風早駅
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風早駅 | |
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駅舎(2007年10月) | |
かざはや Kazahaya | |
◄JR-Y23 安芸津 (3.2 km) (6.3 km) 安浦 JR-Y21► | |
所在地 | 広島県東広島市安芸津町風早2810-5 |
駅番号 | JR-Y22 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■呉線 |
キロ程 | 37.9 km(三原起点) |
電報略号 | カサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
172人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)2月17日[2] |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
風早駅(かざはやえき)は、広島県東広島市安芸津町風早にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である[1]。駅番号はJR-Y22。
歴史
[編集]- 1935年(昭和10年)
- 1953年(昭和28年)5月26日:構内踏切を乗客が横断中、列車が接近していることに気付いた駅長が助けようとしたが、死亡する事故が発生[1][4]。
- 1956年(昭和31年)11月19日:当駅に停車していた急行「早鞆」廃止。
- 1960年(昭和35年)7月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:簡易委託駅化[5][6]。荷物扱い廃止[2]。
- 1978年(昭和53年):駅舎改築[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1995年(平成7年)10月1日:管轄が広島支社の直轄(呉管理駅)から三原地域鉄道部に変更[7]。
- 2006年(平成18年)3月18日:ダイヤ改正に伴い、臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)3月12日:ダイヤ改正に伴い、臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の通過駅に戻る[10]。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅[1]。呉方面行きホームに駅舎があり、反対側の三原方面行きホームへは跨線橋で連絡している。改札外に男女共用汲取り式便所が設置されている。
無人駅。ICOCAが利用可能である(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。ICカードは専用カードリーダーで処理する。また、自動券売機が駅舎内に設置されている。以前は、簡易委託駅であり、非電化時代は直営駅であった[5][6]。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
反対側(1) | 呉線 | 上り | 竹原・三原方面 |
駅舎側(2) | 下り | 呉・広島方面 |
- 付記事項
- 実際には上記ののりば番号標は無い。上記番号は列車運転指令上の番線番号である。
利用状況
[編集]近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。特記の無いものは「統計でみる東広島」による。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1989年(平成 元年) | 720[15] |
1990年(平成 2年) | |
1991年(平成 3年) | |
1992年(平成 4年) | 724[16] |
1993年(平成 5年) | |
1994年(平成 6年) | |
1995年(平成 7年) | |
1996年(平成 8年) | 600[17] |
1997年(平成 9年) | 536 |
1998年(平成10年) | 482 |
1999年(平成11年) | 442 |
2000年(平成12年) | 408 |
2001年(平成13年) | 384 |
2002年(平成14年) | 339 |
2003年(平成15年) | 307 |
2004年(平成16年) | 259 |
2005年(平成17年) | 254 |
2006年(平成18年) | 250 |
2007年(平成19年) | 270 |
2008年(平成20年) | 274 |
2009年(平成21年) | 282 |
2010年(平成22年) | 271 |
2011年(平成23年) | 269 |
2012年(平成24年) | 269 |
2013年(平成25年) | 251 |
2014年(平成26年) | 211 |
2015年(平成27年) | 231 |
2016年(平成28年) | 222 |
2017年(平成29年) | 217 |
2018年(平成30年) | 179 |
2019年(令和 元年) | 205 |
2020年(令和 2年) | 188 |
2021年(令和 3年) | 182 |
2022年(令和 4年) | 172 |
駅周辺
[編集]駅前には1953年に発生した事故の慰霊碑が建立されている[1]。
- JA芸南農産物直売所『ふれあい市』(ふれあい安芸津店)
- 広島県立豊田高等学校
- 安芸津市民グラウンド[18]
- 国道185号
- 広島県道206号風早停車場線
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、20頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、273頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『日本鉄道旅行地図帳』 11号 中国 四国、今尾恵介(監修)、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2009年3月18日、35頁。ISBN 978-4-10-790029-6。
- ^ 「殉職駅長を娘・孫が供養 東広島の風早駅62年前事故 構内の慰霊碑 助役の子とも再会」『中国新聞』中国新聞社、2015年5月27日、朝刊、[要ページ番号]。
- ^ a b 『広島鉄道管理局この10年史:1965~1975』広島鉄道管理局、1976年3月、p.112。
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』1970年11月号、鉄道ジャーナル社、p.12。
- ^ 『JR西日本広島支社10年史 : 次なる10年に向かって : 1987-1997』(西日本旅客鉄道広島支社)p.370
- ^ 「JR呉線部分運休で国道渋滞」『中国新聞』中国新聞社、2010年7月17日。オリジナルの2010年7月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「JR呉線111日ぶり全線復旧」『47NEWS』全国新聞ネット(中国新聞)、2010年11月2日。2016年9月28日閲覧。
- ^ 『平成23年春の臨時列車について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道広島支社、2011年1月21日。オリジナルの2011年1月24日時点におけるアーカイブ 。2023年5月19日閲覧。
- ^ a b “6月19日から続く梅雨前線等による被害状況等について(第6報)” (PDF). 国土交通省 (2016年6月27日). 2016年6月29日閲覧。
- ^ “沿革” (PDF). データで見るJR西日本2018. 西日本旅客鉄道. p. 203. 2023年5月19日閲覧。
- ^ “平成30年台風第7号及び前線等による被害状況等について(第7報)” (PDF). 国土交通省 (2018年7月7日). 2018年7月23日閲覧。
- ^ 『西日本豪雨に伴う運転状況などについて(2018年10月30日時点)』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年10月30日 。2023年5月19日閲覧。
- ^ 『JR全線全駅』弘済出版社〈トラベルムック〉、1991年11月15日、347頁。全国書誌番号:92010752。
- ^ 『JR全線全駅』弘済出版社〈トラベルムック〉、1994年11月15日、347頁。全国書誌番号:95042369。
- ^ 『東広島圏域新市建設計画』(東広島圏域合併協議会)p.27
- ^ “安芸津市民グラウンド”. 東広島市 (2022年6月6日). 2022年7月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 風早駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道