1,4-ジヒドロキシ-2-ナフトエ酸ポリプレニルトランスフェラーゼ
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1,4-ジヒドロキシ-2-ナフトエ酸ポリプレニルトランスフェラーゼ | |||||||||
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識別子 | |||||||||
EC番号 | 2.5.1.74 | ||||||||
データベース | |||||||||
IntEnz | IntEnz view | ||||||||
BRENDA | BRENDA entry | ||||||||
ExPASy | NiceZyme view | ||||||||
KEGG | KEGG entry | ||||||||
MetaCyc | metabolic pathway | ||||||||
PRIAM | profile | ||||||||
PDB構造 | RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum | ||||||||
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1,4-ジヒドロキシ-2-ナフトエ酸ポリプレニルトランスフェラーゼ(1,4-dihydroxy-2-napthoate polyprenyltransferase)はメナキノンの合成に関わるプレニル基転移酵素の1つで、次の化学反応を触媒する酵素である。
- all-trans-ポリプレニル二リン酸 + 1,4-ジヒドロキシ-2-ナフトエ酸(DHNA) デメチルメナキノール + 二リン酸 + CO2
組織名はall-trans-polyprenyl diphosphate:1,4-dihydroxy-2-naphthoate polyprenyltransferaseである。
機能
[編集]DHNAポリプレニルトランスフェラーゼはメナキノン生合成の後ろから2番目のステップを担う。これは可溶性の芳香族化合物であるDHNAにイソプレノイド側鎖を結合させる反応で、生成物であるデメチルメナキノールがさらにメチル化されるとメナキノール(還元型メナキノン)ができる。この酵素はイソプレノイド側鎖の長さに対する特異性がないため、基質次第で側鎖の長さが異なる様々なデメチルメナキノールを生成する[1]。
分布
[編集]幅広い原核生物の細胞膜(内膜)に存在している。
参考文献
[編集]- ^ K. Suvarna; D. Stevenson; R. Meganathan; M. E. S. Hudspeth (23 June 1997). “Menaquinone (Vitamin K2) Biosynthesis: Localization and Characterization of the menA Gene from Escherichia coli”. Journal of Bacteriology .