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アチーニ・ディ・ペペ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アチーニ・ディ・ペペ
別名 Pastina
種類 パスタ
発祥地 イタリア
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アチーニ・ディ・ペペ(Acini di pepe)は、パスタの一種である。aciniacinoの複数形で、ラテン語acinusに由来する言葉であり、「ブドウ」や「ブドウの石(種)」を意味する。pepeは「コショウ」を意味し、全体で「コショウの種」の意味となる。コショウの種は繁殖の象徴とみなされ、イタリア結婚式スープに用いられる。また、イタリア語で「小さな生地」という意味のパスティーナ(pastina)と呼ばれることもあるが、メーカーによっては、アチーニ・ディ・ペペよりも小さなものをパスティーナと使い分けている場合もある。個々のパスタは、直径約1mmかそれ以下の大きさの円筒形をしている。

アチーニ・ディ・ペペは、しばしばイタリアの結婚式のスープに用いられる。フロッグアイサラダアメリカ合衆国の冷たいサラダで、このパスタをホイップクリームとあわせ、キノコマンダリンオレンジパイナップル等をトッピングしたものである。

関連項目

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