uhSTRl
uhSTRgq
uhkSTR3
uhSTRfq
uhSTRfq uhkSTRr+1 uhkSTRc4
uhBHF uhSTR
ウェスト・フィールド・ロード
uhBHF uhSTR
レンタル・カー・センター
uhENDEe uhSTR
RACONTgq uhSKRZ-A RACONTfq
US 101英語版
uCONTgq
utSTRaq
ミルブレー英語版 BART
CONTgq
CONTfq
カルトレイン

エアトレイン: AirTrain)は、サンフランシスコ国際空港 (SFO) にて運行されている全自動無人運転車両システム (APM) である。

当路線は、4億3,000万ドル (US$) の建設費用でボンバルディアによって建設された空港内シャトル路線であり、2003年2月24日に開業した。2路線がともに24時間運行されており、総路線距離は10kmである。

全ての車両で、車椅子でも利用でき、賃貸移動カートを乗せることが可能である。

車両はカナダモントリオールのボンバルディア製Innovia APM 100車両を38両保有・運用している。同型車両はタンパデンバーアトランタオークランドシアトル=タコマヒューストンおよびマドリード国際空港でも使用されている。

路線および駅一覧

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エアトレイン車内のシステム・マップ
エアトレインの内装

エアトレインは、レッド線およびブルー線の2つの路線で運行されており、両方とも2.5分間隔で運行している。

  • レッド線は、ガレージG駅を起点にガレージA駅を終点とする時計回りの環状線を環状運転しており、所要時間は約9分である。
  • ブルー線は、逆の順番で同じを取り扱い、かつウェスト・フィールド・ロードおよびレンタル・カー・センターにも進行する、反時計回りの環状線を移動しており、往復に約19分かかる。

旅客がエアトレインに乗らずに徒歩でレンタル・カー・センターにアクセスする場合、徒歩で約25分かかる。そのため、旅客がレンタル・カー・センターにアクセスするためには、エアトレインに乗る必要がある。

エアトレインは、SFOの駐車場から空港へ向かう路線が存在しない。そのため駐車場から空港にアクセスするためには、無料シャトルバスを利用する必要がある。 レンタル・カー・センター駅の終端から、空港の駐車場までは約550mしか離れておらず、もし建設に必要な資金を調達することができた場合、将来的に当路線が駐車場まで拡張される予定である[1]2013年12月現在、既存の駐車場の直ぐ南にさらなる駐車場の建設が進行中である。この新しい駐車場は、将来のエアトレイン延伸に対応している[2]。 そのため、空港は建設費用が全体で8,500万ドル (US$) がかかると予想されるエアトレイン拡張の建設のために、サンフランシスコの市および郡から6,770万ドル (US$) の予算を求めている[3][4]

エアトレインの運賃は無料である。 これは、レンタカー会社によって請求される20USドルの「空港使用料」に運賃が含まれているからである[5]

駅名 路線 備考
ガレージA レッド線
ブルー線
  • 国際線駐車場
国際線ターミナルA レッド線
ブルー線
ターミナル1 レッド線
ブルー線
ターミナル2 レッド線
ブルー線
ターミナル3 レッド線
ブルー線
国際線ターミナルG レッド線
ブルー線
ガレージG / BART レッド線
ブルー線
ウェスト・フィールド・ロード ブルー線
レンタル・カー・センター ブルー線
  • 大部分がカー・レンタル会社へのアクセス
  • 追加のオフ空港レンタル会社へのシャトルに乗り換え

国際線ターミナルのエアトレインの駅は、メインホールの両端のチケット販売より1つ上の階に位置している。 ターミナル1、ターミナル2およびターミナル3の駅は、国内線駐車場の5階にあり、かつセキュリティチェックポイントB、セキュリティチェックポイントDおよびセキュリティチェックポイントFの近くよりアクセスすることができる。

脚注

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  1. ^ Cabanatuan, Michael (2003年2月26日). “SFO's people mover up and running unofficially / Trains carry people around terminals, to rental cars”. San Francisco Chronicle. http://articles.sfgate.com/2003-02-26/bay-area/17476883_1_bart-station-blue-line-airtrain-sfo 2011年6月8日閲覧。 
  2. ^ SFO Outreach/Town Hall” (PDF). San Francisco International Airport. San Francisco International Airport. 2014年11月4日閲覧。
  3. ^ Capital Planning Committee – Supplemental Appropriation Request” (PDF). OneSF. San Francisco Capital Planning Committee. 2014年11月4日閲覧。
  4. ^ Minutes of the San Francisco Airport Commission, February 18, 2014” (PDF). San Francisco International Airport. San Francisco Airport Commission. 2014年11月4日閲覧。
  5. ^ Douglas Greenberg (2012年4月19日). “SFO rental car co’s may be mischarging $20 fee”. The San Francisco Chronicle. http://blog.sfgate.com/dgreenberg/2012/04/19/sfo-rental-car-cos-may-be-mischarging-20-fee/ 

関連項目

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外部リンク

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