F5ネットワークス
表示
この記事の外部リンクはウィキペディアの方針やガイドラインに違反しているおそれがあります。 |
種類 | 公開会社 |
---|---|
市場情報 | |
略称 | FFIV、F5 Networks |
本社所在地 |
107-0052 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ19階 |
設立 | 2000年1月 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | ネットワーク機器の開発、製造、販売、保守 |
代表者 | 代表取締役社長 権田裕一 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 123名(2018年7月現在)4,489名(世界全体) |
主要株主 | F5 Networks, Inc.(100%) |
外部リンク | https://f5.com/jp/ |
F5ネットワークスジャパン(エフファイブネットワークスジャパン)は、東京都港区に本社を置くアメリカ合衆国のF5 Networks.Incの日本法人である。 F5 Networks.Incは、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルに本社に置くロードバランサー、SSL-VPN等のネットワーク・アプライアンス製品を開発、製造、販売する企業である。日本を含む各国に現地法人として子会社を設立している。
沿革
[編集]F5 Networks.Inc
[編集]- 1996年 - アメリカ、ワシントン州シアトルにF5 Networks Inc.を設立
- 1999年 - NASDAQへ株式上場
- 2001年 - ノキアと業務提携し、BIG-IPシリーズのOEM供給を開始(2003年にOEM供給は終了している)
- 2003年 - SSL-VPNの開発、製造を行っていたuRoam社を買収
- 2004年 - Webアプリケーション・ファイアウォールの開発、製造を行っていたMagniFire WebSystems社を買収
- 2005年 - WAN高速化製品の開発、製造を行っていたSwan Labs社を買収
- 2007年 08月06日- Acopia Networksファイル仮想化製品の開発、製造を提供する会社を買収
- 2009年 - 次世代クラウドに対応する「BIG-IP v10」発表
- 2010年 - 日本国内でのカスタマーサポートの拡充
- 2012年 02月22日- Traffix Systemsキャリアネットワーク向けDiameterシグナリング・ソリューションのリーディング企業を買収
- 2013年 02月11日- Linerate Systems Software-Defined Networking (SDN) サービスの開発会社を買収
- 2013年 08月29日- BIG-IP800日本市場のみを対象にBIG-IPエントリーモデルを発売
- 2013年 09月17日- Versafeオンライン詐欺対策サービスを提供する会社を買収
- 2014年 05月22日- Defense.Netネットワークとデータセンター、アプリケーションに対するDDoS攻撃の防御ソリューションを提供する会社を買収
- 2015年 Application Defined Networking(ADN)ソリューションを提供するCloudWeaver(以前はLyatissだった)を買収。金額は非公開[1]
- 2019年 03月11日- NGINX社(nginxを開発するウェブサーバおよびアプリケーションサーバ・ベンダ)を6億7000万ドルで買収[2][3][4]
F5ネットワークスジャパン
[編集]- 2000年 - 東京都港区にF5ネットワークスジャパン株式会社を設立
- 2005年 - 東京都港区にサポートコールセンターを設立
- 2006年 - 東京都港区にテクノロジーセンターを設立
- 2007年 - 大阪市北区に西日本支社を設立
社名の由来
[編集]日本の気象学者、藤田哲也シカゴ大学名誉教授が考案した竜巻の強度分類であるFスケールにおける最大級の階級「F5」にちなんで名付けられた[5]。
事業所
[編集]- 東京本社 - 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ19階
- 西日本支社 - 大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー18階
製品
[編集]- VIPRION(ヴィプリオン)
- アプリケーション・デリバリ・コントローラ製品。
- BIG-IP
- F5ネットワークスの最も代表的な製品で、ローカル及び広域の負荷分散、トラフィック制御を行う製品である。
- レイヤ4に加え、レイヤ7での細かな制御を行うことができる。
- FirePass
- SSL-VPN製品。元は2003年7月に買収したuRoam社の製品である。
- ARX
- ファイルストレージ仮想化製品。
日本国内の代理店
[編集]日本国内では、正式代理店として、一次代理店、二次代理店で販売体制が組織されている。
- 一次代理店:
- F5 Value Added Distributor (VAD)
- F5 Value Added Reseller (VAR)
- F5 Distributor (Disti)
- 二次代理店:
- F5 Advantage Partner (ADC,ARX)
2010年11月1日以降は、UNITYという新たなパートナー制度が開始された。
- F5 Value Added Distributor (VAD)
- NTTアドバンステクノロジ
- テクマトリックス株式会社
- 東京エレクトロンデバイス株式会社
- F5 Value Added Reseller (VAR)
- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
- 日本電気通信システム株式会社
- ネットワンシステムズ株式会社
- F5 Distributor (Disti)
- 株式会社ネットワールド
- F5 Advantage Partner (ADC,ARX)
- 株式会社インターネットイニシアティブ
- エス・アンド・アイ株式会社
- NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
- NECネッツエスアイ株式会社
- NTTデータ先端技術株式会社
- 兼松エレクトロニクス株式会社
- キヤノンITソリューションズ株式会社
- クオリカ株式会社
- 新日鉄ソリューションズ株式会社
- ソフトバンク・テクノロジー株式会社
- 株式会社ソリトンシステムズ
- デジタルテクノロジー株式会社
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- 日本ヒューレット・パッカード株式会社
- 株式会社野村総合研究所
- 株式会社BSNアイネット
- 株式会社日立システムズ
- 富士通株式会社
- 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
- 三井情報株式会社
- ユニアデックス株式会社
- F5 SOC PARTNER
- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
- SCSK株式会社
- NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
- SecureWorks Japan株式会社
- 株式会社セキュアヴェイル
- 三井物産セキュアディレクション株式会社
- 株式会社ISAO
- 株式会社ピーエスシー
- 株式会社ブロードバンドセキュリティ
- 日本電気株式会社
- NECネッツエスアイ株式会社
- 日商エレクトロニクス株式会社
- F5 CLOUD PARTNER
- 株式会社ISAO
- クラウドエース株式会社
- クラスメソッド株式会社
- 株式会社サーバーワークス
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- 株式会社FIXER
- INTEGRATION PARTNER
- クロス・ヘッド株式会社
脚注
[編集]- ^ “F5 Networks owns CloudWeaver”. File Storage Technologies Blog - Ph. Nicolas. 2019年12月13日閲覧。
- ^ “F5 Acquires NGINX to Bridge NetOps & DevOps, Providing Customers with Consistent Application Services Across Every Environment”. F5 Networks. 2019年12月13日閲覧。
- ^ “F5ネットワークス、オープンソースウェブサーバのNGINXを買収へ”. ZDNet Japan. 2019年12月13日閲覧。
- ^ “NGINX、F5による買収を正式発表。F5のロードバランサとNGINXのプロキシなどにより総合的なアプリケーションサービスを提供”. Publickey. 2019年12月13日閲覧。
- ^ https://web.archive.org/web/20150329070421/http://www.f5networks.co.jp:80/aboutf5/outline.html