NGC 6231
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NGC 6231 | ||
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星座 | さそり座 | |
見かけの等級 (mv) | 2.6 | |
視直径 | 15.0′ | |
位置 元期:J2000.0 | ||
赤経 (RA, α) | 16h 54m | |
赤緯 (Dec, δ) | –41° 48′ | |
距離 | 5900光年 | |
物理的性質 | ||
年齢 | 3200万歳 | |
他のカタログでの名称 | ||
NGC 6171、Ha. I.7、De Cheseaux 9、Lacaille II.13 Dunlop 499、Melotte 153、Collinder 315、Caldwell 76 |
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■Template (■ノート ■解説) ■Project |
NGC 6231(Caldwell 76、Melotte 153)は、さそり座にある散開星団である。中国では「神宮」と呼ばれる。さそり座ζ星の近くに位置し、さそり座ζ1星は、この星団の恒星である(より明るいさそり座ζ2星は、地球からわずか150光年の位置にあるため、この星団の恒星ではない)。
この星団は、約3200万歳と推定されており、22km/sの速度で太陽系に近づいている。若いさそり座OB1に属している。さそり座ζ1星(スペクトル型O8、4.71等級[1])は、このアソシエーションで最も高温の恒星であり、またこの銀河で最も明るい恒星の1つである[2]。
この星団は、1654年にジョヴァンニ・バッティスタ・オディエルナによって発見され、彼は自身の星表にLuminosaeとして記録した。この星表は1654年にパレルモで出版された著書De Admirandis Coeli Characteribuseに収録された。また、オディエルナの後で、以下の天文学者によっても独立に発見されている。
- 1678年:エドモンド・ハレー
- 1745年-1746年:ジャン=フィリップ・ロワ・ド・シェゾー
- 1751年-1752年:ニコラ・ルイ・ド・ラカーユ
この星団は、「にせ彗星」の頭を形成している。北に伸びる尾はより暗い星団のトランプラー24で、この星団もやはりさそり座OB1を構成している。