1921年ウィンブルドン選手権
表示
1921年 ウィンブルドン選手権(1921ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1921)に関する記事。イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて開催。
大会の流れ
[編集]- これまでのウィンブルドン選手権は「チャレンジ・ラウンド」(挑戦者決定戦)と「オールカマーズ・ファイナル」への流れで優勝を決定したが、1921年を最後にこの方式が廃止された。(1913年から選手権の公式競技になった女子ダブルス・混合ダブルスでは、チャレンジ・ラウンドは実施されなかった。)1922年以後は、大会前年度優勝者もトーナメントの1回戦から出場する。
大会前年度優勝者
[編集]- 男子シングルス: ビル・チルデン
- 女子シングルス: スザンヌ・ランラン
- 男子ダブルス: リチャード・ウィリアムズ& チャールズ・ガーランド [大会不参加]
男子シングルス
[編集]チャレンジラウンド
[編集]準々決勝
- 清水善造 vs. ランドルフ・ライセット 6-3, 9-11, 3-6, 6-2, 10-8
- マニュエル・アロンソ vs. アルガーノン・キングスコート 6-1, 6-3, 2-6, 6-2
- フランシス・ハンター vs. セシル・キャンベル 6-2, 7-5, 3-6, 6-4
- ブライアン・ノートン vs. ヘンリー・メイズ 4-6, 6-2, 6-2, 6-2
準決勝
- マニュエル・アロンソ vs. 清水善造 3-6, 7-5, 3-6, 6-4, 8-6
- ブライアン・ノートン vs. フランシス・ハンター 6-0, 6-3, 5-7, 5-7, 6-2
決勝
- ブライアン・ノートン vs. マニュエル・アロンソ 5-7, 4-6, 7-5, 6-3, 6-3
オールカマーズ決勝
[編集]- ビル・チルデン vs. ブライアン・ノートン 4-6, 2-6, 6-1, 6-0, 7-5
女子シングルス
[編集]チャレンジラウンド
[編集]準々決勝
- マーベル・クレイトン vs. ドロシー・シェパード 6-3, 6-2
- フィリス・サッタースウェイト vs. フィリス・ホーキンズ 6-1, 6-8, 6-1
- アイリーン・ピーコック vs. ウィニフレッド・マクネアー 7-5, 2-6, 6-4
- エリザベス・ライアン vs. モーラ・マロリー 0-6, 6-4, 6-4
準決勝
- フィリス・サッタースウェイト vs. マーベル・クレイトン 8-6, 6-2
- エリザベス・ライアン vs. アイリーン・ピーコック 8-6, 6-4
決勝
- エリザベス・ライアン vs. フィリス・サッタースウェイト 6-1, 6-0
オールカマーズ決勝
[編集]- スザンヌ・ランラン vs. エリザベス・ライアン 6-2, 6-0
決勝戦の結果
[編集]- 男子シングルス
- ビル・チルデン vs. ブライアン・ノートン 4-6, 2-6, 6-1, 6-0, 7-5 [オールカマーズ決勝]
- 女子シングルス
- スザンヌ・ランラン vs. エリザベス・ライアン 6-2, 6-0 [オールカマーズ決勝]
- 男子ダブルス
- ランドルフ・ライセット& マックス・ウーズナム vs. ゴードン・ロウ& アーサー・ロウ 6-3, 6-0, 7-5 [チャレンジラウンド決勝]
- 女子ダブルス
- スザンヌ・ランラン& エリザベス・ライアン vs. ジェラルディン・ビーミッシュ& アイリーン・ピーコック 6-1, 6-2
- 混合ダブルス
- ランドルフ・ライセット& エリザベス・ライアン vs. マックス・ウーズナム& フィリス・ホーキンズ 6-3, 6-1
外部リンク
[編集]参考文献
[編集]- Lance Tingay, “100 Years of Wimbledon” (ウィンブルドンの100年史) Guinness Superlatives Ltd., London (1977) ISBN 0-900424-71-0 [大会経過、選手国籍]
- Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3 [大会経過、選手フルネーム]
先代 1921年オーストラレーシアン選手権 |
テニス4大大会 1921年 |
次代 1921年全米テニス選手権 |
先代 1920年ウィンブルドン選手権 |
ウィンブルドン選手権 1921年 |
次代 1922年ウィンブルドン選手権 |