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2020年のミルウォーキー・ブルワーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2020年のミルウォーキー・ブルワーズ
成績
ナショナルリーグ中地区4位
ワイルドカード敗退
本拠地
都市 ウィスコンシン州ミルウォーキー
ミラー・パーク
球団組織
オーナー マーク・アタナシオ
GM マット・アーノルド
監督 クレイグ・カウンセル
« 2019
2021 »

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2020年ミルウォーキー・ブルワーズ(2020 Milwaukee Brewers season)は、球団創設以来51年目のシーズン。ウィスコンシン州ミルウォーキーミラー・パークでは19年目のシーズン。監督は6年目のクレイグ・カウンセル。所属はナショナルリーグ中地区

オフシーズン

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2019年シーズンは89勝79敗で地区2位だったが、ワイルドカードでワシントン・ナショナルズに敗れた。

2020年は世界中で新型コロナウイルスの感染が広まり、3月12日にはスプリングトレーニングの中止と開幕の延期が発表され、6月23日には公式戦開幕が7月23日か7月24日、レギュラーシーズンが全60試合で開催されること、特例処置でナショナルリーグにも指名打者が適用されることが発表された[1]。6月30日にはマイナーリーグの開催中止が発表された[2]

開幕後

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9月27日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、29勝31敗で地区4位だった。サンフランシスコ・ジャイアンツと並んでいたが、直接対決で勝ち越していたため、ワイルドカードに進出する。

ワイルドカードではロサンゼルス・ドジャースと対戦したが、2連敗で敗退した。

10月28日にはデレク・ホランドキーオン・ケラがFAとなった[3]

チーム成績

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シーズン成績

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アメリカンリーグ
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 (1)タンパベイ・レイズ 40 20 .667 -
2 (5)ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550 7.0
3 (8)トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 8.0
4 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 15.0
5 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 16.0
中地区
1 (3)ミネソタ・ツインズ 36 24 .600 -
2 (4)クリーブランド・インディアンス 35 25 .583 1.0
3 (7)シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 1.0
4 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 10.0
5 デトロイト・タイガース 23 35 .397 12.0
西地区
1 (2)オークランド・アスレチックス 36 24 .600 -
2 (6)ヒューストン・アストロズ 29 31 .483 7.0
3 シアトル・マリナーズ 27 33 .450 9.0
4 ロサンゼルス・エンゼルス 26 34 .433 10.0
5 テキサス・レンジャーズ 22 38 .367 14.0
ナショナルリーグ
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 (2)アトランタ・ブレーブス 35 25 .583 -
2 (6)マイアミ・マーリンズ 31 29 .517 4.0
3 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 7.0
4 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 9.0
5 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 9.0
中地区
1 (3)シカゴ・カブス 34 26 .567 -
2 (5)セントルイス・カージナルス 30 28 .517 3.0
3 (7)シンシナティ・レッズ 31 29 .517 3.0
4 (8)ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 5.0
5 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 15.0
西地区
1 (1)ロサンゼルス・ドジャース 43 17 .717 -
2 (4)サンディエゴ・パドレス 37 23 .617 6.0
3 サンフランシスコ・ジャイアンツ 29 31 .483 14.0
4 コロラド・ロッキーズ 26 34 .433 17.0
5 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 25 35 .417 18.0
アメリカンリーグ
チーム 地区
地区1位
1 タンパベイ・レイズ 40 20 .667
2 オークランド・アスレチックス 西 36 24 .600
3 ミネソタ・ツインズ 36 24 .600
地区2位
4 クリーブランド・インディアンス 35 25 .583
5 ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550
6 ヒューストン・アストロズ 西 29 31 .483
ワイルドカード
7 シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 -3.0
8 トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 -
レギュラーシーズン敗退
9 シアトル・マリナーズ 西 27 33 .450 5.0
10 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 6.0
11 ロサンゼルス・エンゼルス 西 26 34 .433 6.0
12 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 7.0
13 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 8.0
14 デトロイト・タイガース 23 35 .397 8.0
15 テキサス・レンジャーズ 西 22 38 .367 10.0
タイブレーク
ナショナルリーグ
チーム 地区
地区1位
1 ロサンゼルス・ドジャース 西 43 17 .717
2 アトランタ・ブレーブス 35 25 .583
3 シカゴ・カブス 34 26 .567
地区2位
4 サンディエゴ・パドレス 西 37 23 .617
5 セントルイス・カージナルス 30 28 .517
6 マイアミ・マーリンズ 31 29 .517
ワイルドカード
7 シンシナティ・レッズ 31 29 .517 -2.0
8[a] ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 -
レギュラーシーズン敗退
9[a] サンフランシスコ・ジャイアンツ 西 29 31 .483 0.0
10 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 1.0
11 コロラド・ロッキーズ 西 26 34 .433 3.0
12 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 3.0
13 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 3.0
14 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 西 25 35 .417 4.0
15 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 10.0
タイブレーク
  1. ^ a b 地区内勝率でブルワーズがジャイアンツを上回る


ポストシーズン

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9/29,30
ターゲット・フィールド
    10/5-8
ドジャー・スタジアム
    10/11-17
ペトコ・パーク
    10/20-27
グローブライフ・フィールド
 6 アストロズ
4 3
1 1  
 3 ツインズ  6 アストロズ
9/29,30,10/1
オークランド・コロシアム
10 5 7 11
  5 2 9 6  
 7 ホワイトソックス  2 アスレチックス
4 3 4 10/5-9
ペトコ・パーク
1 5 6  
 2 アスレチックス  6 アストロズ
9/29,30
プログレッシブ・フィールド
1 2 2 4 4 7 2
  2 4 5 3 3 4 4  
 5 ヤンキース  1 レイズ
12 10 ALCS
3 9  
 4 インディアンス  5 ヤンキース 10/12-18
グローブライフ・フィールド
9/29,30
トロピカーナ・フィールド
9 5 4 5 1
  3 7 8 1 2  
 8 ブルージェイズ  1 レイズ
1 2 ALDS
3 8  
 1 レイズ 10/6-8
ミニッツメイド・パーク
ALWC  A1 レイズ
3 6 2 8 2 1
9/30,10/2
リグレー・フィールド
  8 4 6 7 4 3
 N1 ドジャース
 6 マーリンズ ワールドシリーズ
5 2
1 0  
 3 カブス  6 マーリンズ
9/30,10/1
トゥルーイスト・パーク
5 0 0
  9 2 7  
 7 レッズ  2 ブレーブス
0 0 10/6-8
グローブライフ・フィールド
1 5  
 2 ブレーブス  2 ブレーブス
9/30,10/1,2
ペトコ・パーク
5 8 3 10 3 1 3
  1 7 15 2 7 3 4
 5 カージナルス  1 ドジャース
7 9 0 NLCS
4 11 4  
 4 パドレス  4 パドレス
9/30,10/1
ドジャー・スタジアム
1 5 3
  5 6 12  
 8 パドレス  1 ドジャース
2 0 NLDS
4 3  
 1 ドジャース
NLWC
  • 対戦カードはレギュラーシーズンのシード順で決定される
  • チーム名の左の数字は、レギュラーシーズンの結果に基づいて決定されたシード順
  • ワイルドカードシリーズは、シード上位のホームグラウンドにて開催
  • コロナ禍により、ディビジョナルシリーズ以降のスタジアムは事前に決定
  • ワールドシリーズはレギュラーシーズンの勝率上位がシード順上位扱いとなる
  • 3回戦では3戦全て、5回戦では1・2・5戦、7回戦では1・2・6・7戦がシード上位の後攻となる
  • 日付はアメリカ東部時間

ポストシーズン

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ワイルドカード
日付 試合 アウェイ球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
9月30日 第1試合 ミルウォーキー・ブルワーズ 2-4 ロサンゼルス・ドジャース ドジャー・スタジアム
10月1日 第2試合 ミルウォーキー・ブルワーズ 0-3 ロサンゼルス・ドジャース
ワイルドカード敗退

先発変遷

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打順 開幕戦 9月
1 ソガード 3B ギャメル RF
2 イエリッチ LF イエリッチ DH
3 ヒウラ 2B ヒウラ 2B
4 スモーク 1B スモーク 1B
5 ブラウン DH ガルシア CF
6 ガルシア RF ナルバエス C
7 ナルバエス C ソガード 3B
8 ケイン CF アルシア SS
9 アルシア SS ピーターソン LF
ウッドラフ P リンドブロム P

首脳陣

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ミルウォーキー・ブルワーズ 2020
背番号 名前 役職
30 クレイグ・カウンセル 監督
59 パット・マーフィー ベンチ兼捕手コーチ
49 アンディ・ハインズ英語版 打撃コーチ
63 ジェイコブ・クルーズ英語版 打撃コーチ補佐
48 クリス・フック 投手コーチ
40 ジェイソン・レーン 一塁コーチ
0 エド・シーダー英語版 三塁兼外野守備コーチ
33 スティーブ・カーセイ ブルペンコーチ
55 マーカス・ハネル ブルペン捕手
62 ロビンソン・ディアス英語版 ブルペン捕手

個人成績

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投手成績

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色付きは規定投球回数(60イニング)以上の選手


































ブランドン・ウッドラフ 13 1 0 3 5 0 .375 73.0 55 9 18 91 26 25 3.05

野手成績

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色付きは規定打数(186打数)以上の選手



































ケストン・ヒウラ 59 246 217 30 46 4 0 13 32 3 0 2 16 85 .212 .297
クリスチャン・イエリッチ 58 247 200 39 41 7 1 12 22 4 0 0 46 76 .205 .356
アビサイル・ガルシア 53 207 181 20 43 10 0 2 15 1 0 0 20 49 .238 .333

タイトル

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表彰

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脚注

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出典

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  1. ^ 両リーグDH制/MLB開幕、今季の主な特別ルール」『日刊スポーツ』2020年7月24日。2023年2月19日閲覧
  2. ^ マイナーリーグが全試合を中止 史上初めての措置」『スポーツニッポン』2020年7月1日。2023年2月28日閲覧
  3. ^ 147 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). mlbplayers.com (2020年10月28日). 2023年2月3日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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