Yapiko Animation
現地語社名 | Yapiko Animation |
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種類 | 非公開会社 |
業種 | 制作プロダクション |
事業分野 | アニメーション制作 |
設立 | 2012年 |
創業者 |
エディ・メホング=シ=リ(取締役、日本支店長) ジャン=ルイ・バンデストック(代表取締役) セブリーヌ・バルレット(取締役) |
本社 | 、 |
ウェブサイト | https://yapiko.fr/?lang=ja |
Yapiko Animation(ヤピコ・アニメーション)は、フランスと日本に拠点を置くフランスのアニメ制作会社[1][2]。日仏のフリーランスのアニメーターで構成される[3]。
概要
[編集]2012年にエディ・メホング(Eddie Mehong)、ジャン=ルイ・バンデストック(Jean-Louis Vandestoc)、セブリーヌ・バルレット(Séverine Varlette)を中心に設立[1][4]。
日本とフランスをつなぐことで、日本のクリエイティブを活かした作品づくりを目指している[1][5]。
2012年から2013年にかけて、フランスのPollux Animationからの依頼で、Ululeを通じた資金調達により『ASTERION』の2分間のパイロット版を制作[6]。
2013年、日本のpH STUDIOからの依頼で、株式会社ヤマサキのヘアケアブランド「La Sana」のイメージCMのアニメーションを制作[6]。
2014年公開のフランスのコメディ映画『Lou! Journal Infime』の作品内に登場するアニメ『Sidera』を制作[6]。
2015年、カナダのSteambot Studioからの依頼で、Kickstarterを通じた資金調達により『URBANCE』の26分間のパイロット版を制作[1][6]。
2016年7月8日、パリのJapan Expo2016において、磯光雄監督による長編アニメ映画『Les Pirates de la Reunion Le Reveil des dodos』(レユニオンの海賊とドードー鳥)の制作を発表[1][7]。しかし、その後の続報はない。
2017年、ラショーン・トーマス監督によるCrunchyroll初のオリジナル短編アニメ『チルドレン・オブ・イーサ』を制作[8]。同年公開のアニメ映画『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』の制作にフランス在住のフランス人を含むスタッフが多数参加[3][9][10]。
2021年、アメリカのファーストフードチェーン大手のタコベルが東京オリンピックの開催に合わせて復活させた「ナチョフライ」のCM『Fry Force』を制作[注 1][11][12]。製作はニューヨークとロサンジェルスにスタジオがあるCM制作プロダクションのPsyop[11][12]。Yapikoが制作したのは日本のロボットアニメのパロディで、ナチョフライを守るために有人ロボット部隊フライフォースがモンスターと戦うという内容になっている[注 2][13]。
関連人物
[編集]スタッフ
[編集]外部スタッフ
[編集]- 玉村仁(演出)
- 須田正己(故人、アニメ監督、顧問)
- 小林七郎(故人、美術監督、顧問)
- 清水洋(作画監督、キャラクターデザイナー)
- 高橋裕一(作画監督、キャラクターデザイナー)
- 沓名健一(作画監督、キャラクターデザイナー)
- 久保川絵梨子(作画監督、作画)
- 丸加奈子(作画監督、作画)
- セドリック・エロール(キャラクターデザイナー、作画)
- クリストフ・フェレラ(キャラクターデザイナー、作画)
- アントワーヌ・アンタン(キャラクターデザイナー、作画)
- アレクサンドル・ウルマン(作画)
- 西澤千恵(作画)
- 由良野千夏(作画)
- 佐々木梓(色彩設計、色指定)
- ピエール・ジネル(制作進行、翻訳)
- 国島絢香(制作進行)
- 坂本剛一(制作進行)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e “磯光雄監督のオリジナルアニメ フランスの新進スタジオが製作発表”. アニメーションビジネス・ジャーナル (2016年8月1日). 2021年12月23日閲覧。
- ^ “日本のアニメがフランス人クリエイターに与えた影響とは? アニメーターとバンド・デシネ作家がクロストーク”. アニメ!アニメ!. イード (2016年10月26日). 2022年9月19日閲覧。
- ^ a b “TVPaint社と日本のアニメーション業界との関係についてプロダクトマネージャーファブリスさんが語るインタビュー”. TVPaint (2017年4月4日). 2022年9月19日閲覧。
- ^ Camille Hazard (2016年12月7日). “Eddie Mehong: "J’ai été formé par le maître de Miyazaki"” (フランス語). Paris Match 2022年9月19日閲覧。
- ^ “「東京五輪公式アニメーション」「ポケモン」などに作画などで関わるアニメーター郷津春奈氏、「NFT WEEKS TOKYO(銀座)」22・23日に出展”. FASHION TREND (2021年12月20日). 2022年9月18日閲覧。
- ^ a b c d “PROJETS” (英語). Yapiko Animation. 2022年9月19日閲覧。
- ^ “Anime Director Mitsuo Iso Teaming Up With French Studio” (英語). Crunchyroll (2016年7月8日). 2016年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月18日閲覧。
- ^ “LeSean Thomas and Crunchyroll Join Forces for "Children of Ether"” (英語). Crunchyroll (2016年10月7日). 2016年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月19日閲覧。
- ^ 神山健治:Kenji Kamiyama [@kixyuubann] (2017年4月11日). "フランスでの「ひるね姫~知らないワタシの物語~」の公開が決まりました。". X(旧Twitter)より2022年9月19日閲覧。
- ^ Yapiko-Animation [@YapikoAnimation] (2017年4月11日). "フランス在住のスタッフも". X(旧Twitter)より2022年9月19日閲覧。
- ^ a b “Taco Bell’s New Nacho Fries Ad Is A Note-Perfect Mecha Anime Spoof” (英語). Cartoon Brew (2021年7月30日). 2022年9月20日閲覧。
- ^ a b “Taco Bell's Nacho Fries Get a High-Octane Anime Trailer Announcing Their Return” (英語). Adweek (2021年7月22日). 2022年9月19日閲覧。
- ^ “ナチョフライを守るためロボット部隊フライフォースがモンスターと戦うアニメCM「FRY FORCE」をタコベルが公開”. GIGAZINE. 株式会社OSA (2021年7月26日). 2022年9月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- Yapiko Animation (@yapikoanimation) - X(旧Twitter)
- Yapiko Animation (YapikoAnimation) - Facebook