コンテンツにスキップ

サラマンダーゆみみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サラマンダーゆみみ
サラマンダーゆみみ(右。左はイーちゃん。2018年9月)
本名 片山 由実
生年月日 (1982-07-06) 1982年7月6日(42歳)
出身地 埼玉県朝霞市
身長 166cm
言語 日本語
コンビ名 マリア
相方 イーちゃん
芸風 コント漫才
(ピン時代は主に一人コント
立ち位置
事務所 サンミュージックプロダクション
過去の代表番組 エンタの神様
配偶者 笑福亭茶光
公式サイト マリア 公式プロフィール
受賞歴
2004年 R-1ぐらんぷり準決勝進出
テンプレートを表示

サラマンダーゆみみ1982年7月6日 - )は、日本お笑い芸人であり、お笑いコンビマリアのメンバーである。本名は片山 由実(かたやま ゆみ、旧姓:小林)。

埼玉県朝霞市出身[1]サンミュージックプロダクション所属。身長165cm。

来歴

[編集]

埼玉県立福岡高等学校卒業[1]

当初はワタナベエンターテインメントに所属、「ユミミ」としてデビュー[2]。後にフリーとなり、その後ニュースタッフエージェンシーに移籍[2]。ワタナベ所属当時には、メロンソーダホリプロコム所属)、ピカソ利光(吉本興業所属)との3組でのお笑いユニット「猿楽町スポーツ専門店」でも活動していたことがあった[3]2009年途中からフリー。

2004年R-1ぐらんぷりでは、準決勝まで進出[4]

2008年9月20日に初の単独ライブ『女々』を東京都渋谷区のシアターDで行った[5]。また同年11月から数回、田村ゆきこ橋爪ヨウコと3人での自主トークライブ『めんどくさい女たち』を隔月で行っていた[6]。一方で、芝居の舞台にも出演することがあった。

2009年4月からは、イーちゃんとコンビを組んでの出演も開始。コンビ名は当初、ゆみみが中谷美紀、イー☆ちゃんが小雪のそれぞれの物真似でネタを披露するということで付けられた「中谷小雪」[7]、同年6月からはコンビ名を「マリア」と改めた。2009年7月11日には、マリアと、変ホ長調、ミスアルプス(おーたに、湯川☆セイントセイヤ)の3組出演のプチ単独ライブ『〜Etude〜』(東京・新宿バイタス)を行った。この他、うつのみや八郎が名付けた「ビジンズ」というコンビ名でも活動[8]、この時は「うつのみや八郎一番弟子」も名乗っていた。2009年10月からサンミュージック企画所属となる[9]

2017年9月13日に落語家の笑福亭茶光(元・ヒカリゴケ)と結婚[10]2018年2月4日、第一子(男児)を出産[11][12]

2022年7月24日、阿佐ヶ谷Loft Aで開催された「ゆみみ40祭」において、「ゆみみ」から「サラマンダーゆみみ」への改名を発表[13]

人物

[編集]

芸風

[編集]

ピン芸人時代のネタには、巻き舌や愚痴のような口調を交えながら、ブラックジョーク的なネタや、捨て台詞のような言葉などを交えて演じることもある。主な持ち芸には、酒乱女の独り言コント、酒を飲んで寝そべりながら愚痴を言うという設定のコント、「キャバクラ嬢の面接」など。また、キレ芸を見せることもある。これまでには、作文を朗読する形のもの[22]、『こんな○○はいやだ(いい加減にしてほしい)』などのテーマで、イラストを多用したネタ、気だるそうなキャラクターのコントなどがあった。

以前は「世の中、金とエロス! ゆみみだよ~」というフレーズをあいさつに入れ、終わりに「早く家帰って屁こいて寝よ」と言うこともあった。

中谷美紀の物真似でネタを披露する時には「お〜いお茶」という台詞をブリッジによく入れている[23]。物真似のレパートリーには、他に柴咲コウ(公認をもらっているとのこと[20])、夏木マリ[24]中嶋朋子ピース又吉直樹などがある。

マリア (お笑いコンビ)#芸風の節も参照。

出演

[編集]

マリア二人での出演については、マリア (お笑いコンビ)#出演の節を参照。

脚注

[編集]
  1. ^ a b 小林由実facebook 自己紹介(2018年4月1日閲覧)
  2. ^ a b TEPPEN芸人名鑑「ゆみみ」
  3. ^ 猿楽町スポーツ専門店 メンバー紹介
  4. ^ abc会館ホール(東京)”. R-1ぐらんぷり2004 (2004年2月28日). 2017年2月18日閲覧。
  5. ^ ゆみみ第1回単独ライブ『女々』(9月)”. 渋谷文化PROJECT. 2017年2月18日閲覧。
  6. ^ それでも好きと言ってほしい”. 橋爪ヨウコオフィシャルブログ (2008年11月22日). 2017年2月18日閲覧。
  7. ^ むほーちたいー”. マリアゆみみの心の雨 (2009年4月26日). 2021年11月5日閲覧。
  8. ^ コンビ名、ビジンズに改名しました○”. マリアのイー☆ちゃんオフィシャルブログ (2009年9月24日). 2017年2月18日閲覧。
  9. ^ イーちゃんオフィシャルブログ『大好き日本』2009年11月6日更新分においてイーちゃんが報告。
  10. ^ 元ヒカリゴケ笑福亭茶光とマリアゆみみが結婚”. お笑いナタリー (2017年9月25日). 2017年9月26日閲覧。
  11. ^ マリアのゆみみ twitter 2018年2月4日
  12. ^ お笑いコンビ「マリア」ゆみみが第1子出産 女優モノマネで人気”. スポーツニッポン (2018年2月4日). 2018年2月11日閲覧。
  13. ^ マリアのイーちゃん [@marianoeechan] (2022年7月25日). "40祭ライブありがとうございました!ゆみみが改名して、サラマンダーゆみみになりました". X(旧Twitter)より2022年10月16日閲覧
  14. ^ ニュースタッフエージェンシー時代の公式プロフィールより。
  15. ^ NSAD 選手・スタッフプロフィール
  16. ^ 2008年5月27日の『YUMIMIブログ』より。
  17. ^ BARマナティ(打ち上げ終盤編)”. まなてぃオフィシャルブログ (2012年2月22日). 2017年2月18日閲覧。
  18. ^ 2013年9月10日 今週の芸人ニュース”. 芸人報道. 日本テレビ (2013年9月10日). 2017年2月18日閲覧。
  19. ^ 相方大好きぶろぐ”. マリアゆみみの心の雨 (2010年11月19日). 2017年2月18日閲覧。
  20. ^ a b ゆみみtwitter 自己紹介(2017年2月18日閲覧)より。
  21. ^ 笑福亭鶴光一門会【12月1日発売開始】”. 横浜にぎわい座 (2021年1月10日). 2021年3月14日閲覧。
  22. ^ エンタの神様番組公式サイト 出演者紹介「ゆみみ」
  23. ^ スクール革命!”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2012年12月9日). 2017年2月18日閲覧。
  24. ^ 踊る!さんま御殿!! 2012年5月8日放送回”. gooテレビ (2012年5月8日). 2017年2月18日閲覧。
  25. ^ 土曜プレミアム・爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル”. テレビ西日本. 2022年10月16日閲覧。

外部リンク

[編集]