Siag Office
作者 | Ulric Eriksson |
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初版 | 1997年[1][2] |
最新版 | |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C, Scheme |
対応OS | Linux, Mac OS X, BSD |
種別 | オフィススイート |
ライセンス | GNU GPL |
公式サイト |
siag |
Siag Officeは、Unix系オペレーティングシステム (OS) のための、よく統合されたフリーソフトウェアのオフィススイートである。表計算ソフトのSIAG ("Scheme In A Grid")、ワープロソフトのPathetic Writer (PW)、アニメーションプログラムのEgon Animator、テキストエディタのXedPlus、ファイルマネージャのXfiler、プレビューアーのGvuからなる[3]。
Siag Officeは軽量なことで有名で、i486CPUに16MBのメモリを搭載する古いシステムでも動作する。しかし、この軽量さを保つために、LibreOffice、Calligra Suite、Microsoft Officeにある多くの機能を欠いている。Siag OfficeはGPLライセンスで配布されている。
バージョン3.6.0は2003年にリリースされ、最新のバージョン3.6.1は2006年にリリースされた[1][2] 。また、Siag Officeは軽量LinuxディストリビューションのDamn Small Linuxに含まれている[4][5]。
コンポーネント
[編集]Siag
[編集]Siagは、X Window SystemとSchemeプログラミング言語を基にした表計算ソフトである。プログラムはいくつかのシステム向けに存在する。SunOSへのテキストベースのもの、AtariのためのGEMベースのもの、XlibベースのLinux向けのもの、XtベースのPOSIX互換システム向けのものなどである。
PW
[編集]PW (Pathetic Writer) はXをベースとしたUnixのためのワープロソフトである。RTFをサポートし、これはPathetic Writerと古いWindowsアプリケーションの間でドキュメントを交換することを可能にしている。
Egon Animator
[編集]Egon Animatorは、XをベースにしたUnixのためのアニメーションの開発ツールである。"オブジェクト"(矩形、線、ピクスマップなど)観念を用いており、MagicPointファイルを用いることもできる。
関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “Siag Office - All changes”. 2010年3月27日閲覧。
- ^ a b c “Siag Office - on Freshmeat”. 2010年3月27日閲覧。
- ^ Peter Enseleit (2007年7月10日). “Siag Office is far from pathetic”. Linux.com. 2010年3月27日閲覧。
- ^ “Featured Desktop applications used in Damn Small Linux”. 2010年3月27日閲覧。
- ^ “Siag Office” (2006年6月18日). 2010年3月27日閲覧。