順安区域
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位置 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 순안구역 |
漢字: | 順安區域 |
片仮名転写: | スナン=グヨク |
ローマ字転写 (MR): | Sunan-guyŏk |
統計(2008年) | |
面積: | 141.2[1] km2 |
総人口: | 91,791[1] 人 |
人口密度: | 650[1] 人/km2 |
行政 | |
国: | 朝鮮民主主義人民共和国 |
上位自治体: | 平壌直轄市 |
順安区域(スナンくいき、スンアンくいき)は、平壌直轄市北部郊外にある行政区域。平壌国際空港(順安国際空港)がある。
地理
[編集]平壌中心部のほぼ真北にあたり、北の新義州方面へ向かう鉄道路線が通過するなど、交通の要衝となっている。
平壌直轄市の北端であり、三方は平安南道に囲まれている。南に兄弟山区域、東南に龍城区域に接し、東に平安南道道都・平城市、北に平原郡、西に大同郡と接する。
行政区域
[編集]5洞・9里を管轄する。
- 南山洞(ナムサンドン)
- 大陽洞(テヤンドン)
- 石礴洞(ソクパクトン)
- 新成洞(シンソンドン)
- 駅前洞(ヨクチョンドン)
- 九瑞里(クソリ)
- 東山里(トンサンニ)
- 龍伏里(リョンボンニ)
- 山陽里(サニャンニ)
- 梧山里(オサンニ)
- 安興里(アヌンニ)
- 在京里(チェギョンニ)
- 川東里(チョンドンニ)
- 宅庵里(テガムニ)
歴史
[編集]朝鮮王朝時代は平安道順安県が置かれた。1895年に順安郡となる。1914年、平安南道平原郡に編入される。
解放後に平原郡順安面・両花面・東岩面は大同郡に編入される。1952年12月、大同郡順安面・東岩面・両花面・在京里面・斧山面・龍岳面からなる順安郡が新設される。
1972年4月、平安南道順安郡は平壌市に編入され、順安区域となった。
年表
[編集]この節の出典[2]
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、大同郡順安面・両花面・東岩面・在京里面・斧山面・龍岳面、順川郡慈山面の一部地域をもって、順安郡を設置。順安郡に以下の邑・里が成立。(1邑32里)
- 順安邑・南山里・宅庵里・九瑞里・星州里・梧山里・安興里・龍伏里・両花里・上松里・上西里・山陽里・龍二里・山陰里・石岩里・在京里・川東里・新間里・板橋里・中石花里・梧琴里・大陽里・鶴山里・新美里・中二里・龍城里・龍宮里・馬山里・西里・下里・下次里・栗花里・御重里
- 1953年 (1邑32里)
- 南山里が順安邑に編入。
- 下次里の一部から上次里が発足。
- 1957年 - 龍城里が龍城労働者区に昇格。(1邑1労働者区31里)
- 1958年6月 - 龍宮里および大同郡和盛里の一部が龍城労働者区に編入。(1邑1労働者区30里)
- 1959年9月 (1邑22里)
- 1960年10月 - 大陽里の一部が平壌直轄市兄弟山区域に編入。(1邑22里)
- 1965年 - 上次里が平城区に編入。(1邑21里)
- 1967年 - 両花里が龍伏里・川東里に分割編入。(1邑20里)
- 1972年4月 - 順安郡廃止。
- 1979年 - 星州里が東山里に改称。(4洞10里)
- 1991年 - 大陽里が大陽洞に昇格。(5洞9里)
- 1996年6月 - 平安南道平原郡石岩里の一部が山陽里に編入。(5洞9里)
交通
[編集]空港
[編集]高速道路
[編集]鉄道
[編集]注釈・出典
[編集]- ^ a b c “NORTH KOREA: Administrative Division”. Citypopulation.de (2021年9月12日). 2022年8月19日閲覧。
- ^ 평양시 순안구역 역사