1996年-1997年のインディ・レーシング・リーグ・シリーズ
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1996年-1997年のインディ・レーシング・リーグ・シリーズ | |
前年: 1996 | 翌年: 1998 |
1996年-1997年のインディ・レーシング・リーグ・シリーズは、インディカー・シリーズの2度目のシーズンとなる。
IRLの立ち上げ当初はインディ500を最終戦とし、年をまたいでシーズンを開催することとなっていたため、当初は1997年のインディ500までの全5戦のスケジュールとなっていたが、1996年9月のラスベガスから1997年1月のディズニーワールドまでオフシーズン並みの4か月ものインターバルが開くことにデメリットが多く(事実、この間にドライバーやチーム体制の変更があったチームが多かったため、フルシーズン参戦したドライバーはわずか7人だった)、結局1998年からは他のカテゴリーと同じ春~秋の開催にすることとなり、このシーズンは開幕戦から最終戦までが1年を越えるシーズンとなった。
また、1997年より、IRL独自の規格によるシャシー・エンジンが登場している。
1996年-1997年の開催スケジュールと結果
[編集]Rd | レース | サーキット | 開催地 | 開催日 | 優勝者 | チーム | シャシー/エンジン |
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1 | True Value 200 | ニューハンプシャー・モーター・スピードウェイ | ニューハンプシャー州ロードン | 1996年8月18日 | スコット・シャープ | A.J.フォイト | ローラ/フォード-コスワース |
2 | Las Vegas 500K | ラスベガス・モーター・スピードウェイ | ネバダ州ラスベガス | 1996年9月15日 | リッチー・ハーン | デラ・ペナ | レイナード/フォード-コスワース |
3 | Indy 200 | ウォルト・ディズニー・ワールド・スピードウェイ | フロリダ州ベイ・レイク | 1997年1月25日 | エディ・チーバー | チーバー | Gフォース/オーロラ |
4 | Phoenix 200 | フェニックス・インターナショナル・レースウェイ | アリゾナ州フェニックス | 1997年3月27日 | ジム・ガズリー | ブループリント | ダラーラ/オーロラ |
5 | 81st Indianapolis 500 | インディアナポリス・モーター・スピードウェイ | インディアナ州スピードウェイ | 1997年5月27日 | アリー・ルイエンダイク | トレッドウェイ | Gフォース/オーロラ |
6 | True Value 500 | テキサス・モーター・スピードウェイ | テキサス州フォートワース | 1997年6月7日 | アリー・ルイエンダイク | トレッドウェイ | Gフォース/オーロラ |
7 | Samsonite 200 | パイクス・ピーク・インターナショナル・レースウェイ | コロラド州ファウンテン | 1997年6月29日 | トニー・スチュワート | メナード | Gフォース/オーロラ |
8 | VisionAire 500 | シャーロット・モーター・スピードウェイ | ノースカロライナ州コンコード | 1997年7月27日 | バディ・ラジアー | メナード | Gフォース/オーロラ |
9 | Pennzoil 200 | ニューハンプシャー・モーター・スピードウェイ | ニューハンプシャー州ロードン | 1997年8月17日 | ロビー・ブール | メナード | Gフォース/オーロラ |
10 | Las Vegas 500K | ラスベガス・モーター・スピードウェイ | ネバダ州ラスベガス | 1997年10月11日 | エリセオ・サラザール | スカンディア | ダラーラ/オーロラ |
オーバル
市街地/特設コース
ロード
1996年-1997年の参戦チーム・ドライバー
[編集]- (R) - ルーキー
全戦出場ドライバー
スポット参戦ドライバー
ランキング対象外
ポイントランキング
[編集]スチュアートが常に上位に安定して食い込む走りを見せ、2代目チャンピオンとなった。
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優勝が35ポイント、2位が33ポイント、それ以下は1ポイントずつ減少し(34位以下はすべて1ポイント)、ポールポジションに2ポイント、最多リードラップ1ポイントのボーナスポイントを総合しタイトルが争われた。
順位 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | VL | PP |
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ポイント | 35 | 33 | 32 | 31 | 30 | 29 | 28 | 27 | 26 | 25 | 24 | 23 | 22 | 21 | 20 | 19 | 18 | 17 | 16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 |
- 注
- 1 ^ ダニー・オンガイスはアッフォンソ・ジアフォーネと交代した。[1]
参照
[編集]- ^ “Phoenix 200”. Racing Database. 2011年8月23日閲覧。