コンテンツにスキップ

高丘陽平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高丘 陽平
名前
愛称 ヨウヘイ
カタカナ タカオカ ヨウヘイ
ラテン文字 TAKAOKA Yohei
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1996-03-16) 1996年3月16日(28歳)
出身地 神奈川県横浜市青葉区
身長 183cm
体重 82kg
選手情報
在籍チーム カナダの旗 バンクーバー・ホワイトキャップス
ポジション GK
背番号 18
利き足 右足
ユース
2004-2007 日本の旗 あざみ野F.C.(横浜市立桂小学校)
2008-2010 日本の旗 横浜FC Jrユース(横浜市立奈良中学校
2011-2013 日本の旗 横浜FC ユース(旭高校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2014-2018 日本の旗 横浜FC 41 (0)
2014-2015 日本の旗 Jリーグ・U-22選抜 4 (0)
2018 日本の旗 サガン鳥栖(loan) 0 (0)
2019-2020 日本の旗 サガン鳥栖 40 (0)
2020-2023 日本の旗 横浜F・マリノス 71 (0)
2023- カナダの旗 バンクーバー・ホワイトキャップス 35 (0)
通算 191 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月19日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

高丘 陽平(たかおか ようへい、1996年3月16日 - )は、神奈川県横浜市青葉区出身のプロサッカー選手メジャーリーグサッカーバンクーバー・ホワイトキャップス所属。ポジションはゴールキーパー

来歴

[編集]

横浜FC

[編集]

横浜FCジュニアユースを経て、2011年にユースへ昇格。2013年5月10日、トップチームに2種登録選手として登録[1]

2014年より、トップチームへ正式に昇格した[2]。同年2月、J3に参戦するJリーグ・アンダー22選抜に選手登録された[3]。昇格後は南雄太が正GKに座っており、控えも1学年上の渋谷飛翔が務め、2016年までは天皇杯1試合のみの出場に留まっていたが、渋谷が名古屋グランパスへ移籍した2017年は背番号を26から1に変更し、南から正GKを奪取し41試合に出場した。

サガン鳥栖

[編集]

2018年3月26日サガン鳥栖期限付き移籍[4]。移籍後は権田修一の控えとなりJリーグカップ3試合出場に終わったもののシーズン終了後、サガン鳥栖に完全移籍[5]

権田が退団した2019年、序盤戦はFC東京より新加入の大久保択生が起用されたため控えに回っていたが、監督が金明輝に交代したのを機に起用されレギュラーに定置。夏に大久保は清水エスパルスに移籍。その後は全ての試合でゴールを守った。2020年は松本山雅FCより守田達弥が加入し出場機会は昨季より減少したが、出場した試合では好セーブを見せた。

横浜F・マリノス

[編集]

10月23日、前年優勝GKの朴一圭に交わり横浜F・マリノスに完全移籍で加入することが発表された[6][7][注 1]。その後朴は鳥栖に期限付き移籍した。 加入後は梶川裕嗣中林洋次を抑えてレギュラーに定着したが、移籍後初出場した第28節サンフレッチェ広島戦から2試合連続3失点するなど3連敗を喫し、その後の試合ではレンタルから復帰したオビ・パウエル・オビンナにポジションを奪われる。スタメンに復帰した第30節川崎フロンターレ戦では前半終了間際にペナルティエリア外でハンドを犯してしまい一発退場処分を受けた。ACLでもオビが主に起用され、ラウンド16進出が決まった後のシドニーFC戦の1試合出場にとどまり、加入後に自身が出場した試合は未勝利という苦い結果に終わった。

背番号を1に変更した2021年はリーグ開幕スタメンはオビに譲ったものの、Jリーグカップグループステージ第1節ベガルタ仙台戦で先発に抜擢。試合は1‐0で勝利し、加入後初勝利及び初完封を飾った。以降もカップ戦の出場がメインだったが、リーグ戦の第7節湘南ベルマーレ戦で先発に抜擢されると、以降はオビからポジションを奪取しレギュラーとして活躍。

2022年はリーグ戦でチームで唯一全試合に出場。リーグ最少タイの35失点に抑えるパフォーマンスを披露し、チームの3年ぶり5度目のリーグ優勝に貢献。ベストイレブンに選出された。横浜FM所属のGKがベストイレブンに選出されたのは、1993年の松永成立(現:横浜FM GKコーチ)以来29年ぶりの快挙となった[8]

バンクーバー・ホワイトキャップス

[編集]

2023年2月18日、メジャーリーグサッカーバンクーバー・ホワイトキャップスに完全移籍することが発表された[9]。2023年はリーグ戦開幕から起用され33試合に出場した。WC6位。Canadian championsshipで優勝し、翌年のCONCACAF出場権を得た。2024年もリーグ戦33試合に出場。WC8位。Canadian championsship連覇した[10]

所属クラブ

[編集]

個人成績

[編集]
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2014 横浜FC 41 J2 0 0 - 0 0 0 0
2015 26 0 0 - 0 0 0 0
2016 0 0 - 1 0 1 0
2017 1 41 0 - 0 0 41 0
2018 0 0 - - 0 0
鳥栖 18 J1 0 0 3 0 0 0 3 0
2019 24 0 6 0 2 0 32 0
2020 16 0 1 0 - 17 0
横浜FM 32 4 0 - - 4 0
2021 1 33 0 4 0 1 0 38 0
2022 34 0 7 0 0 0 41 0
カナダ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2023 バンクーバー MLS
通算 日本 J1 111 0 21 0 3 0 94 0
日本 J2 41 0 - 1 0 41 0
カナダ MLS
総通算 152 0 21 0 4 0 177 0
  • 2013年は2種登録選手
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2020 横浜FM 32 1 0
2022 1 7 0
通算 AFC 8 0

その他の公式戦

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2014 J-22 - J3 3 0 3 0
2015 1 0 1 0
通算 日本 J3 4 0 4 0
総通算 4 0 4 0

代表歴

[編集]

タイトル

[編集]

クラブ

[編集]
横浜F・マリノス
バンクーバー・ホワイトキャップス

個人

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 横浜FCユースGK高丘陽平選手トップチーム登録のお知らせ 横浜FC オフィシャルサイト、2013年5月10日
  2. ^ 横浜FCユースMF石井圭太選手・GK高丘陽平選手トップチーム昇格内定お知らせ 横浜FC オフィシャルサイト、2013年11月18日
  3. ^ Jリーグ・アンダー22選抜 登録選手決定 J3リーグ公式サイト、2014年2月24日
  4. ^ 高丘陽平選手 横浜FCより期限付き移籍加入のお知らせ サガン鳥栖 オフィシャルサイト、2018年3月26日
  5. ^ 高丘陽平選手 完全移籍加入のお知らせ サガン鳥栖 オフィシャルサイト、2019年1月5日
  6. ^ 高丘陽平選手 完全移籍加入のお知らせ 横浜F・マリノス オフィシャルサイト、2020年10月23日
  7. ^ 異例のGKトレード!! J1鳥栖が横浜MのGK朴一圭をレンタルで獲得へ 中日スポーツ 2020年10月25日
  8. ^ 横浜FM29年ぶりの快挙 GK高丘陽平が見据えるさらなる高み「もっと突き詰めていきたい」THE ANSWER 2022年11月10日
  9. ^ 高丘 陽平選手 バンクーバー・ホワイトキャップスFCへ完全移籍のお知らせ 2023年2月18日 横浜F・マリノス
  10. ^ MLS.com - MLS Listings, Real Estate Property Listings, Homes for Sale” (英語). MLS.com. 2024年10月19日閲覧。

注釈

[編集]
  1. ^ なお、2日後にはパク・イルギュがマリノスから鳥栖へ期限付き移籍しており、シーズン中では異例のGK同士の入れ替わりとなった。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]