ネットワーク・アプライアンス
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ネットワーク・アプライアンス(英: network appliance)、そうでなければネットワーク家電機器は、Web、メール、DNS、DHCPなど、ネットワークに接続して使う用途の家電機器である。通常、LinuxなどのサーバOS上に特定用途向けソフトウェアを組み込んだシステムが、筐体入りモジュールあるいはむき出しのモジュールなどの形態で製品となっている。通常の設定など[1]は、リモート端末上のウェブブラウザからHTTPで行うこととしているものが多い。
ネットワーク・アプライアンスのもつ機能としては、Web、メール、DNS、DHCPのほか、HTTPキャッシュ、ルータ、ファイルサーバ、SSLオフロードなど、さまざまな用途がある。
「サービスを提供するもの」という意味では一種のサーバであるため、アプライアンスサーバと呼ばれることがある。一方、ワークステーションのような汎用あるいは任意のサービスを提供できるシステムによるものを指す「サーバ」に対置して、専用機という意味でこの語が使われることもある。
AOLは2000年4月5日、トランスメタが開発した VLIW型のCPUであるCrusoeをベースとしてリーナス・トーバルズがまとめたMobile Linux を使ったインターネットアプライアンスを発表している[2]。
注
[編集]- ^ 開発用の(非常用としても使える場合もある)シリアルコンソールに、テストパッドなど何らかの方法でアクセス可能なものもある。
- ^ GLYN MOODY 小山祐司監訳『ソースコードの反逆』株式会社アスキー、2002年6月11日、359頁。
関連項目
[編集]- ネットワークアタッチトストレージ(NAS)アプライアンスの1カテゴリ
- ホーム・アプライアンス 家電製品のこと