あゆみ橋 (相模川)
あゆみ橋 | |
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厚木市側から見たあゆみ橋 | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 海老名市 - 厚木市 間 |
交差物件 | 相模川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 海老名市道16号線、厚木市道東町河原口線 |
着工 | 1992年10月 |
開通 | 1996年2月1日 |
座標 | 北緯35度26分42秒 東経139度22分18秒 / 北緯35.44500度 東経139.37167度座標: 北緯35度26分42秒 東経139度22分18秒 / 北緯35.44500度 東経139.37167度 |
構造諸元 | |
形式 | バスケット・ハンドル型ニールセン・ローゼ橋 |
全長 | 236 m |
幅 | 9.5 m |
最大支間長 | 118 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
あゆみ橋(あゆみばし)は、神奈川県海老名市と厚木市を結ぶ、相模川に架かる道路橋である。
歴史
[編集]前史
[編集]この橋の位置には、もともと「相模橋」と称する橋があった(詳細は相模大橋#歴史を参照)。
現在の相模大橋の開通とともに、相模橋は廃橋となったが、地域住民の要望により、流されてもすぐに架け直せるような簡易な構造の沈下橋「相模小橋」を架けることになり、1966年(昭和41年)5月24日に開通した。それ以後、潜水橋に由来する「もぐり橋」という通称で、地域住民に親しまれた。
大雨で橋の一部が流れてしまった場合、海老名市と厚木市が毎年交代で費用を負担することになっていた。しかし台風が多い年は予算超過となる上、毎年交代での費用負担は不公平に見えることもあった。また夜間は危険なため、午後7時から午前5時までは人も含めて全ての通行ができないことになっており、これは地域住民には不便であった。
また幅が狭く、海老名側から厚木方面への一方通行であるため、厚木市民側からは不公平だと言う意見も多かった。
あゆみ橋の開通
[編集]このような理由から、恒久的な橋に架け替えることになった。1992年(平成4年)10月に着工し、1996年(平成8年)2月1日にあゆみ橋が開通した。
なお、あゆみ橋は接続路も含めて、大型車の通行が禁止されており、これら車両は相模大橋に迂回する必要がある。
延伸整備事業
[編集]さがみ縦貫道路の開通や周辺の道路事情の変化により、2009年度(平成21年度)から2012年度(平成24年度)にかけてあゆみ橋延伸整備事業を行うことになった。それに伴い、2012年(平成24年)1月17日から全面通行止めにして工事を実施し、2012年(平成24年)4月27日に工事を完了した。この工事により、橋梁が海老名側へ126.8m延伸された。
建築
[編集]あゆみ橋はバスケット・ハンドル型ニールセン・ローゼ橋である。
- 種別 - 道路橋
- 形式 - バスケット・ハンドル型ニールセン・ローゼ桁
- 橋長 - 236m
- 支間 - 118m
- 幅員 - 9.5m
- 活荷重 - TL-20
- 施主 - 厚木市
- 橋梁設計 - 間瀬コンサルタント
- 橋桁製作 - トピー工業・日本鋼管
ギャラリー
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あゆみ橋(厚木市側上流から)
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夜のあゆみ橋(海老名市側下流から)
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1996年まで使用されていた相模小橋(もぐり橋)。既にあゆみ橋は完成が近い(海老名市側下流から)
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相模小橋(もぐり橋)。欄干はロープを張っただけであった
近隣の橋
[編集](上流)- 新相模大橋 - 上郷水管橋 - 圏央相模川橋 - あゆみ橋
あゆみ橋 - 相模大橋 - 相模川橋梁 (小田急小田原線) - 相模川橋 -(下流)