ThinkFree Office
開発元 | Hancom |
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最新版 |
NEO 7
/ 2021年9月9日 |
プログラミング 言語 | C++ |
対応OS | Windows |
対応言語 | 日本語, 英語, 中国語, フランス語, ドイツ語, スペイン語, イタリア語, ポルトガル語, ロシア語, 韓国語, アラビア語 |
種別 | オフィススイート |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | https://office.hancom.com/ja/ |
Thinkfree Officeは、韓国のHancomが開発するオフィススイートである。日本ではWindows版をソースネクストが販売している。
特徴
[編集]初期のバージョンは、Javaを基盤として開発され、Microsoft Windows、Linux、macOSなど様々なプラットフォームをサポートしていた。2016年、Java基盤からC++ベースの新しいWindows用の製品へとリニューアルした。
現在Android及びiOS (アップル)用のネイティブアプリも提供している。
また、ウェブブラウザ基盤の製品では、2018年6月からAmazon Web Services WorkDocsサービス上で、Hancom Thinkfree Office Online による Microsoft Office ファイルのリアルタイムでの作成、共同編集が可能となっている[1]。製作会社hancomのNetffice24でも同時に提供されている。
歴史
[編集]日本におけるリリース履歴
[編集]日本では販売権をもつ企業が独自のバージョン番号をつけて販売している場合もあり、他の国とは統一されていない。また、他の国ではHancom Officeへと名称が変更されているが、日本では2022年現在もThinkFree Officeの名称を使用している。
ThinkFree Office
[編集]2000年4月頃よりフリーソフトとして配布開始[2]。インターフェースは英語だが日本語を利用可能。
2000年10月18日、日本語版の開発を発表[3]。11月よりベータ版を無償配布。
2001年1月8日、有料化を発表[4]。
2001年6月8日、インフォースが日本における独占販売権を取得したことを発表[5]。
2001年7月12日、インフォースよりパッケージ版が発売[6]。
ThinkFree Office2.0
[編集]2002年2月8日、インフォースよりパッケージ版が発売[7]。
2003年8月、ピーエスアイが日本におけるマスターディストリビューターとなる[8]。ピーエスアイがThinkFreeOffice2.2日本語版を発売[9]。
ThinkFree Office 3
[編集]2005年11月、ピーエスアイ日本における独占販売権を取得したことを発表[10]。
2006年3月、ピーエスアイより発売[11]。
ThinkFree てがるオフィス (Webサービス)
[編集]ソースネクストとThinkFree, Inc.との独占提携により、専用ソフトをインストールすることなくワープロ・表計算・プレゼンテーションファイルをWeb上で作成できるサービス。2007年5月14日よりベータ版提供開始[12]。この時点ではインターフェイスは英語のみ。2007年7月9日より日本語ベータ版公開[13]。2012年11月30日にサービス終了し、作成済み文書のダウンロードも2013年3月31日で終了した。
ThinkFree Office(てがるオフィス)
[編集]2008年4月3日、ソースネクストからWebサービスのオフライン版としてThinkFreeてがるオフィスパッケージ版発売[14]。
2009年10月6日、Windows 7対応を明確にして、ThinkFree Officeてがるオフィス Windows 7 対応版として再発売[15]。
2010年4月2日、名称をThinkFree Office(てがるオフィス)に改題し、価格も改定[16]。
ThinkFree Office(Microsoft Office 2010対応版)
[編集]2011年4月1日、ソースネクストより発売[17]。
ThinkFree Office(Microsoft Office 2013対応版)
[編集]2013年5月31日、ソースネクストがダウンロード版発売[18]。7月5日、パッケージ版発売。
ThinkFree Office (Microsoft Office 2016対応版)
[編集]2015年10月22日、ソースネクストがダウンロード版発売[19]。11月27日、パッケージ版発売。
ThinkFree office NEO
[編集]2017年1月25日、ソースネクストがダウンロード版を発売[20]。3月3日、パッケージ版発売。
Thinkfree office NEO 2019
[編集]2018年9月19日、ソースネクストがダウンロード版を発売[21]。11月30日、パッケージ版発売。
Microsoft Officeと同じ和文フォント29書体を追加したPremium版もラインナップされた。
Thinkfree Office NEO 7
[編集]2021年9月9日、ソースネクストがダウンロード版を発売[22]。10月22日、パッケージ版発売。
Microsoft Officeと同じ和文フォント29書体を追加したPremium版もラインナップされた。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ Hancom Thinkfree Office Online による Amazon WorkDocs の共同編集機能
- ^ “窓の杜 - 【PickUP】ワープロ・表計算・プレゼンテーションソフト「ThinkFree Office」”. forest.watch.impress.co.jp. 2022年7月9日閲覧。
- ^ 日経クロステック(xTECH). “シンクフリー・ジャパンがWindows/Linuxで動くオフィス・ソフトの日本語ベータ版を配布,Officeファイルも読み書き可能”. 日経クロステック(xTECH). 2022年7月9日閲覧。
- ^ “お知らせ”. thinkfree.ne.jp (2001年3月10日). 2001年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月9日閲覧。
- ^ “インフォース株式会社”. inforce.co.jp (2002年6月5日). 2002年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月9日閲覧。
- ^ “大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」”. pc.watch.impress.co.jp. 2022年7月9日閲覧。
- ^ “インフォース、低価格Officeスイート「ThinkFree Office2.0」”. pc.watch.impress.co.jp. 2022年7月9日閲覧。
- ^ “株式会社ピーエスアイ CORPORATE GUIDE”. 2022年7月10日閲覧。
- ^ “tfoweb”. fenix.co.jp. 2003年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2003年8月14日閲覧。
- ^ “リリース・ニュース”. fenix.co.jp. 2006年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年2月12日閲覧。
- ^ “Haansoft社 Thinkfree - 株式会社 PSI”. fenix.co.jp. 2006年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年9月8日閲覧。
- ^ “ソースネクスト、Web上で利用できる無料のOfficeサービス「ThinkFree」”. internet.watch.impress.co.jp. 2022年7月9日閲覧。
- ^ “ソースネクスト、「ThinkFree てがるオフィス」日本語ベータ版公開”. internet.watch.impress.co.jp. 2022年7月9日閲覧。
- ^ ASCII. “ソースネクスト、統合オフィスソフト「ThinkFree てがるオフィス」を発表”. ASCII.jp. 2022年7月9日閲覧。
- ^ “ソースネクスト、Windows 7に対応する計11タイトルを発売”. マイナビニュース (2009年9月16日). 2022年7月9日閲覧。
- ^ “新価格で登場 ネットブックで使いやすいオフィスソフト 「ThinkFree Office(てがるオフィス®)」が 3,990 円”. 2023年1月18日閲覧。
- ^ “ソースネクスト、Office 2010対応版の「ThinkFree Office」”. 財経新聞 (2011年3月9日). 2022年7月9日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2013年5月31日). “「ThinkFree Office」最新版を3990円で発売、MS Office 2013に対応”. INTERNET Watch. 2022年7月9日閲覧。
- ^ “Office 互換ソフトの最新版「ThinkFree Office (Microsoft Office 2016対応版)」”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年7月9日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2017年1月25日). “Office互換ソフト「ThinkFree office NEO」、ソースネクストが販売、PDF編集やテンプレートに対応”. INTERNET Watch. 2022年7月9日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2018年9月19日). “MS Office 2016との互換性を向上させた「Thinkfree office NEO 2019」”. PC Watch. 2022年7月9日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2021年9月9日). “ソースネクスト、オフィスソフト最新版「Thinkfree Office NEO 7」”. PC Watch. 2022年7月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- Hancom Office - 公式サイト
- ハンコムオフィス - 公式サイト
- Thinkfree Office NEO 7 - ソースネクスト