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100人の女性 (BBC)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

100人の女性（100にんのじょせい、英語: 100 Women) は、英国放送協会 (BBC) が21世紀における女性の役割を検証するために2013年に開始したマルチフォーマット・シリーズ。毎年3週間にわたり、女性のトピックに関する放送やオンラインのリポート、討論、報道が続く国際的な「BBC女性シーズン」の始まりに発表される。BBCはこうしたコンテンツへのコメントなどにより、世界各地の女性がこのイベントに参加するよう促している[1][2]。

受賞者

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2023年

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2023年度のリストは11月21日に発表され、気候問題の分野で28人（背景緑）が選ばれた。

政治・権利擁護

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肖像 氏名 出身国 備考
マリアム・アル＝カワジャ バーレーンの旗 バーレーン（デンマークの旗 デンマーク在住） 人権活動家。Civicusおよび国際人権サービスの役員
シャムサ・アラウィーロ ソマリアの旗 ソマリア（イギリスの旗 イギリス在住） 女性器切除に反対する活動家
ヤスミナ・ベンスリマネ モロッコの旗 モロッコ Politics4Her創設者。男女同権運動家
ヤイル・ブラウド＝バハト イスラエルの旗 イスラエル 平和活動家。「平和を行う女性たち」共同代表
アリシア・カウィヤ エクアドルの旗 エクアドル 先住民族の人権活動家
アマル・クルーニー レバノンの旗 レバノン（イギリスの旗 イギリス在住） 人権派弁護士
ディエンナ・デービソン イギリスの旗 イギリス 庶民院（下院）議員
クリスティアナ・フィゲレス コスタリカの旗 コスタリカ 外交官、気候変動に関する国際連合枠組条約元事務局長
ベラ・ガリョス 東ティモールの旗 東ティモール 政治活動家、LGBTQ+の人権活動家
五ノ井里奈[3] 日本の旗 日本 元自衛官。自衛隊での性被害を告発。
→「2022年に発覚した自衛隊での性被害」も参照
ソニア・グアジャジャラ ブラジルの旗 ブラジル 先住民族担当相
レニータ・ホームズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 住宅問題の人権活動家
ナターシャ・カンディッチ セルビアの旗 セルビア 人権活動家、人道法センター創設者
ルクシャナ・カパリ ネパールの旗 ネパール 住宅問題、トランスジェンダーの人権活動家
ソフィア・コサチョワ ロシアの旗 ロシア 消防士
モニカ・マクウィリアムズ イギリスの旗 イギリス 元政治家、ベルファスト合意の交渉担当者。北アイルランド女性連合共同創設者
ナジラ・ムハンマド＝ラミン 西サハラの旗 西サハラ 女性の権利、気候変動問題の活動家
ウランダ・ムタンバ マラウイの旗 マラウイ 児童婚問題の活動家
タマル・ムセリゼ ジョージア (国)の旗 ジョージア 調査報道ジャーナリスト
ニーマ・ナマダム コンゴ民主共和国の旗 コンゴ民主共和国 障害者の権利の活動家
ミシェル・オバマ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 作家、社会活動家
セピデ・ラシュヌ[4] イランの旗 イラン 作家、芸術家
ベルナデット・スミス カナダの旗 カナダ 行方のわからない先住民族の女性や子どもの家族の支援者。ドラッグ・ザ・レッド共同創設者
イリーナ・スタヴチュク ウクライナの旗 ウクライナ 欧州気候財団気候政策アドバイザー
グロリア・スタイネム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 フェミニスト。「ミス」 (Ms.) 誌共同創設者
スミア・トーラ アフガニスタンの旗 アフガニスタン 難民の権利の活動家
徐棗棗 中華人民共和国の旗 中国 卵子凍結の活動家。未婚女性の生殖の権利、「からだの自己決定権」を求めた

芸能・スポーツ

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肖像 氏名 出身国 備考
アイタナ・ボンマティ スペインの旗 スペイン サッカー選手。女子バロンドール、UEFA女子年間最優秀選手
アンティニスカ・チェンチ イタリアの旗 イタリア 軽乗馬術家
アンドレーザ・デルガード ブラジルの旗 ブラジル キュレーター。PerifaCon共同創設者
デサク・マデ・リタ・クスワ・デウィ インドネシアの旗 インドネシア スピードクライミング選手
アメリカ・フェレーラ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 女優、ラティーノの権利の活動家
アンヌ・グラル フランスの旗 フランス コメディアン
ジョージア・ハリソン イギリスの旗 イギリス テレビタレント。リベンジポルノ問題の活動家
ハールマンプリート・コール インドの旗 インド クリケット選手
イ・テヨン 大韓民国の旗 韓国 気候変動問題の活動家
ジャスティーナ・マイルズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 聴覚障害のあるパフォーマー
ディア・ミルザ インドの旗 インド 女優。国際連合環境計画親善大使、サンクチュアリー・ネイチャー財団役員
ザンディル・ンドロヴ 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ フリーダイビングのインストラクター
アリス・オーズマン イギリスの旗 イギリス 作家、イラストレーター、シナリオライター
パラミダ ドイツの旗 ドイツ DJ、音楽プロデューサー
カミラ・ピレッリ パラグアイの旗 パラグアイ 七種競技選手
アジーザ・スバイティ レバノンの旗 レバノン 短距離陸上選手
キン・ニン・ワイ ミャンマーの旗 ミャンマー 女優、活動家
ビアンカ・ウィリアムズ イギリスの旗 イギリス 短距離陸上選手

文化・教育

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肖像 氏名 出身国 備考
アフロゼ＝ヌマ パキスタンの旗 パキスタン 羊飼い
ホサイ・アフマザイ アフガニスタンの旗 アフガニスタン シャムシャドTVのキャスター
エシ・ブオバサ ガーナの旗 ガーナ 魚売り
チラ・クマリ・バーマン イギリスの旗 イギリス 芸術家
パウリーナ・チジアネ モザンビークの旗 モザンビーク カモンイス賞受賞作家
スーザン・エッティ オーストラリアの旗 オーストラリア サステイナブルツーリズムの専門家
リチア・フェルツ イタリアの旗 イタリア 反エイジズムの活動家、フェミニスト、LGBTQ+の活動家
ジャンナトゥル・フェルダース バングラデシュの旗 バングラデシュ 映画監督、作家、障害者の権利の活動家
ナタリア・イドリソワ タジキスタンの旗 タジキスタン グリーンエネルギーのコンサルタント
ヴィー・カティヴ ジンバブエの旗 ジンバブエ（イギリスの旗 イギリス在住） マルチクリエイター、YouTuber
フーダ・カッタン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 フーダ・ビューティー創設者
ソフィア・キャンニ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 学生、社会起業家
アラーティ－・クマール＝ラーオ インドの旗 インド 写真家
ルイーズ・マブーロ フィリピンの旗 フィリピン 農家、起業家。国際連合環境計画から「ヤング・チャンピオン・オブ・ジ・アース」に選出される
マリエタ・モヤシェヴィッチ モンテネグロの旗 モンテネグロ 障害者の権利の活動家
サラ・オット アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 学校教師。全米科学教育センター (NCSE) 気候変動アンバサダー
テンジン・パルモ[5] イギリスの旗 イギリス（インドの旗 インド在住） 尼僧
ララ・パスキネッリ アルゼンチンの旗 アルゼンチン 芸術家、弁護士、詩人、レズビアン、フェミニストの活動家
ジェス・ペッパー イギリスの旗 イギリス 「気候カフェ」創設者、ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツフェロー
マッチャ・ポーンイン タイ王国の旗 タイ 先住民族とLGBTQ+の権利の活動家
カロリーナ・ディアス・ピメンテル ペルーの旗 ペルー ニューロダイバーシティやメンタルヘルスが専門のジャーナリスト
シャイルブ・サギンバエワ キルギスの旗 キルギス フォー・ライフ縫製店共同創設者
ダリア・セレンコ ロシアの旗 ロシア 詩人、作家、政治活動家。「フェミニスト反戦抵抗運動」メンバー
キーラ・シャーウッド＝オリーガン ニュージーランドの旗 ニュージーランド 先住民族、障害者の権利の活動家
サガリカ・スリラム アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 教育者、気候問題のアドバイザー
クララ・エリザベス・フラゴソ・ウガルテ メキシコの旗 メキシコ トラックドライバー
オクサーナ・ザブジコ ウクライナの旗 ウクライナ 作家

科学・保健・技術

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肖像 氏名 出身国 備考
バシーマ・アブドゥルラフマーン イラクの旗 イラク 緑の建築の起業家
巴央 中華人民共和国の旗 中国 持続可能性に関する活動家
アミーナ・アル＝ビッシュ シリアの旗 シリア ホワイト・ヘルメット隊員
ルマイサ・アル＝ブサイディー オマーンの旗 オマーン 科学者
サラ・アル＝サッカー パレスチナの旗 パレスチナ 総合外科
スーザン・チョンバ ケニアの旗 ケニア 科学者、ワールド・リソーシーズ・インスティテュート理事
リーアン・カレン＝アンズワース イギリスの旗 イギリス 海洋科学者
ジャナン・ダデヴィレン[6][7] トルコの旗 トルコ 科学者、発明家
イザベラ・ドウジク ポーランドの旗 ポーランド サウンドレコーディスト
マルセラ・フェルナンデス コロンビアの旗 コロンビア 探検ガイド
アナマリア・フォント・ビジャロエル ベネズエラの旗 ベネズエラ 素粒子物理学者
チャン・ガン ベトナムの旗 ベトナム バイオガス関連の実業家
ティムニット・ゲブル エチオピアの旗 エチオピア（アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国在住） 人工知能 (AI) の専門家
クラウディア・ゴールディン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 経済学者。ノーベル経済学賞受賞者
アンナ・フットゥネン フィンランドの旗 フィンランド カーボンインパクト技術の専門家
グラディス・カレマ＝ジクソカ ウガンダの旗 ウガンダ 獣医、環境保護活動家。NPO「公衆衛生を通した環境保全」創設者。国際連合環境計画から2021年度のチャンピオン・オブ・ジ・アースに選出された
ソニア・カストナー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 山火事検知技術の開発者
アストリッド・リンダー スウェーデンの旗 スウェーデン 交通安全の専門家
ネハ・マンカニ パキスタンの旗 パキスタン 助産師
ワンジラ・マータイ ケニアの旗 ケニア 環境アドバイザー。グリーンベルト・ムーブメント元代表
イサベル・ファリアス・メイヤー チリの旗 チリ ジャーナリスト、早期更年期障害の活動家
ナタリー・サイラ マルタの旗 マルタ 医学博士
オレーナ・ロズヴァドフスカ ウクライナの旗 ウクライナ 子どもの権利の活動家
スミニ インドネシアの旗 インドネシア 森林管理官
ファビオラ・トレホ メキシコの旗 メキシコ 社会心理学者
ジェニファー・ウチェンドゥ ナイジェリアの旗 ナイジェリア メンタルヘルスの活動家。SustyVibes創設者
キーユン・ウー シンガポールの旗 シンガポール 環境保護活動家
イルハム・ユスフィアン イランの旗 イラン（アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国在住） 人権派弁護士、気候問題のアドバイザー。国際障害同盟顧問

出典

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  1. ^ Low, Harry (25 November 2016). “100 Women 2016: Mexico festival draws thousands”. BBC News. https://www.bbc.com/news/world-latin-america-38101195 
  2. ^ “Participa Inmujeres CDMX en el festival 100 Women de la BBC” (スペイン語). CDMX. (24 November 2016). オリジナルの20 December 2016時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161220091507/http://www.inmujeres.cdmx.gob.mx/participa-inmujerescdmx-en-festival-100-women-de-la-bbc/ 6 December 2016閲覧。 
  3. ^ “Ex-SDF member Rina Gonoi makes BBC's 100 Women list” (英語). The Japan Times (2023年11月22日). 2023年11月23日閲覧。
  4. ^ “Iranian Woman Opposed to Forced Hijab in BBC's "100 Women 2023" List”. IRANWIRE. (2023年11月21日). https://iranwire.com/en/women/122723-iranian-woman-opposed-to-forced-hijab-in-bbcs-100-women-2023-list/ 2023年11月23日閲覧。 
  5. ^ Yadav, Pihu (2023年11月22日). “BBC 100 Women 2023: Jetsunma Tenzin Palmo's spiritual odyssey from London to the Himalayas” (英語). cnbctv18.com. 2023年11月23日閲覧。
  6. ^ Diehl, Amanda (2023年11月21日). “BBC 100 Women 2023: Canan Dagdeviren”. MIT Media Lab. 2023年11月23日閲覧。
  7. ^ “Prof. Canan Dağdeviren featured in BBC's 100 Women list” (英語). bianet.org (2023年11月23日). 2023年11月23日閲覧。

外部リンク

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