Wikipedia:秀逸な記事の選考/白血病 20120215
賛成/条件付賛成/保留/反対 5/0/0/0 この項目は選考基準の賛成のみ3票以上を満たしています。2012年6月11日 (月) 10:34 (UTC)(2012年6月11日 (月) 19:34 (JST))までに異論がなければ、この項目は秀逸な記事となります。
(ノート) 自薦です。昨年8月にGAをいただきましたが、見直しを続け、さらに査読でご指摘いただいた点も見直してみました。GAをいただいたときよりも54kほどサイズも大きくなっています。白血病は病型がたくさん有り、各病型ごとにまったく違う疾患、Damenaさんの表現を借りればラーメンとスパゲッティをひっくるめて「黄色い麺」としているようなものが白血病、なので、蕎麦やうどんとは違う「黄色い麺」の総論に加えて各論(ラーメンとスパゲッティ)を簡単にまとめてみました。 ぱたごん 2012年2月15日 (水) 13:11 (UTC)
- コメント 内容が充実しており、133kbもの投稿は素晴らしく思います。秀逸な記事に選ばれても良いレベルの幅広い項目が網羅できていると思います。私のような素人がさらっと10分程度読んだだけですが、原爆の項目の所のみコメントさせていただきます。
「原子爆弾と白血病」の項目で「5-10年後に発症はピークを迎え、その後には発症率は急激に低下し通常レベルになっている」と記述されていますが、「原爆による放射線被曝による白血病とがんの発生の違い」の項目では「6-8年後がピークでその後は緩やかに発症率は下がっている」と記述されています。単に私の読みが足りないだけなのかもしれませんが、「急激に低下した」と「緩やかに低下した」では、どちらが正しい見解なのでしょうか? あと、「原爆による放射線被曝による白血病とがんの発生の違い」の項目で、「がん」と平仮名表記されていますが、冒頭で定義(?)されている「癌」と「がん」の違いを反映したものなのでしょうか?よろしければご回答宜しくお願いします。--Crown user 2012年2月16日 (木) 14:58 (UTC)
- 「慢性白血病」と「全白血病」の違いです。慢性白血病は早くにピークを迎え、その後は急激に発症率が低下した。急性白血病は慢性白血病ほどの「ピーキーな」発症はしません。慢性白血病に比べると慢性白血病+急性白血病である「全白血病」では低下傾向は緩やかであったということです。白血病は「がん」であって「癌」ではありません--ぱたごん 2012年2月16日 (木) 16:26 (UTC)
- 追記、慢性白血病は被曝後すぐに(2-8年)増えてすぐに減る。癌はしばらく立って増えるがなかなか減らない。急逝白血病は慢性白血病と癌の中間ということです。--ぱたごん 2012年2月16日 (木) 16:34 (UTC)
- 慢性白血病と全白血病の違いが分かるように書き直しました--ぱたごん 2012年2月18日 (土) 04:56 (UTC)再々追記、記事中にあるように癌は「がん」の一部です。「がん」ではなく癌を取り上げる意義を感じませんでしたので「がん」にしました。--ぱたごん 2012年2月18日 (土) 11:30 (UTC)
- すみません、手違いで直ってなかったです。下書きと本記事の2本立てで修正していたので、直したつもりの版を手違いで前の版の下書きの版に戻してしまったようです。今、改めて直しました。--ぱたごん 2012年2月25日 (土) 11:05 (UTC)
- 追記、慢性白血病は被曝後すぐに(2-8年)増えてすぐに減る。癌はしばらく立って増えるがなかなか減らない。急逝白血病は慢性白血病と癌の中間ということです。--ぱたごん 2012年2月16日 (木) 16:34 (UTC)
- 「慢性白血病」と「全白血病」の違いです。慢性白血病は早くにピークを迎え、その後は急激に発症率が低下した。急性白血病は慢性白血病ほどの「ピーキーな」発症はしません。慢性白血病に比べると慢性白血病+急性白血病である「全白血病」では低下傾向は緩やかであったということです。白血病は「がん」であって「癌」ではありません--ぱたごん 2012年2月16日 (木) 16:26 (UTC)
条件付賛成賛成 非常に充実した内容で、白血病にまつわるほぼ全ての内容が網羅された記事に仕上がっているように感じますが、スタイル的な事や素人目に疑問に感じた事などがいくつかありましたので、各節毎に下記で列挙させていただきます。- 済冒頭部 Wikipedia:スタイルマニュアル (導入部)によれば、「導入部(定義と概要)は記事全体の前置きであると同時に、それ自体で完結したひとつの記事であるべきです」とされています。現状では少し簡潔にすぎるように思います。
- >導入部と概要節を改めました。
- 導入部および概要節を読むことで内容を一通り概観できるような状態に改善されたことを確認しました。
- >カタカナで統一しました。
- 修正を確認しました。
- 済疫学 註11の内容は脚注でなく本文中に組み込んだ方がいいのではないでしょうか?世界的なデータや民族による罹患率の差、高齢者人口が多くなればその当然の帰結として白血病の罹患率も高くなるなどの話は脚注での傍論でなく、本文中の主論として解説すべき内容に思います。これらの話と、疫学節横にある世界の白血病による死亡者数を示した画像とを照らし合わせることで、先進的な治療が受けやすい欧米においてむしろ白血病の死亡者数が比較的多めな事や、アフリカや中央アジアで比較的死亡者数が少ない原因が何となく腑に落ちましたし。ただ、イラクやアフガニスタンで突出して多いのが気になったのですが、これは戦争の影響なのでしょうか?その辺りの説明はもう少しほしいように思います。
- >註11の内容は本文に組み込みました。尚、イラクで白血病が多いのは1991年の湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾のせいではないか?というイラク人医師の推定やジャーナリストの現地レポートなどはいくらでも見つかるのですが、きちんとした研究機関による解析はまだないようです。イラクで白血病が多いのは事実ですが、そしてその原因は普通に考えておそらくは1991年の湾岸戦争の影響ですが、しかし、因果関係を証明する科学的研究はないようです。アフガニスタンについては統計自体がどの程度信頼できるものなのか不明なので(しっかりした政権すらない国なので)百科事典として言及することは控えたほうがよろしいかと思います。
- 本文中に組み込まれたことを確認しました。イラクやアフガニスタンに関しては、しっかりとした研究や統計がないという事であれば、言及を控えるという事で了解しました。
- 済原因 白血病が他のがんと比べて乳幼児を含む若年層にも比較的発生しやすい原因が読んでいてよくわからなかったのですが、「一段階の遺伝子異常でおこる白血病もある」事がその原因なのでしょうか?それとも各論節にあるように、小児の白血病と成人や高齢者の白血病では多く発生する白血病の種類が異なっているのが原因なのでしょうか?ちょっと今の記述ですとその点が分かりにくいですので、どのような原因で白血病は他のがんと比べて若年症にも比較的発生しやすいのかという所を分かりやすく解説するような形の方がよいように思います。また、同じ段落の1行目ではがんのメカニズムとして「何らかの異常」の部分が具体的に列挙されていますが、その下の段落の最終行の部分では「何らかの原因で修復されず」および「なんらかの理由で免れた」の所の「何らか」の部分が具体的に示されていないため、なぜ遺伝子異常が修復されないのか、なぜ免疫系に排除されないのかという「原因」が分かりません。前述のがんのメカニズムの部分のように、その原因を簡単に列挙もしくは脚注での説明があった方がよいように思います。
- >それはまだ分かっていないことです。ただし、白血病は多くの癌に比べて、大きな遺伝子変異があって、その代わりに繁華へのステップは少ないものが多い(から最初の遺伝子変異からがん化までの時間が短い)ことは研究者から示唆されています。書き加えておきました。、
- まだ解明されていないことであるという点、了解しました。
- >「何らかの原因で修復されず」の「何らか」は現代医学では不明なので「何らか」なのです。多くの血液学書が「何らかの」という表現を使っています。しかし、書き改めておきました。
- 不明である点了解しました。より詳しい機構の説明が加筆され、より理解が深まるようになったと思います。
- 済分類 ここまで慢性および急性を一般的な意味だと考えて読み進めてきて、ここで初めて白血病における慢性と急性の意味は一般的な意味とは異なるという説明が出てくるため少し戸惑います。この説明は急性、慢性という言葉が(冒頭部以外で)初めて出てくる概要節辺りで早めに触れておく方が読み手としては嬉しいように感じました。
- >概要節に説明を追加しました。
- 概要節で説明されている事を確認しました。
- 済各論 小児白血病や高齢者の白血病において、それらのグループにおいて統計的にどのような白血病が多いかということはよくわかるのですが、それらのグループのどのような要因が発生する白血病の種類の偏りを生むのかといった理由の部分がよく分かりません。ダウン症小児白血病の部分では、ダウン症児が非ダウン症児の15倍の白血病発症率を示すのはダウン症の小児では血液異常が起こりやすいからであると、その理由が示されているように、成人と小児でALLとAMLの割合が逆転する理由などの説明があった方がよいように思います。
- >各層で白血病の種類の偏りを生むのかといった理由や成人と小児でALLとAMLの割合が逆転する理由は現代医学では解き明かされていないことです。疫学的な事実は判明していてもその原因は明らかではありません。
- 現代医学では未解明であるという点、了解しました。
- 済原子爆弾と白血病 註27の記述の出典が明記されていません。その部分の本文記述の出典となっている放射線影響研究所・原爆被爆者における白血病リスクにはそのような記述は見当たりませんでした。
- >出典を提示しました。
- 加筆によって脚注番号がずれてしまったみたいですが、2012-02-23T11:37:13(UTC)の版で言えば註釈番号28についてです。「実際には過剰発生はこれより多いと思われる。」「過剰発生のオーダー(桁)は変わらないと考えられる。」に書かれた、思われる/考えられるというのが誰の意見なのかが分からない、ということです。註釈の付けられた本文の出典となっている放射線影響研究所・原爆被爆者における白血病リスクによれば「1950年以降の期間に限られている。」とは書かれているものの、1950年以前のデータが無いので実際の過剰発生はさらに多くなるといったことや、発症のピークは調査開始以降なので1950年以前のデータが含まれても大勢には影響しないレベルだといった事は書かれておらず、これらの註釈に書かれた意見が誰のものであるのか、その出典を明記する必要があるように思います。
- ああ、脚注がずれてトンチンカンなことしてしまいました。ごめんなさい。その部分を書いたのは前のことなので記憶が定かでないですが、おそらく註27は私の意見であって文献にあったことではないと思います。なので出典つけず、注釈にしたのでしょう。内容については論理的帰結だと思います。放射線影響研究所の正式なデータ収集は1950年から、しかし、正式なデータ収集でないにせよ地元の医師の報告から1947年から1950年にも過剰発生はあったことは確実と思われる(ここまでは出典あり)→なので「実際には過剰発生はこれより多いと思われる。」という論理構成。しかし、過剰発生の傾向から1947年から1950年の3年間の過剰発生の件数を加えても(ピークは1950年以降でしかも1950年より多い数字が3年以上続いたのだから)桁までは変わらないといういう私の論理です。しかし、削除した方が良いでしょうか?--ぱたごん 2012年2月26日 (日) 07:32 (UTC)
- 追記 脚注4^『幼若細胞に似るため芽球・・血液細胞の赤ちゃんと呼ばれる、ただし、急性白血病の病的赤ちゃん細胞は決して大人にはならず、正常な造血の邪魔をし、悪さをするだけの存在である』これも出典はないです。実は芽球という言葉はきちんと定義されているようで、使う人の立場やシチュエーションで微妙に異なるのです。その辺の微妙さ加減のことまで表立って言及しているものがないので・・これも削りますか?--ぱたごん 2012年2月26日 (日) 09:01 (UTC)
- 状況は了解しました。やはり、記事中に編集者の意見が含まれるというのは好ましいものではないでしょうし、出典元に書かれている山脇卓壮氏による白血病症例の増加の発見に触れる程度に留めるのが妥当なように思います。註釈4については説明は芽球の記事に譲って白血病の記事中の註釈での説明は省いてしまっていいかもしれません。状況によって定義が微妙に変化する用語のさじ加減を言及した出典が無い状態では芽球の方でもしっかりとした説明は難しいかもしれませんが、明確な定義のない曖昧な専門用語の解説まで本記事中で取り扱うのは難しいかなという気がします。--重陽 2012年2月26日 (日) 12:35 (UTC)
- 註釈4は削除しました。註釈27については出典に明示のある被爆後2年から地元の医師が過剰発生に気が付いた旨のみにしました。--ぱたごん 2012年2月26日 (日) 13:50 (UTC)
- 註釈4の削除および27について対応されたことを確認しました。--重陽 2012年2月26日 (日) 14:12 (UTC)
- 註釈4は削除しました。註釈27については出典に明示のある被爆後2年から地元の医師が過剰発生に気が付いた旨のみにしました。--ぱたごん 2012年2月26日 (日) 13:50 (UTC)
- 状況は了解しました。やはり、記事中に編集者の意見が含まれるというのは好ましいものではないでしょうし、出典元に書かれている山脇卓壮氏による白血病症例の増加の発見に触れる程度に留めるのが妥当なように思います。註釈4については説明は芽球の記事に譲って白血病の記事中の註釈での説明は省いてしまっていいかもしれません。状況によって定義が微妙に変化する用語のさじ加減を言及した出典が無い状態では芽球の方でもしっかりとした説明は難しいかもしれませんが、明確な定義のない曖昧な専門用語の解説まで本記事中で取り扱うのは難しいかなという気がします。--重陽 2012年2月26日 (日) 12:35 (UTC)
- 加筆によって脚注番号がずれてしまったみたいですが、2012-02-23T11:37:13(UTC)の版で言えば註釈番号28についてです。「実際には過剰発生はこれより多いと思われる。」「過剰発生のオーダー(桁)は変わらないと考えられる。」に書かれた、思われる/考えられるというのが誰の意見なのかが分からない、ということです。註釈の付けられた本文の出典となっている放射線影響研究所・原爆被爆者における白血病リスクによれば「1950年以降の期間に限られている。」とは書かれているものの、1950年以前のデータが無いので実際の過剰発生はさらに多くなるといったことや、発症のピークは調査開始以降なので1950年以前のデータが含まれても大勢には影響しないレベルだといった事は書かれておらず、これらの註釈に書かれた意見が誰のものであるのか、その出典を明記する必要があるように思います。
- 済日本における白血病患者に対する支援 日本においての支援活動については分かりやすくまとまっているのですが、世界における支援活動などに全く触れられていないため、日本の支援状況が国際的にみてどの程度の充実度であるのかなどが気になります。例えばちょっと調べたところでも、2004年の段階で骨髄バンク登録者数世界一はアメリカで約400万人の登録者がいて日本は25万人に過ぎない(骨髄移植推進財団による骨髄バンクQ&A)といったことが出てきます。また、国際的活動としてオレンジリボンを白血病のシンボルとした啓蒙活動(アウェアネス・リボン)なども行われているようですし、もう少し世界視点での白血病患者に対する支援活動に触れたほうがよいように思います。
- >世界各国の医療事情を国別に書くわけにも行かないし、調べようもないですが、国際協力について書き加えました。オレンジリボンというものは一般には児童虐待防止に関するもの、白血病のアウェアネス・リボンとしてのオレンジリボンはググると少しばかりでてきますが、その実体を確認することは出来ません。一部でそういう活動が行われているのかもしれませんが、「白血病」記事に特記するほどの活動実体があるとは思えません。
- 国際協力について加筆されていることを確認しました。オレンジリボン活動は特記するほどの活動でないという点、了解しました。
- 済脚注 出典節、脚注番号4, 27, 55の外部リンクがリンク切れです。また、脚注番号54, 63, 153において、それぞれ裸のurlが見えているのでtitle等入れたほうがいいのではないでしょうか。
- >リンク切れは解消しました
- リンク切れが解消していることを確認しました。
- >除去しました。
- スタブテンプレートの除去を確認しました。
- 以上、専門的な事は分からない素人目から見て気になった点をこまごまと述べましたが、よろしくお願いします。--重陽 2012年2月17日 (金) 14:41 (UTC)
- 重陽 さん、丁寧なご指摘ありがとうございました。ご指摘にしたがって書き改めました。ご指摘の点が多いので各ご指摘ごとにどのような対応をしたか記載しました。--ぱたごん 2012年2月22日 (水) 10:51 (UTC)
- 対応ありがとうございます。原子爆弾と白血病節に関しては編集による脚注番号のズレで行き違いがあったようですが、上記の通りですので再確認をお願いいたします。--重陽 2012年2月26日 (日) 04:01 (UTC)
- 丁寧なご査読、ご指摘ありがとうございました。うっかりはありましたがご指摘の点は見直しできたとおもいます--ぱたごん 2012年2月26日 (日) 13:50 (UTC)
- こまごまとした点で申し訳なかったですが、対応ありがとうございました。私から指摘した点については全て対応いただきましたので、条件付き賛成票から賛成票に切り替えさせていただきました。--重陽 2012年2月26日 (日) 14:12 (UTC)
- 丁寧なご査読、ご指摘ありがとうございました。うっかりはありましたがご指摘の点は見直しできたとおもいます--ぱたごん 2012年2月26日 (日) 13:50 (UTC)
- 対応ありがとうございます。原子爆弾と白血病節に関しては編集による脚注番号のズレで行き違いがあったようですが、上記の通りですので再確認をお願いいたします。--重陽 2012年2月26日 (日) 04:01 (UTC)
- 重陽 さん、丁寧なご指摘ありがとうございました。ご指摘にしたがって書き改めました。ご指摘の点が多いので各ご指摘ごとにどのような対応をしたか記載しました。--ぱたごん 2012年2月22日 (水) 10:51 (UTC)
保留ご苦労様です。重陽さんと異なり、眺めただけの印象ですが、段落(節)「分類」と「各論」の関係が、実は査読依頼の段階で目にしたときから気になっています(色々あって書きそびれてきたもので)。「分類」は「急性」「慢性」などで区分されていますが、「各論」は小児白血病などがたてられていますが、記事の印象からは患者の属性だけで区分されたものではないようで、主にどういう観点から区分・記述されているのかが、素人目には率直なところわかりづらいものがあります。--GDSTCB 2012年2月18日 (土) 12:26 (UTC)- 要は縦割り、横割りなのです。インフルエンザでもA型インフルエンザとかB型インフルエンザと分けます。白血病で言えば慢性・急性・骨髄性・リンパ性の違いです。また小児がインフルエンザにかかったとき(小児は抗体を持っていないが、代わりに適応力がある)と老人がインフルエンザにかかったとき(老人は抗体を沢山の種類持っているが、代わりに適応力に乏しい)は違います。これは白血病記事で小児白血病と高齢者白血病のの説明の違いみたいなものです。布地に例えれば、縦糸の説明、横糸の説明、模様の説明(ATLとか系統不明な白血病とか)糸の材質の説明、染色剤の違いの説明のようなものです。基本的には医学会の分類に沿っています。--ぱたごん 2012年2月18日 (土) 12:47 (UTC)
- ご指示が明確でないので逆にGDSTCBさんに問いたいのですが、小児白血病と高齢者白血病の節を「年齢の違いによる白血病」節、それ以外の白血病の特異な病型の説明を「各論」にすればよろしいですか?利用者:ぱたごん/下書きで試しに組み替えてますが、ご覧いただけたら幸いです--ぱたごん 2012年2月19日 (日) 02:49 (UTC)
- 要は縦割り、横割りなのです。インフルエンザでもA型インフルエンザとかB型インフルエンザと分けます。白血病で言えば慢性・急性・骨髄性・リンパ性の違いです。また小児がインフルエンザにかかったとき(小児は抗体を持っていないが、代わりに適応力がある)と老人がインフルエンザにかかったとき(老人は抗体を沢山の種類持っているが、代わりに適応力に乏しい)は違います。これは白血病記事で小児白血病と高齢者白血病のの説明の違いみたいなものです。布地に例えれば、縦糸の説明、横糸の説明、模様の説明(ATLとか系統不明な白血病とか)糸の材質の説明、染色剤の違いの説明のようなものです。基本的には医学会の分類に沿っています。--ぱたごん 2012年2月18日 (土) 12:47 (UTC)
現状の記事を読んだ印象、ぱたごんさんの上記ご説明などから、ぱたごんさんご提示のようなイメージなのかな、と思います。記事に反映されたら、確認の上「保留」を外すことを検討したいところです。--GDSTCB 2012年2月19日 (日) 05:21 (UTC)
- 記事に反映しました。--ぱたごん 2012年2月22日 (水) 10:51 (UTC)
- とりあえず保留を除去しました。--GDSTCB 2012年2月22日 (水) 20:12 (UTC)
- 記事に反映しました。--ぱたごん 2012年2月22日 (水) 10:51 (UTC)
条件付賛成賛成 大変な労作で、読むだけで大変な時間を要しました。医学的知識は薄いので、記載事項が正しいのか、きちんと記載すべきことを網羅できているのかを判断することはできないのですが、ぱたごんさんが多くの文献を読みこなして記載したようなのでこの点については信頼したいと思います。読んでいて疑問に思ったところ、表記がおかしいところを指摘します。他に表記ガイドに沿わない表記もあったのですが、細かいところまではいいだろうと思って指摘しないことにします。
- 「概要」節、「白血病は治療が困難であったため、不治の病とのイメージを持たれてきた。白血病は不治の病のイメージが強く、」というつながり方は何か不自然です。修正できないでしょうか。
- たしかに変な日本語です。直しました。
- 「歴史」節、「抗がん剤Ara-cとダウノルビシンの多剤併用療法」が2回続けて文章に出てくるのが不自然なので修正できないでしょうか。
- たしかに単純な重複です。細々直しているうちに重複した箇所は多いです。直しました。
- 「歴史」節、最初に発見したドイツ人学者のVirchowをウィルヒョウと表記するのは違和感がありますが、このようなものなのでしょうか。ドイツ語のvは英語のfの発音をするはずなので、フィルヒョウのようになるように思いますが。
- 血液学書で「フィルヒョウ」を見たことはありません。血液学書ではすべて「ウィルヒョウ」です。が、ググると血液学以外では「フィルヒョウ」も見られます。Virchowを基本に書き改めました。
- 「症状」節、「骨髄で白血病細胞が増加するために」とあるのにその後で「白血球減少に伴い」とあるのが変な感じがします。「正常な白血球が減少する」ということではないでしょうか。
- 「正常な白血球が減少する」に直しました。
- 「疫学」節、日本を主体に書くのはまずくないでしょうか。世界的にどういう傾向があるかをまず書いて、その後に地域ごとの特徴を書くという方が良い気がします。日本での情報の方が揃えやすいのでしょうけど。
- NCIのデータを追加の上書き改めました。
- 「原因」節、「成人T細胞白血病や放射線被曝、明らかな化学物質などが原因と推察できる白血病は限られ」というのは変です。間を抜くと、「成人T細胞白血病が原因と推察できる白血病は限られ」となってしまい、成人T細胞白血病が他の白血病の原因ということになりますが、そうではないですよね。
- 確かに日本語が拙かったです、直しました。
- 註釈の4番、「フラデルフィア遺伝子」とあるのは、その後の14番にある「フィラデルフィア遺伝子」と同じものではないでしょうか。であれば、表記は統一しておくべきかと思います。
- 単純なタイプミスです。直しました。
- こうした指摘事項が修正されましたら賛成票としたいと思います。--Tam0031(会話) 2012年4月4日 (水) 15:19 (UTC)
- Tam0031さん。丁寧なご査読ありがとうございました。ご指摘の点はごもっともです。(私のことだから意図せざる抜けがあるかもしれませんが)ご指摘の点は直しておきました。検証賜れば幸いです。--ぱたごん(会話) 2012年4月5日 (木) 12:36 (UTC)
- すべて修正されていることを確認しました。血液学でウィルヒョウが標準なら、そちらで書いてもよかったとは思います。条件付賛成票を賛成票としました。あと1人賛成票が付くことを期待します。--Tam0031(会話) 2012年4月5日 (木) 13:35 (UTC)
- Tam0031さん。丁寧なご査読ありがとうございました。ご指摘の点はごもっともです。(私のことだから意図せざる抜けがあるかもしれませんが)ご指摘の点は直しておきました。検証賜れば幸いです。--ぱたごん(会話) 2012年4月5日 (木) 12:36 (UTC)
コメント 「pp145-410」や「pp.1425-26,1436-1437」といった妙なページ表記がありますが、確認・修正をお願いします。--氷鷺(会話) 2012年4月24日 (火) 15:33 (UTC)
- 氷鷺さん。校正および丁寧なご査読ありがとうございます。
- まず、「pp145-410」について。阿部の「pp145-410」は実際に出典なのです。300ページ近い文献ですが、各白血病の病型(100くらいあります)の各病型ごとに細胞学的な特徴と見つかっている染色体変異・遺伝子異常を載せている文献です。膨大な資料なのですが、それを簡単にまとめると『細かく分類すると数十種類に及ぶ白血病では判明している遺伝子異常の数は多いが(中略)大半の白血病では多くの遺伝子異常は見つかっていても共通で決定的な原因となる遺伝子異常は明らかでない。』とまとめられてしまうのです。今の脚注は「阿部 達生 編集『造血器腫瘍アトラス』改訂第4版、日本医事新報社、2009年、pp145-410」ですが、これを「阿部 達生 編集『造血器腫瘍アトラス』改訂第4版、日本医事新報社、2009年、pp.148、159、160、164、174、175、192、193、194、195、206、214、215、216、226、231、235、241、258、259、260、261、267、289、290、291、293、294、299、306、309、319、324、327、328、334、340、343、347、354、361、370、377、381、387、392、399、403、410」とした方がいいでしょうか?いかがいたしましょう?
- 2つ目「pp.1425-26,1436-1437」について 『三輪血液病学』の「pp.1425-26,1436-1437」についてですが今の『浅野茂隆、池田康夫、内山卓 監修 『三輪血液病学』文光堂、2006年、pp.1425-26,1436-1437』 は『浅野茂隆、池田康夫、内山卓 監修 『三輪血液病学』文光堂、2006年、pp.1425-26』と『浅野茂隆、池田康夫、内山卓 監修 『三輪血液病学』文光堂、2006年、pp.1436-1437』に
わかる分けるということでよろしいでしょうか?--ぱたごん(会話) 2012年4月25日 (水) 11:18 (UTC) 訂正--ぱたごん(会話) 2012年4月25日 (水) 14:17 (UTC)- 内容云々ではなく表記に関する指摘ではないでしょうか。つまり、
- 「pp145-410」は「pp」との後ろのピリオド( . )抜け
- 「pp.1425-26,1436-1437」はページ数の桁抜け(「pp.1425-1426,1436-1437」下線部)
- と思いました。実際のところどうなのかは、氷鷺さんにお訊きいただくのがよろしいと思いますが。--ikedat76(会話) 2012年4月27日 (金) 06:16 (UTC)
- 内容云々ではなく表記に関する指摘ではないでしょうか。つまり、
- Ikedat76さん、ご指摘ありがとうございます。そうですね、私が抜かっていました。氷鷺さんのご指摘の意図がIkedat76さんのご指摘とおりだとすると申し訳なかったです。ご指摘の箇所は直しておきました。--ぱたごん(会話) 2012年4月27日 (金) 10:48 (UTC)
- ああ、申し訳ないです。直したつもりが直ってなかったです。直したのは<ref name="『三輪血液病学』p1425-1426,1436-1437">のほうでした。ダブルエラーしましたが、今度こそは直ったと思います。--ぱたごん(会話) 2012年5月6日 (日) 07:47 (UTC)
- Ikedat76さん、ご指摘ありがとうございます。そうですね、私が抜かっていました。氷鷺さんのご指摘の意図がIkedat76さんのご指摘とおりだとすると申し訳なかったです。ご指摘の箇所は直しておきました。--ぱたごん(会話) 2012年4月27日 (金) 10:48 (UTC)
賛成 選考期限ギリギリで申し訳ございません。遅ればせながら賛成票を投じさせていただきます。当記事がFA選考に出されていた当初より、折を見て記事を読ませて頂いておりましたが、Tam0031さん同様、なにぶん専門的な知識を持ち合わせておりませんので、この疾患を解説する上で、この記載内容が正確で、網羅性を持った的確なものであるのかを判断することが難しく、賛否をつけさせていただくことを躊躇しておりました。しかし、現状の記載内容が多数の文献を出典とし、脚注を用いて丁寧に編集されていること。指摘された問題点に対して的確な修正が行われていることなどから賛成票を投じたいと思います。白血病は今でこそ治療方法の全く無い「不治の病」ではなくなりつつありますが、依然として治癒の困難な疾患であり、今日も世界中で多くの医師や研究者によって、治療、治療法の研究、新薬の開発が行われ、たくさんの患者さんが闘っておられます。この疾患に対する見解や観点は専門的に突き詰めれば、研究者それぞれの見解があるでしょうし、治療法などは日々進歩し、これもまた、さまざまな意見や見解があると思います。仮にこの記事の内容が、実情にそぐわなかったり、古い情報になったとしても、その都度、出典を元にして編集がされていくことでしょう。現状の記載内容は、この疾患の全体像を把握するのに優れた構成でありますし、重陽さんや、Tam0031さんが御指摘された問題点もクリアされ、表記の問題点や文章としておかしなところはありません。多数の専門的文献を精査され、百科事典の記事としてまとめ上げられた秀逸な記事であると思います。--さかおり(会話) 2012年5月14日 (月) 15:43 (UTC)
賛成 条件付賛成 脚注や参考文献を見てわかるとおり、学術論文を含む多数の資料を渉猟して作成された、質量ともに大変な力作で、読む側もそれなりの覚悟が要ったのですが、興味深く読ませていただきました。
この記事は、基本事項だけではなく、人種・性別・年齢による違いをデータ付きで詳説し、マウスを使用した動物実験まで触れるなど、さまざまな視点から記事の充実がはかられています。また、日本のみならず海外の状況にも目を配り、「将来の治療法」のように過去だけでなく未来のことにも触れています。白血病という名称と実際の血液の色との比較は面白く読ませていただきましたし、白血病には「成人T細胞白血病」のような感染するタイプもあり、しかも日本が多いとは、驚きでした。
この記事はだいへんなボリュームですが、読者が理解しやすいように、写真だけではなく多数の図版が用意されています。また、膨大かつ専門性の高い文章ですが、節の冒頭にその節の概要を説明する文を入れるなど、見通しを良くする工夫をされています。
比較のため、近所の図書館で『世界大百科事典』(平凡社、2007年改訂)を見てみましたが、こちらは1概要、2白血病の原因、3症状および経過、4白血病の診断、5白血病の治療と予後、6家畜の白血病の6部構成となっており、本記事は「家畜の白血病」以外はすべてそろっていました。逆に本記事では、原子爆弾との関係や患者への支援体制など、『世界大百科事典』には無い内容があります。よって、市販の百科事典と比較しても、現時点において最高水準の品質を誇っていいのではないかと思います。
ただ、いくつか気になった点があり、瑣末な点も含めて以下に列記したいとおもいます(私は医学素人なので、素人なりの視点ですが・・・)。
- (済み5/26)冒頭「白血病(はっけつびょう、英名:Leukemia)は簡単には「血液のがん」といわれ」の「簡単には」という表現が気になりました。ここは「一般には」というべきではないでしょうか?
- 簡単にはを取って『白血病は「血液のがん」ともいわれ、』にしてみました。いかがでしょう?
- (Whaa)修正を確認しました。修正により、良くなったと思います。
- (済み5/29)
(?5/26)概要節などで、白血病の発見者が欧文表記で「Virchow」になっていますが、該当の記事に合わせて「ウィルヒョー」にすべきではないでしょうか。ウィルヒョウかフィルヒョウかは、記事「ルドルフ・ルートヴィヒ・カール・ウィルヒョー」のノートでの決着に委ねてよいと思います。ちなみに『世界大百科事典』(平凡社、2007年改訂)では「フィルヒョー」となっていました。
- ウィルヒョーにしました
- (Whaa)
概要節に「Virchow」が残っております。「19世紀にドイツの病理学者Virchow(ウィルヒョウ,フィルヒョウ)が・・・」の部分です。それ以外の修正は確認しました。修正を確認しました。
- (Whaa)
- (済み5/29)概要節などで「急性-慢性」分類の説明は詳しいですが、「骨髄性-リンパ性」分類の説明がほとんどありません。「骨髄性-リンパ性」も詳しく説明する必要があると思います。白血病を4つに大別する重要な要素にしては、アンバランスを感じました。
- 概要節・症状節で「骨髄性-リンパ性」の説明をおもに注釈で付け加えました。
- (Whaa)修正を確認しました。
- (済み5/29)第3節「症状」では、急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病の違いに触れていません。『白血病・悪性リンパ腫がわかる本』(永井正、2008年)によれば、「急性リンパ性白血病であれば、リンパ節や肝臓、脾臓の腫れが多く見られますが、急性骨髄性白血病ではあまり多く見られません」(p14)とあり、症状に差異があるようです。急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病は白血病の4大区分のひとつなので、その違いにも触れる必要があると思います。
- 症状節に加筆しました。
- (Whaa)修正を確認しました。
- (済み5/29)第4節「検査」については、白血病の確定診断である「骨髄検査」の扱いに疑問を感じました。『白血病・悪性リンパ腫がわかる本』(永井正、2008年)によれば、「白血病の診断は、・・・血液検査から始まり、骨髄検査で確定診断をします」(p18)とあり、まず血液検査を説明してから骨髄検査について詳述しています(骨髄穿刺、骨髄生検、染色体、表面抗原など)。また、骨髄検査が終わった後、必要に応じて、CT検査、脳脊髄液検査、細菌培養検査といった検査を実施する、とあります。兵庫県立がんセンターのサイトでも確認してみましたが、「第2回目は、白血病についてです。」では「血液検査で異常があれば、次に骨髄検査だ。骨髄検査は、白血病かどうかを決めるために一番大切な検査なんだ」とあります。よって、骨髄検査はかなり重要な位置付けがなされていると思われますが、本記事では、その説明があまりに薄く感じました。リンク先に「骨髄検査」がありますが、こちらには白血病に関する記述がありません。血液検査とのバランスの上でも、「白血病」にもある程度の記述が必要ではないかと思います。
- 検査節に加筆しました。この加筆では永井 正 著『図解白血病・悪性リンパ腫がわかる本』法研、2008年、p.18を使わせていただきました。この本は小さな図書館でも大抵有りますね。私の近所の図書館にもありました。
- (Whaa)修正を確認しました。
- (済み5/26)第5節「疫学」で「アメリカに住む各人種/民族毎の全白血病の罹患率(2005年-2009年)」という表が、突然出てきます。表自体はたいへん興味深いのですが、突如、アメリカの表が出てくることについて、記事の本文には何も説明がありません。おそらく参考としてアメリカの状況をあげたと思いますが、その場合は、「参考としてアメリカの状況を示す」というような一文が必要に思います。今のままでは、一見、アメリカの状況をもって全世界にそのまま一般化してしまっているようにも見えますので。
- たしかに突然ですね。説明を加えました
- (Whaa)修正を確認しました。
- (済み5/26)同じ第5節「疫学」で「2005年日本における「がん」と白血病の患者数と白血病/がんの割合」という表がありますが、10-19、25-49、55-59等の年代が除去されている理由の説明がなく、気になりました。また、出典を見てみましたが、ちょっと探すのが手間だったので、たとえば、「全がん患者数は全部位(pp.74-75最上段)、白血病患者数はC91-C95白血病(pp.76-77)参照」と出典に付け加えてくれると、読者は助かると思います。
- 全部載せることも大きさの問題があるのでデータを抜粋したのですが、たしかに分かりにくいです。手を入れてみました。いかがでしょう?
- (Whaa)表及び出典の修正を確認しました。元データとの照合、百分率の確認を行いましたが、ともに問題ありません。また、原則10歳刻み表記にしたことで、抜粋の意図がわかりやすくなったと思います。
- (済み6/4)
(?6/3)(?6/2)(?5/30)第8節「治療法」冒頭の総論部分には、完全寛解後の寛解後療法(地固め療法)には触れていないようです。『白血病・悪性リンパ腫がわかる本』によれば、寛解導入療法→完全寛解→寛解後療法(地固め療法)→経過観察という流れがあるとのことなので(p27)、本記事でも記述が必要に感じました。
- 寛解導入療法→完全寛解→寛解後療法(地固め療法)→経過観察という流れは急性白血病です。慢性白血病は違います。で、急性骨髄性白血病でその流れは説明し、急性リンパ性白血病では「基本的に同じ考え方」としています。
- (済み6/2)(Whaa-1)確かに「寛解導入療法→完全寛解→寛解後療法(地固め療法)→経過観察」の流れは、急性白血病でしたね。失礼いたしました。そこで、改めて第8節全体を読み返したのですが、白血病全般の治療法を扱っている節の一番最初の段落の【註19】で「第一寛解期からの地固め療法でそのまま治癒になる可能性が高く」とあったので、「地固め療法」は急性白血病に限った話ではないのかと疑問に思った次第です。慢性骨髄性白血病の急性期を含んでいるのかもと思い、記事の細節「8.3慢性骨髄性白血病の治療」も見てみたのですが、こちらは慢性期の治療の記述が中心で、急性期については「急性期に移行した場合には分子標的薬も有効とも限らず移植医療が適用になることが多い」としか記述が無く、記事「慢性骨髄性白血病」にも書かれていませんでした。『白血病・悪性リンパ腫がわかる本』(永井正、2008年、p111)では、表面抗原検査で骨髄性かリンパ性かを判断した上で、急性骨髄性あるいは急性リンパ性の治療が一般的には行われるという記述程度ではっきりとは書かれておらず、すっきりとしません(おそらく同じ治療法なのでしょうが)。
- (済み6/2)(Whaa-2)第8節全体を読み返した際に見つけたのですが、「8.3慢性リンパ性白血病の治療」で「National Cancer Insititute-sponcered Working Group」とありますが、正しくは「National Cancer Institute-sponsored Working Group」ではないでしょうか。
- 直しました。修正には3版使っていますので差分を見るときには3版前と比べて下さい。--ぱたごん(会話) 2012年5月31日 (木) 14:33 (UTC)
- (Whaa)上記の(Whaa-1)(Whaa-2)とも修正を確認しました。下記の(Whaa-3)以降は、再度の確認作業中に見つけたものです。--Whaa(会話) 2012年6月2日 (土) 01:01 (UTC)
- 直しました。修正には3版使っていますので差分を見るときには3版前と比べて下さい。--ぱたごん(会話) 2012年5月31日 (木) 14:33 (UTC)
- (済み6/3)(Whaa-3)【註釈19】で「状況によっては第一寛解期(最初の寛解で再発はまだしていない)期に移植を推奨」と期が重複しています。
- (済み6/3)(Whaa-4)第5段落(「造血幹細胞移植では、」で始まる段落)に関連してですが、『白血病・悪性リンパ腫がわかる本』によると、「造血幹細胞移植」は、事前に保存しておいた患者本人の造血幹細胞を戻す「自家造血幹細胞移植」とヒト白血球型抗原(HLA)が一致した他人(ドナー)の造血幹細胞を入れる「同種造血幹細胞移植」の2種類に大きくは分けられるとのことです(p34)。しかし、記事では、「HLA型の一致した健康人の正常な造血幹細胞を移植」とあるので「同種造血幹細胞移植」を記述していると思うのですが、「自家(自己)造血幹細胞移植」については触れないでよいのでしょうか。『白血病・悪性リンパ腫がわかる本』には「この2つは、名前は似ていますが治療法としては全く異なります」(p34)とあり、がんプロ.com「急性骨髄性白血病」では利点と欠点についての記述があります(ただ、『白血病・悪性リンパ腫がわかる本』では「白血病ではほとんどの場合、同種造血幹細胞移植が行われています」(p34)とあるので、「自家造血幹細胞移植」は註釈扱いでも良い気はしますが…。)。
- (済み6/3)(Whaa-5)第5段落で「しかし、この強力な治療によって正常な造血細胞も死滅するので」とありますが、後段の「正常な造血幹細胞を移植」も含めての治療だと思うのですが。であれば、たとえば「しかし、前処置によって正常な造血細胞も死滅するので」のようにしてみてはどうでしょうか。
- (済み6/3)(Whaa-6)第6段落で「しかしこの方法(白血病細胞の全滅を目指して致死量をはるかに超えた超大量の抗がん剤や放射線を使う通常移植の前処置)はあまりにも強力な治療のため、」は表現が前段落冒頭と重複しているので、「通常移植の前処置は、致死量をはるかに超えた超大量の抗がん剤や放射線を使用するため、」のようにしてみてはどうでしょうか(冒頭の「しかし」も直前の文と重複しているので、削除してみました)。
- (済み6/3)(Whaa-7)細節「急性骨髄性白血病の治療」の【註釈24】で「呼吸不全が生じることがある、またATRA単剤では」とありますが、ここは「呼吸不全が生じることがあり、またATRA単剤では」だと思われますが、いかがでしょうか。
- (済み6/4)
(?6/3)(Whaa-8)細節「慢性骨髄性白血病の治療」で、「グリベックは慢性骨髄性白血病は遺伝子変異によって作られた異常なBcr-Abl融合タンパク(自己………)が異常な細胞分裂を促すシグナルを伝達をするのを阻害する薬」となっており、主語の重複等があるようです。
- 直しました--ぱたごん(会話) 2012年6月2日 (土) 05:11 (UTC)
- (Whaa)上記の(Whaa-3)~(Whaa-7)の修正を確認しました。(Whaa-8)については、前半の「は」の修正は確認しましたが、後半の「シグナルを伝達をするのを阻害する薬」の部分の「を」の重複の修正がまだのようです。--Whaa(会話) 2012年6月3日 (日) 15:09 (UTC)
- 終了--ぱたごん(会話) 2012年6月3日 (日) 15:27 (UTC)
- (Whaa)修正を確認しました。--Whaa(会話) 2012年6月4日 (月) 10:34 (UTC)
- 終了--ぱたごん(会話) 2012年6月3日 (日) 15:27 (UTC)
- (Whaa)上記の(Whaa-3)~(Whaa-7)の修正を確認しました。(Whaa-8)については、前半の「は」の修正は確認しましたが、後半の「シグナルを伝達をするのを阻害する薬」の部分の「を」の重複の修正がまだのようです。--Whaa(会話) 2012年6月3日 (日) 15:09 (UTC)
- 直しました--ぱたごん(会話) 2012年6月2日 (土) 05:11 (UTC)
- (済み5/26)第8節「治療法」のうち「急性骨髄性白血病の治療」の第3段落で、「オールトランスレチノイン酸」という言葉を使用されていますが、ウィキペディアでは既に「トレチノイン」という記事がありますので、こちらにリンクを貼られてはいかがでしょうか。『白血病・悪性リンパ腫がわかる本』(永井正、2008年)では、一般名として「トレチノイン」の名をあげています(p60)。
- アドバイスのとおりにしました
- (Whaa)修正を確認しました。
- (済み5/26)第11節「年齢による白血病の違い」の「小児白血病の疫学」で「小児白血病で特徴的なのは慢性白血病が少なく5%程度、ほとんどが急性白血病であり」とありますが、「5%程度」の前後の括弧が欠けているようです。
- アドバイスのとおりにしました
- (Whaa)修正を確認しました。
- (済み5/26)同じ第11節「年齢による白血病の違い」の「小児白血病の治療」で、寛解導入療法・強化療法の説明はありますが、聖域療法・維持療法の説明がありません。
- 分かるようにしておきました
- (Whaa)修正を確認しました。
- (済み5/26)同じ第11節「年齢による白血病の違い」の「ダウン症小児白血病」で、「非ダウン児に比べると三歳未満のダウン症の小児では」とあり、ここだけ漢数字になっています。
- 直しました
- (Whaa)修正を確認しました。
- (済み5/26)第12節の節名「各論」も気になります。「総論」に対する「各論」なので、第12節以外の「歴史」とか「症状」とか「治療法」もすべて「各論」に該当すると思います。かといって上手い節名も思い浮かばないのですが、たとえば節名を「その他の白血病」として、節の冒頭に「上述以外にも様々な白血病がある。以下に述べる」というような文章を置く方法が考えられると思います。
- アドバイスのとおりにしました
- (Whaa)修正を確認しました。
- (済み5/26)同じ第12節「各論」の「成人T細胞白血病」で、「日本では100万人以上のHTLV-1ウイルス感染者がいるが、HTLV-1ウイルスに感染してもほとんどの感染者は一生のあいだ白血病を発症することはなく、HTLV-1ウイルス感染者のうち一生涯で白血病を発症する者は数%である。日本では100万人以上のキャリア(ウイルス保持者)がいるが、成人T細胞白血病の発症は年間600-700人程度であり」と表現が重複しています。整理すれば、すっきりとすると思います。
- アドバイスのとおりにしました。こまごま直しているうちに重複してしまったところは多いです
- (Whaa)修正を確認しました。すっきりしたと思います。
- (済み5/26)同じ第12節「各論」の「系統不明な白血病」で、「細胞であると考えられる。[141]。」「細胞の性質もある程度違ってくる。[142]。」と出典番号の前後の句読点がダブっています。
- アドバイスのとおりにしました。こまごま直しているうちに重複してしまったところは多いです
- (Whaa)修正を確認しました。
以上の点が対応されましたら、賛成票に切り替えたいと思います。
また、以下の3点2点について付加されれば、更なる充実が図れると感じました。この3点2点は将来的な加筆を期待するだけなので、賛成票の条件とはしません(先に述べたとおり、現時点においても、既に百科事典の記事としては最高水準に達しているため)。
- 第14節「原子爆弾と白血病」はたいへん興味深いです。内容としては、白血病と放射線の関わりを述べている節なので、米ソ等の核実験の影響や、チェルノブイリなどの原発事故、放射線技師や原発労働者の発症リスクなどを視野に入れていくと、より充実した内容に発展していくと思います。
- そういうご指摘は出るとおもってました。しかし、チェルノブイリは国際機関の発表データを捏造だという人は多いです。しかし、世の反原発の人のレポート・言い分もあまりきちんとしたものではないです。で、だれにも十分納得される基礎データがありません。
- (Whaa)了解しました。ただ、原発の問題がホットな昨今では、何らかの形で触れた方が良いのではないかと感じました。記述内容としては、たとえば、信頼できる基礎データが無い状況や、対立している意見の概要といったところでしょうか。将来的には、そのような部分も包含されると良いと思います。
- 私が参考にした『世界大百科事典』(平凡社、2007年改訂)では、動物の白血病についても記述があります。この百科事典によると、ウシやネコにも白血病があり、類型や原因にも触れています。動物をカバーすれば、本記事の完成度がさらに高まると思います。
- 簡単ですが動物の白血病節を作って見ました。
- (Whaa)私の将来的な加筆希望に、こんなにすぐに対応されるとは思ってもいませんでした。ありがとうございます。白血病は、ウシやネコだけではなく、実に広範な動物にある病気なのですね。しかも、ヒトでは例外扱いのウイルス感染が多いとは驚きです。
- 私が参考にした『白血病・悪性リンパ腫がわかる本』(永井正、2008年)には、妊娠中に白血病を発症した場合について、妊娠初期のケース、妊娠中期以降のケース、新生児への影響についての言及があります(pp.40-42)。また、化学療法による不妊と対策についても記述があります(p.40)。この部分もカバーすれば、本記事の完成度がさらに高まると思います。
以上、いろいろと書き連ねましたが、よろしくお願いいたします(選考期間のギリギリになってすみません)。--Whaa(会話) 2012年5月21日 (月) 15:15 (UTC)
- 丁寧な査読・ご指導ありがとうございました。一つ一つ点検してみました。直していないところも直したところも有ります。それぞれご指摘ごとに対応の趣旨を書き込みました。ご手数ですがご検討下さい--ぱたごん(会話) 2012年5月22日 (火) 14:48 (UTC)
- 私の細々とした指摘に早々に対応していただきありがとうございました。とりあえず、本日、確認が容易なものにコメントし、「(済み)」表記をしておきました(なお、修正が確認できなかったもの等については「(?)」と表記し、コメントしてあります)。残りの案件の確認は明日以降いたします。--Whaa(会話) 2012年5月26日 (土) 02:52 (UTC)
- 本日、修正を確認したものを更新しました。残りの1件は目下作業中でして、のちほど更新したいと思います。--Whaa(会話) 2012年5月29日 (火) 14:22 (UTC)
- 本日、最後の案件についてもコメントいたしましたので、ご検討ください。医学分野は専門性が高く歯応えがあり、検証用の本も見たりするので、時間がかかってしまいました。お待たせして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。--Whaa(会話) 2012年5月30日 (水) 15:53 (UTC)
- 直しました。修正には3版使っていますので差分を見るときには3版前と比べて下さい。--ぱたごん(会話) 2012年5月31日 (木) 14:33 (UTC)
- 修正箇所を中心に読み直していたところ、気になるところがいくつか出てきました。上にコメントをしておきましたので、対応をお願いいたします。この修正で特に問題がなければ、賛成票に移行したいと思います。--Whaa(会話) 2012年6月2日 (土) 01:01 (UTC)
- 直しました--ぱたごん(会話) 2012年6月2日 (土) 05:14 (UTC)
- 修正箇所を確認しましたが、1か所だけ残っていました(上にコメントしてあります)。非常に細かなところなので私自身が編集しようかとも思いましたが、今は選考する立場なので、手を出すのはなるべく避けた方がよいと思い直しました。ですので、お手数ですが対応をお願いいたします。--Whaa(会話) 2012年6月3日 (日) 15:09 (UTC)
- 修正を確認できたので、賛成票に切り替えました。なお、将来的な加筆を期待する部分について、上記のとおり妊娠・出産関係を追加しました。この部分が加筆されれば、より記事の完成度が高まると思います。お疲れ様でした。--Whaa(会話) 2012年6月4日 (月) 10:34 (UTC)
- 修正箇所を確認しましたが、1か所だけ残っていました(上にコメントしてあります)。非常に細かなところなので私自身が編集しようかとも思いましたが、今は選考する立場なので、手を出すのはなるべく避けた方がよいと思い直しました。ですので、お手数ですが対応をお願いいたします。--Whaa(会話) 2012年6月3日 (日) 15:09 (UTC)
- 直しました--ぱたごん(会話) 2012年6月2日 (土) 05:14 (UTC)
- 修正箇所を中心に読み直していたところ、気になるところがいくつか出てきました。上にコメントをしておきましたので、対応をお願いいたします。この修正で特に問題がなければ、賛成票に移行したいと思います。--Whaa(会話) 2012年6月2日 (土) 01:01 (UTC)
- 直しました。修正には3版使っていますので差分を見るときには3版前と比べて下さい。--ぱたごん(会話) 2012年5月31日 (木) 14:33 (UTC)
- 本日、最後の案件についてもコメントいたしましたので、ご検討ください。医学分野は専門性が高く歯応えがあり、検証用の本も見たりするので、時間がかかってしまいました。お待たせして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。--Whaa(会話) 2012年5月30日 (水) 15:53 (UTC)
- 本日、修正を確認したものを更新しました。残りの1件は目下作業中でして、のちほど更新したいと思います。--Whaa(会話) 2012年5月29日 (火) 14:22 (UTC)
- 私の細々とした指摘に早々に対応していただきありがとうございました。とりあえず、本日、確認が容易なものにコメントし、「(済み)」表記をしておきました(なお、修正が確認できなかったもの等については「(?)」と表記し、コメントしてあります)。残りの案件の確認は明日以降いたします。--Whaa(会話) 2012年5月26日 (土) 02:52 (UTC)
- コメント Virchowの件について、私はドイツ語の発音を考えるとフィルヒョウではないかと問いましたが、そうしなければならないという確信をもって言ったわけではないです。その分野でそう読むことが慣例であれば、そちらを採用して構わないという考えです。ウィルヒョーで立てた記事があるのであればとりあえずその名前を使っておいて、名前への疑問は当該記事のノートで議論して決めればよいのではないか、ということをWhaaさんは言っておられるように思いますし、私もそれに同意します。--Tam0031(会話) 2012年5月22日 (火) 16:04 (UTC)
- Tam0031さんの仰せならば・・--ぱたごん(会話) 2012年5月23日 (水) 10:32 (UTC)
賛成 素人なので詳しく発言することは出来ないんですけど、私は賛成です。
記事の内容が0.999...と比較しても同じくらいに素晴らしいと思います。(あくまで個人の見解です)--Azbstks1218(会話) 2012年5月25日 (金) 07:00 (UTC)
(秀逸)賛成のみ3票以上より1週間、特に異論がありませんでしたので、この項目は秀逸な記事となりました。--totti(会話) 2012年6月11日 (月) 17:43 (UTC)