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サリー・ピアソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サリー・ピアソン
Sally PEARSON
Portal:陸上競技
2011年テグ世界陸上でのピアソン
選手情報
フルネーム サリー・ピアソン
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
種目 100m障害走
生年月日 (1986-09-19) 1986年9月19日(38歳)
生誕地 ニューサウスウェールズ州シドニー
居住地 クイーンズランド州ゴールドコースト
身長 166cm
体重 60kg
自己ベスト 100mH : 12秒28(2011年)
獲得メダル
オーストラリアの旗 オーストラリア
陸上競技
オリンピック
2012 ロンドン 女子100mH
2008 北京 女子100mH
世界選手権
2011 大邱 女子100mH
2017 ロンドン 女子100mH
2013 モスクワ 女子100mH
世界室内選手権
2012 イスタンブール 女子60mH
2014 ソポト 女子60mH
コモンウェルスゲームズ
2010 デリー 女子100mH
2014 グラスゴー 女子100mH
2006 メルボルン 女子400mR
世界ジュニア選手権
2004 グロッセート 女子100m
世界ユース選手権
2003 シェルブルック 女子100mH
アジア/太平洋
IAAFコンチネンタルカップ
2010 スプリト 女子100mH
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サリー・ピアソン(Sally Pearson、1986年9月19日‐)は、オーストラリアシドニー出身の女子陸上競技選手である。専門は短距離走で、特に100メートルハードルを得意としており、この種目のオセアニア記録を保持している[1]。2010年に結婚してピアソンを名乗る、旧姓はマクレラン(McLellan)[2]

2008年に開催された北京オリンピックの100メートルハードルで、銀メダルを獲得。2011年に開催された2011年世界陸上競技選手権大会女子100メートルハードルを12秒28(世界歴代4位)の好記録で優勝、金メダルを獲得した。同年にはオーストラリア人として初のIAAF世界最優秀選手賞を受賞した[3]。2012年に開催されたロンドンオリンピックの100メートルハードルでは12秒35のオリンピック新記録を樹立して優勝、金メダルを獲得した。2013年、連覇をかけて臨んだ世界選手権ではアメリカの新星ブリアナ・ローリンズに敗れ、銀メダルとなった[4]2014年世界室内選手権でもアメリカのニア・アリに敗北して銀メダルとなったが、ピアソンはオーストラリア放送協会(ABC)の取材に対し、ニアの勝利を称賛するコメントを寄せた[5]IAAFワールドチャレンジミーティングスの1戦であるメルボルントラッククラシック英語版での再戦が注目されたが、ニアは同大会へ出場しないことを表明したため、実現しなかった[6]

主な成績

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大会 場所 種目 結果 記録
2003 世界ユース選手権 シェルブルック(カナダ) 200m 5位 24秒01
100mH 1位 13秒42
世界選手権 パリ(フランス) 400mR 14位(h) 44秒11
2004 世界ジュニア選手権 グロッセート(イタリア) 100m 3位 11秒40
100mH 4位 13秒41
400mR 5位 45秒10
2006 コモンウェルスゲームズ メルボルン(オーストラリア) 100m 7位 11秒50
400mR 3位 44秒25
IAAF陸上ワールドカップ アテネ(ギリシャ) 100m 8位 11秒44
100mH 4位 12秒95
400mR 5位 44秒26
2007 世界選手権 大阪(日本) 100m 15位(sf) 11秒32
100mH 10位(sf) 12秒82
400mR 14位(h) 43秒91
IAAFワールドアスレチックファイナル シュトゥットガルト(ドイツ) 100mH DQ -
2008 オリンピック 北京(中国) 100mH 2位 12秒64
IAAFワールドアスレチックファイナル シュトゥットガルト(ドイツ) 100mH 7位 12秒82
2009 世界選手権 ベルリン(ドイツ) 100mH 5位 12秒70
2010 IAAFコンチネンタルカップ スプリト(クロアチア) 100mH 1位 12秒65
コモンウェルスゲームズ ニューデリー(インド) 100m DQ -
100mH 1位 12秒67
1600mR 4位 3分30秒29
2011 世界選手権 大邱韓国 100mH 1位 12秒28
400mR 10位(h) 43秒79
2012 世界室内選手権 イスタンブールトルコ 60mH 1位 7秒73
2012 オリンピック ロンドン(イギリス) 100mH 1位 12秒35
2013 世界選手権 モスクワ(ロシア) 100mH 2位 12秒50
2014 世界室内選手権 ソポト(ポーランド) 60mH 2位 7秒85
コモンウェルスゲームズ グラスゴー(スコットランド) 100mH 1位 12秒67
2017 世界選手権 ロンドン(イギリス) 100mH 1位 12秒59
2018 世界室内選手権 バーミンガム(イングランド) 60mH 9位(sf) 7秒92

自己記録

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  • 60m:7秒30(2009年2月7日)
  • 60mH:7秒73(2012年3月10日)
  • 100m:11秒14(+1.7 m/s)(2007年8月26日)
  • 200m:22秒97(+0.8 m/s)(2015年2月7日)
  • 100mH:12秒28(+1.1 m/s)(2011年9月3日、世界歴代6位)

脚注

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  1. ^ 100 Metres Hurdles Records
  2. ^ ATHLETE PROFILES - Pearson, Sally Athletic Australia. 2011年7月26日閲覧
  3. ^ 陸上=ボルトとピアソン、国際陸連の年間最優秀選手に選出 - ロイター、2011年11月13日
  4. ^ ロリンズ、誕生日前夜に女子100mハードルで金メダル 第14回世界陸上”. AFPBB (2013年8月18日). 2013年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月28日閲覧。
  5. ^ American Nia Ali beats Sally Pearson to win 60m hurdles final at World Indoors”. ABC (2014年3月9日). 2014年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月18日閲覧。
  6. ^ Sally Pearson denied Nia Ali rematch”. The Times of India (2014年3月17日). 2014年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月18日閲覧。

外部リンク

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