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2005年のJリーグカップ

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2005 Jリーグカップ
Jリーグヤマザキナビスコカップ
開催国 日本の旗 日本
開催期間 2005年3月19日-11月5日
参加チーム数 18
優勝 ジェフユナイテッド千葉
準優勝 ガンバ大阪
A3 2006出場 ジェフユナイテッド千葉
試合総数 61
ゴール数 175 (1試合平均 2.87点)
観客動員数 742,567 (1試合平均 12,173人)
得点王 アラウージョ (G大阪・6得点)
最優秀選手 立石智紀 (千葉)
2004
2006
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2005年Jリーグカップ3月19日に開幕、11月5日国立霞ヶ丘競技場陸上競技場で決勝戦が行われた。

優勝はジェフユナイテッド千葉(初優勝)。

大会名称

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ヤマザキナビスコを冠スポンサーとしてJリーグヤマザキナビスコカップとして開催された。

レギュレーション

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この年からJ1参加クラブ数が18チームになったことと、AFCチャンピオンズリーグ (ACL) の開催時期が本大会とほぼ完全に重複することになったことから、基本的なレギュレーションが「ACL出場チーム以外のJ1チームでグループリーグ→グループリーグ上位+ACL出場チームで決勝トーナメント」という方式に改められた。この方式は2023年まで概ね踏襲されている。

  • 2005年度J1リーグ参加18クラブが出場。
  • グループリーグは3月19日から開始し、それ以外の16チームを4チームずつ4グループに分けてホーム・アンド・アウェーの2回戦総当りを行う。
    • 各グループの組み合わせは、前シーズンのリーグ戦順位をもとに決定。
    • 各グループリーグの最上位チーム(4チーム)と、各リーグの2位のうち成績上位の2チーム、計6チームが決勝トーナメントに進出する。
    • グループリーグ内の順位、および2位同士の比較は「勝ち点」「得失点差」「総得点」「抽選」の順で決定される。
  • 決勝トーナメントはグループリーグを勝ち抜いた6チームに横浜、磐田を加えた8チームによって行われる。
    • 組み合わせは準々決勝・準決勝ごとにオープンドローで決定する。
    • 準々決勝・準決勝
      1. 2試合における合計得点数(=得失点差)
      2. 並んだ場合は第2戦の後半終了後、引き続き15分ハーフの延長戦[1]
      3. それでも決しない場合はPK戦(双方5人ずつ。決着しない場合は6人目以降サドンデス方式)
    • 決勝

グループリーグ

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グループリーグは3月19日26日5月21日28日6月4日11日に行われた。

グループA

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チーム RED ARD ALB VIS
1 浦和レッズ 6 5 0 1 10 7 +3 15 決勝トーナメント 2–1 2–1 1–0
2 大宮アルディージャ 6 3 1 2 9 6 +3 10 1–3 2–0 3–0
3 アルビレックス新潟 6 3 1 2 7 5 +2 10 3–0 1–1 1–0
4 ヴィッセル神戸 6 0 0 6 1 9 −8 0 1–2 0–1 0–1
出典: 順位表, 公式記録
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総得点数 4.抽選

グループB

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チーム GAM FRO VER SFR
1 ガンバ大阪 6 4 1 1 17 12 +5 13 決勝トーナメント 3–2 5–3 4–2
2 川崎フロンターレ 6 2 3 1 16 12 +4 9 2–2 1–1 3–1
3 東京ヴェルディ 6 1 3 2 12 14 −2 6 1–2 4–4 2–2
4 サンフレッチェ広島 6 1 1 4 8 15 −7 4 2–1 1–4 0–1
出典: 順位表, 公式記録
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総得点数 4.抽選

グループC

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チーム JEF REY TRI TOK
1 ジェフユナイテッド千葉 6 4 1 1 14 7 +7 13 決勝トーナメント 1–2 1–1 3–2
2 柏レイソル 6 2 2 2 6 8 −2 8 1–5 0–1 3–1
3 大分トリニータ 6 1 3 2 3 6 −3 6 1–3 0–0 0–2
4 FC東京 6 1 2 3 5 7 −2 5 0–1 0–0 0–0
出典: 順位表, 公式記録
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総得点数 4.抽選

グループD

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チーム SSP CRZ GRA ANT
1 清水エスパルス 6 3 2 1 12 7 +5 11 決勝トーナメント 3–2 0–1 1–1
2 セレッソ大阪 6 3 1 2 10 8 +2 10 0–2 1–1 2–0
3 名古屋グランパスエイト 6 2 1 3 5 8 −3 7 0–3 1–2 1–0
4 鹿島アントラーズ 6 1 2 3 7 11 −4 5 3–3 1–3 2–1
出典: 順位表, 公式記録
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総得点数 4.抽選

各グループ2位の比較

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チーム
1 A 大宮アルディージャ 6 3 1 2 9 6 +3 10 決勝トーナメント進出
2 D セレッソ大阪 6 3 1 2 10 8 +2 10
3 B 川崎フロンターレ 6 2 3 1 16 12 +4 9
4 C 柏レイソル 6 2 2 2 6 8 −2 8
出典:
順位の決定基準: レギュレーション

決勝トーナメント

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準々決勝 準決勝 決勝
             
ジュビロ磐田 2 2 4
ジェフユナイテッド千葉 3 2 5
ジェフユナイテッド千葉 3 2 5
浦和レッズ 1 2 3
浦和レッズ 1 1 2
清水エスパルス 0 0 0
ジェフユナイテッド千葉 0 (PK5)
ガンバ大阪 0 (PK4)
横浜F・マリノス 1 3 4
大宮アルディージャ 0 1 1
横浜F・マリノス 0 1 1 (PK1)
ガンバ大阪 1 0 1 (PK4)
ガンバ大阪 3 2 5
セレッソ大阪 0 2 2

準々決勝

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第1戦

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第2戦

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ジュビロ磐田 2 - 2 ジェフユナイテッド千葉
前田遼一 60分にゴール 60分
金珍圭 68分にゴール 68分
公式記録 巻誠一郎 35分にゴール 35分
阿部勇樹 65分にゴール 65分

千葉の1勝1分け(2戦合計5-4)で千葉が準決勝進出。


ガンバ大阪 2 - 2 セレッソ大阪
フェルナンジーニョ 17分にゴール 17分
アラウージョ 89分にゴール 89分
公式記録 ゼ・カルロス 7分にゴール 7分
古橋達弥 62分にゴール 62分
万博記念競技場
観客数: 11,155人
主審: 上川徹

G大阪の1勝1分け(2戦合計5-2)でG大阪が準決勝進出。


浦和レッズ 1 - 0 清水エスパルス
長谷部誠 88分にゴール 88分 公式記録
埼玉スタジアム2002
観客数: 31,754人
主審: 松村和彦

浦和の2勝(2戦合計2-0)で浦和が準決勝進出。


横浜F・マリノス 3 - 1 大宮アルディージャ
坂田大輔 15分にゴール 15分
松田直樹 60分にゴール 60分
清水範久 85分にゴール 85分
公式記録 西村卓朗 29分にゴール 29分
三ツ沢公園球技場
観客数: 10,165人
主審: 太田潔

横浜の2勝(2戦合計4-1)で横浜が準決勝進出。

準決勝

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第1戦

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ガンバ大阪 1 - 0 横浜F・マリノス
アラウージョ 82分にゴール 82分 公式記録
万博記念競技場
観客数: 7,049人
主審: 高山啓義

浦和レッズ 1 - 3 ジェフユナイテッド千葉
ポンテ 44分にゴール 44分 公式記録 巻誠一郎 1分にゴール 1分17分
ポペスク 55分にゴール 55分

第2戦

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横浜F・マリノス 1 - 0
(延長)
ガンバ大阪
那須大亮 30分にゴール 30分 公式記録
  PK戦  
山瀬功治 ミス
大橋正博 ミス
ドゥトラ 成功
1 - 4 成功 遠藤保仁
成功 アラウージョ
成功 松波正信
成功 大黒将志
日産スタジアム
観客数: 11,370人
主審: 吉田寿光

1勝1敗(2戦合計1-1)により延長戦を実施、延長戦も0-0につきPK戦を実施、G大阪が決勝進出。


ジェフユナイテッド千葉 2 - 2 浦和レッズ
阿部勇樹 47分にゴール 47分86分 公式記録 田中マルクス闘莉王 19分にゴール 19分
田中達也 27分にゴール 27分
市原臨海競技場
観客数: 11,286人
主審: 上川徹

千葉の1勝1分け(2戦合計5-3)で千葉が決勝進出。

決勝

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決勝はジェフ千葉とガンバ大阪、共にJリーグ開幕から獲得タイトルの無いクラブ同士の初タイトルを賭けての対戦となった。試合は、攻撃的なサッカーを展開するガンバ大阪に対し、ジェフ千葉は豊富な運動力による攻守を展開。しかし、90分を終えてもスコアレスドローのまま。これにより、前回に続き2大会連続での延長戦となるも、両者ともに足をつる選手が続出して120分でも決着が着かず。PK戦に持ち込まれ、結果としてガンバ大阪の一人目遠藤保仁が外したのに対して、千葉は全員決めて初のタイトルを手にした。

優勝したジェフユナイテッド千葉は2006年のA3チャンピオンズカップに出場した(開催国枠)。

ジェフユナイテッド千葉 0 - 0
(延長)
ガンバ大阪
公式記録
  PK戦  
阿部勇樹 成功
水野晃樹 成功
工藤浩平 成功
林丈統 成功
巻誠一郎 成功
5 - 4 ミス 遠藤保仁
成功 アラウージョ
成功 シジクレイ
成功 大黒将志
成功 山口智
国立競技場
観客数: 45,039人
主審: 松村和彦
ジェフユナイテッド千葉
GK 01 日本の旗 立石智紀
DF 24 日本の旗 結城耕造
DF 05 ブルガリアの旗 ストヤノフ
DF 03 日本の旗 斎藤大輔 84分に警告 84分
MF 16 日本の旗 山岸智 64分に交代退場 64分
MF 06 日本の旗 阿部勇樹 キャプテン 36分に警告 36分
MF 07 日本の旗 佐藤勇人 119分に警告 119分
MF 02 日本の旗 坂本將貴
MF 22 日本の旗 羽生直剛 45分に交代退場 45分
MF 08 ルーマニアの旗 ポペスク 72分に交代退場 72分
FW 18 日本の旗 巻誠一郎
控え:
GK 17 日本の旗 櫛野亮
DF 27 日本の旗 水本裕貴
DF 20 日本の旗 工藤浩平 45分に交代出場 45分
MF 29 日本の旗 水野晃樹 64分に交代出場 64分
FW 09 日本の旗 林丈統 72分に交代出場 72分
   
監督
ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 イビチャ・オシム
ガンバ大阪
GK 22 日本の旗 藤ヶ谷陽介
DF 04 日本の旗 實好礼忠
DF 02 ブラジルの旗 シジクレイ キャプテン
DF 06 日本の旗 山口智 81分に警告 81分
MF 24 日本の旗 松下年宏 67分に警告 67分 67分に交代退場 67分
MF 27 日本の旗 橋本英郎 109分に交代退場 109分
MF 07 日本の旗 遠藤保仁
MF 10 日本の旗 二川孝広 89分に交代退場 89分
MF 08 ブラジルの旗 フェルナンジーニョ
FW 16 日本の旗 大黒将志
FW 09 ブラジルの旗 アラウージョ
控え:
GK 01 日本の旗 松代直樹
DF 03 日本の旗 入江徹 119分に警告 119分 67分に交代出場 67分
DF 05 日本の旗 宮本恒靖 89分に交代出場 89分
FW 11 日本の旗 松波正信
FW 18 日本の旗 吉原宏太 114分に警告 114分 109分に交代出場 109分
   
監督
日本の旗 西野朗
2005 Jリーグカップ 優勝
ジェフユナイテッド千葉
初優勝
テレビ中継

表彰

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脚注

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  1. ^ 本大会からFIFAのレギュレーション変更により、Vゴール方式が廃止された(天皇杯も同様)。

関連項目

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外部リンク

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