鶴田竜二
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鶴田 竜二(Ryuji Tsuruta、つるた りゅうじ、1966年3月25日 - )は、日本のレーシングライダー、実業家。愛知県安城市出身。血液型B型。
経歴
[編集]1984年ロードレースデビュー。清水國明のチーム國武舞レーシングに籍を置き、鈴鹿4時間耐久ロードレースなどに清水とペアを組み参戦。1989年、カワサキ『チーム・グリーン』のオーディションに合格し、移籍加入。1990年には全日本ロードレース選手権TT-F3クラスで、同クラスでカワサキ初となるシリーズチャンピオンを獲得。2000年にS-Nk(スーパーネイキッド)クラスで自身2度目の全日本チャンピオンを獲得。その後、自身のチームである『TRICK★STAR RACING(トリックスターレーシング)』を結成。監督兼ライダーとしてレースに参戦。
TRICK★STAR RACINGは、2009年の鈴鹿8時間耐久ロードレースで、プライベータートップとなる2位表彰台を獲得した(鶴田自身は第3ライダー登録していたが、決勝では監督に専念しチームをマネージメント)。
2010年、TRICK STAR RACINGとエヴァンゲリオンレーシングのコラボレーションを実現させ、サーキットを盛り上げた。
戦績
[編集]- 1984年
- イーグルレーシング所属、鈴鹿200kmでロードレースデビュー。
- 1985年
- 國武舞レーシングへ移籍。鈴鹿2時間耐久ロードレース 決勝2位(ペアライダー/清水國明)、鈴鹿4時間耐久ロードレース 決勝リタイヤ(ペアライダー/清水國明)。
- 1986年
- ジュニアクラス昇格(国内A級)。鈴鹿地方選手権シリーズ参戦。
- 1987年
- 全日本選手権ジュニアF3クラス参戦。全日本選手権 鈴鹿2&4大会予選2位、決勝5位。全日本選手権SUGO大会決勝5位。全日本選手権筑波大会決勝12位。
- 1988年
- 全日本選手権ジュニアF3クラス参戦。全日本選手権西日本大会決勝8位。全日本選手権SUGO大会決勝9位。鈴鹿4時間耐久レース(ペアライダー/清水國明)決勝7位。
- 1989年
- チーム・グリーンに移籍。全日本選手権ジュニアF3クラス参戦、シリーズランキング9位。鈴鹿6時間耐久レース予選1位、決勝優勝。HSP耐久レース予選1位、決勝優勝。
- 1990年
- 国際A級昇格。全日本選手権TT-F3クラス参戦、シリーズチャンピオン獲得。鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝26位。
- 1991年
- パンパシフィック選手権参戦(海外参戦)、シリーズランキング2位。鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝4位(ペアライダー/北川圭一。日本人ペア最上位)。
- 1992年
- HRCサテライトチームのスクーデリア・オクムラに移籍。全日本選手権GP-500クラスにNSR500で参戦、シリーズランキング9位。鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝4位(ペアライダー/フレディ・スペンサー)。
- 1993年
- 全日本選手権GP500クラス参戦、シリーズランキング9位。
- 1994年
- チームマジージャパンへ移籍。全日本選手権スーパーバイククラス参戦、シリーズランキング13位。
- 1995年
- チームオメガポイント(チームマジージャパンの改名)所属。全日本選手権スーパーバイククラス参戦、シリーズランキング14位。鈴鹿8時間耐久ロードレース予選9位、決勝リタイヤ(チーム阪神ライディングスクール)。
- 1996年
- Team IWAKI K'sガレージ・D.D.BOY'sへ移籍。全日本選手権スーパーバイククラス参戦、シリーズランキング16位。鈴鹿8時間耐久ロードレース予選18位、決勝リタイヤ。
- 1997年
- 全日本選手権スーパーバイククラス第11戦スポット参戦決勝12位。NK-1クラス予選5位、決勝2位(チームイエローコーン)。GRANDSLAM 4 HUGE-1クラス予選2位決勝優勝(チームイエローコーン)。テイストオブフリーランスF-ZEROクラス、予選2位、決勝2位(チームイエローコーン)。鈴鹿8時間耐久ロードレース予選23位、決勝12位(チーム阪神ライディングスクール)。
- 1998年
- イエローコーンに移籍。全日本選手権スーパーバイク混走のS-NKクラス参戦。
- 1999年
- 全日本選手権スーパーバイク混走のS-Nkクラス参戦、シリーズランキング2位(チームイエローコーン/カワサキサテライト)。世界耐久選手権『鈴鹿8時間耐久ロードレース』決勝6位(チーム阪神ライディングスクール/カワサキサテライト)。
- 2000年
- 全日本選手権スーパーバイク混走のS-Nkクラス参戦、2度目のシリーズチャンピオン獲得。鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝5位(チーム阪神ライディングスクール)。もてぎ7時間耐久ロードレース決勝5位(チームTRICK★STARレーシング)。
- 2001年
- 鶴田が結成した自らのチーム、TRICK★STARレーシングで全日本ロードレース参戦を開始。全日本選手権ST600クラス参戦、シリーズランキング5位(チームTRICK★STARレーシング)。 全日本選手権スーパーバイククラス最終戦2&4にスポット参戦、決勝総合9位、クラス2位(チームヨシムラ)。バトル・オブ・ザ・ツイン予選1位、決勝優勝(チームティグクラフト/アプリリア)。鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝19位(チーム阪神ライディングスクール)。もてぎ7時間耐久ロードレース、決勝5位(チーム200over's with TRICK★STAR)。テイスト・オブ・フリーランス F-ZEROクラス予選1位、決勝優勝(チームAutoMagic&TRICK★STAR)。スーパーモタードOVER ALL、決勝3位。
- 2002年
- 全日本ロードレース選手権スーパーバイククラス、スポット参戦(チーム阪神ライディングスクール)。全日本ロードレース選手権ST600クラス、スポット参戦(チームTRICK★STARレーシング)。鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝リタイヤ(チーム阪神ライディングスクール)。もてぎ7時間耐久ロードレース決勝44位(チームTRICK★STARレーシング)。テイスト・オブ・フリーランス F-ZEROクラス予選2位、決勝優勝(チームTRICK★STAR&T.G.N)。
- 2003年
- 全日本ロードレース選手権ST600クラス参戦、シリーズランキング7位(チームZOIL TRICK★STARレーシング)。鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝総合12位、クラス4位(モリワキレーシング)。つくば3時間耐久予選1位、決勝5位(チームZOIL TRICK★STARレーシング)。
- 2004年
- 全日本ロードレース選手権 ST600クラス・JSB1000クラス参戦。ST600クラスシリーズランキング9位(チームZOIL TRICK★STARレーシング)。鈴鹿8時間耐久ロードレース(PPS TRICK★STAR & 阪神ライディングスクール)。つくば3時間耐久予選4位、決勝6位(チームZOIL TRICK★STARレーシング)。
- 2005年
- 全日本ロードレース選手権ST600クラス参戦。ST600クラスシリーズランキング10位(チームZOIL TRICK★STAR MAX)。鈴鹿300Km耐久ロードレース予選5位、決勝リタイヤ(チームTRICK★STAR & B-LINE)。鈴鹿8時間耐久ロードレース予選16位、決勝総合42位(チームTRICK★STAR & B-LINE)。
- 2006年
- 全日本ロードレース選手権ST600クラス、スポット参戦。ST600クラスシリーズランキング19位(チームTRICK★STAR MAX)。鈴鹿300Km耐久ロードレース予選17位、決勝7位(チームTRICK★STAR & B-LINE)。鈴鹿8時間耐久ロードレース予選19位、決勝総合8位、クラス3位(チームTRICK★STAR & B-LINE)。
- 2007年
- 全日本ロードレース選手権ST600クラス全戦参戦(チームTRICK★STAR タミトン-R)。鈴鹿300Km耐久ロードレース予選19位、決勝15位(ZOIL TRICK☆STAR)。鈴鹿8時間耐久ロードレース予選20位、決勝13位(ZOIL TRICK☆STAR)。
- 2008年
- 全日本ロードレース選手権ST600クラス スポット参戦(TRICK★STAR)。鈴鹿300Km耐久ロードレース、鈴鹿8時間耐久ロードレース参戦。
- 2009年
- 全日本ロードレース選手権JSBクラス参戦(TRICK★STAR)、ライダーに井筒仁康を起用。鈴鹿300Km耐久ロードレース参戦、決勝リタイヤ(TRICK★STAR、ライダー井筒仁康/武石伸也)。鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝2位(TRICK★STAR、ライダー井筒仁康/武石伸也/鶴田竜二)。
- 2010年
エヴァンゲリオンレーシングとTRICK STAR RACINGのコラボ、「エヴァンゲリオンRT初号機TRICK☆STAR」として全日本ロードレース(ライダー武石伸也、芹沢太麻樹)、鈴鹿8時間耐久ロードレース(ライダー武石伸也/芹沢太麻樹/今野由寛)に参戦。鶴田は監督としてチームをマネージメント。
- 2019年
ボンネビル・モーターサイクルスピードトライアル、電動バイククラスに参戦し、世界最高速記録樹立(スピード204mph(329km/h))。