飯田和敏
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飯田 和敏(いいだ かずとし、1968年11月26日 - )は、日本のゲームクリエイター。元有限会社バウロズ取締役社長。立命館大学映像学部映像学科教授[1]。
略歴
[編集]東京都生まれ、千葉県育ち。多摩美術大学油絵科卒。アートディンクを経て[2]、1996年6月に有限会社パーラム(2003年9月に有限会社バウロズと改名)を設立。
講師活動や、麻野一哉・米光一成との作家・研究活動、『げんしけん』の小説執筆などで商用ゲーム制作から遠ざかっていたが、2009年より復帰、2010年から3年間はグラスホッパー・マニファクチュアに在籍。2011年8月21日公開の日本科学未来館常設展示「アナグラのうた〜消えた博士と残された装置〜」の演出を担当[3]。同時期、東京工芸大学、デジタルハリウッド大学で教授を務める。
2015年4月からは立命館大学映像学部 教授に就任。文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門の審査員を第17回(2013年)から第19回(2015年)まで務める。
ゲーム作品
[編集]- アクアノートの休日(PlayStation)
- 太陽のしっぽ(PlayStation)
- 巨人のドシン1(64DD)
- 巨人のドシン解放戦線チビッコチッコ大集合(64DD)
- ディシプリン*帝国の誕生(Wiiウェア)
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版 -サウンドインパクト-[4]
- アナグラのうた〜消えた博士と残された装置〜
- LINE EASY DIVER[5]
- KAKEXUN
- 水没オシマイ都市[6]
共編著
[編集]- 『ベストセラー本ゲーム化会議』麻野一哉、米光一成共著(原書房・2002)
- 『日本文学ふいんき語り』麻野一哉、米光一成共著(双葉社・2005)
- 『スピンドル式 鍛えない脳』麻野一哉,米光一成共著(しょういん・2007)
- 『恋愛小説ふいんき語り』麻野一哉,米光一成共著(ポプラ社・2007)
- 『このアニメ映画はおもしろい!』川上大典、小張アキコ、須川亜紀子、武田かおり、大澤良貴、小中千昭、大井昌和、平田研也共著(青弓社・2015)
その他の作品・活動
[編集]- ゲーム菩薩2014年 KAKEXUNのクラウドファンディングキャンペーンの一環として行われた展覧会の期間中、朝から夜までカメラをつけ、亡くなった友人であるゲームクリエイター飯野賢治を偲び、ゲームという文化と自我を見直す様子をずっとUstreamにて無料配信をつづけるパフォーマンスを行った
関連書籍
[編集]- 2003―飯野賢治対談集(1999年、ソニー・マガジンズ) ISBN 978-4789713597
CD
[編集]- 鉄拳2 STRIKE ARRANGES(1996年8月21日 NECアベニュー NACL1238)
脚注
[編集]- ^ “インタラクティブ映像 | 教員紹介 | 教育内容 | 映像学部 立命館大学”. 立命館大学 映像学部. 2023年12月21日閲覧。
- ^ “ゲーム作家「飯田和敏」の考えるゲームとは アートとゲームの微妙な関係 ~ 64DDに何を想う?”. BUSTERS. 2023年1月31日閲覧。
- ^ “常設展示のリニューアルについて” (PDF). 日本科学未来館 (2011年6月24日). 2011年11月2日閲覧。
- ^ “【飯田和敏氏インタビュー】どんなに大変でも、イマジネーションする力があるから大丈夫――『ヱヴァンゲリヲン新劇場版-サウンドインパクト-』”. ソフトバンク ビジネス+IT (2011年10月28日). 2011年11月2日閲覧。
- ^ “『LINE EASY DIVER』海の美しさに感動し、リアルなウツボにビビる” (2013年3月14日). 2022年5月28日閲覧。
- ^ “いよいよ着地点を探す旅に『水没オシマイ都市』飯田和敏氏と納口龍司氏にインタビュー!【BitSummit Vol.6】” (2018年5月14日). 2022年5月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- 飯田和敏,犬飼博士,NKTK,Luc,OL24の身体拡張blgs
- :Param: Index - ウェイバックマシン(2003年8月5日アーカイブ分)