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うんりゅう (潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
うんりゅう
基本情報
建造所 川崎造船 神戸工場
運用者  海上自衛隊
艦種 AIP通常動力型潜水艦
級名 そうりゅう型
建造費 586億円
母港
所属 第1潜水隊群第5潜水隊
艦歴
計画 平成17年度計画
発注 2005年
起工 2006年3月31日
進水 2008年10月15日
就役 2010年3月25日
要目
基準排水量 2,900t
水中排水量 4,200t
全長 84.0m
最大幅 9.1m
深さ 10.3m
吃水 8.5m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式および非大気依存推進方式
ディーゼルエンジン × 2基
川崎/コックムス 4V-275R MkIIIスターリングエンジン × 4基
電動機交流同期電動機) × 1基
蓄電池 × 480個
出力 水上 3,900PS
水中 8,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 1軸
速力 水上 13kt
水中 20kt
潜航深度 不明
乗員 65名
兵装 533mm魚雷発射管 × 6門
89式長魚雷およびハープーン対艦ミサイルを発射可能)
C4ISTAR ZYQ-31 指揮管制支援ターミナル
情報処理装置(TDBS)
ZQX-11 潜水艦戦術状況表示装置
ZYQ-51 潜水艦発射管制装置
レーダー ZPS-6F 水上
ソナー ZQQ-7B 統合式
探索装置・
その他装置
潜望鏡
電子戦
対抗手段
ECM
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うんりゅうローマ字JS Unryu, SS-502)は、海上自衛隊潜水艦そうりゅう型潜水艦の2番艦。艦名はに乗りに昇るを意味する雲竜に由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍雲龍型航空母艦雲龍」に続き2代目にあたる。

艦歴

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「うんりゅう」は、中期防衛力整備計画に基づく平成17年度計画2900トン型潜水艦8117号艦として計画された。2006年3月31日に川崎造船神戸工場で起工され、2008年10月15日に同工場で挙行された命名・進水式において防衛大臣浜田靖一防衛大臣政務官武田良太代読)により「うんりゅう」と命名され進水、2010年3月25日に神戸工場西浜岸壁で引渡式と自衛艦旗授与式が行われ、川崎造船から防衛省に引き渡され就役し、同日付で第1潜水隊群第5潜水隊に編入されに配備された。

2013年9月24日、米国派遣訓練のためハワイ方面に向けて呉を出港した。12月24日に呉に帰港した。

2016年5月10日から5月15日、四国沖にてオーストラリア海軍潜水艦「ランキン」と対潜水艦訓練などの共同訓練を実施した。

同年10月14日から2017年1月14日までの間、米国派遣訓練(ハワイ方面)に参加[1]

2020年8月27日から11月28日までの間、米国派遣訓練(潜水艦)に参加し、ハワイ諸島方面において洋上訓練及び施設利用訓練を実施する[2]

現在も第1潜水隊群第5潜水隊に所属し、定係港は呉である。

歴代艦長

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歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
艤装員長
- 杉山 治 2008.10.15 - 2010.3.24 防大29期   うんりゅう艦長
 艦長
1 杉山 治 2010.3.25 - 2011.2.28 防大29期 うんりゅう艤装員長 第1潜水隊群司令部幕僚 就任時2等海佐
2011.1.1、1等海佐昇任
2 目加田克彦 2012.3.1 - 2013.2.28 12期曹候 潜水艦教育訓練隊 海上幕僚監部防衛部装備体系課
3 原田直純 2013.3.1 - 2015.10.8 防大39期 潜水艦隊司令部幕僚 横須賀潜水艦教育訓練分遣隊訓練科長
4 飯田将裕 2015.10.9 - 2019.8.18 防大43期 潜水艦教育訓練隊 海上自衛隊幹部学校 就任時2等海佐
2019.1.1、1等海佐昇任
5 河久靖匡 2019.8.19 - 2020.7.16 潜水艦教育訓練隊 潜水艦隊司令部幕僚
6 児山晶紀 2020.7.17 - 2021.7.15 じんりゅう艦長 海上幕僚監部人事教育部補任課
7 河原邦和 2021.7.16 - 2023.1.22 もちしお艦長 潜水艦教育訓練隊
8 村松慶太 2023.1.23 - 潜水艦教育訓練隊

脚注

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  1. ^ 平成28年度第2回米国派遣訓練(潜水艦)について (PDF)
  2. ^ 令和2年度第1回米国派遣訓練(潜水艦)について (PDF)

関連項目

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外部リンク

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