双連駅
表示
(雙連駅から転送)
双連駅 | |
---|---|
リニューアル後の1番出入口(2020年に再建完了) | |
雙連 シュァンリェン Shuanglian (馬偕紀念醫院 / Mackay Memorial Hospital) | |
所在地 | 台湾台北市中山区と大同区民生西路47号 |
所属事業者 |
台北大衆捷運股份有限公司 (台北捷運) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 島式 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
(#利用状況節参照) -人/日(降車客含まず) |
乗降人員 -統計年度- |
(#利用状況節参照) -人/日 |
開業年月日 | 1997年3月28日 |
乗入路線 1 路線 | |
所属路線 | ■淡水線(淡水信義線) |
駅番号 | R12 |
◄(R13)民権西路 中山(R11)► |
台鉄 双連駅 (廃止) | |
---|---|
雙連 シュァンリェン(旧称:さうれん[1]) Shuanglien(旧称:Soren) | |
◄長安 圓山► | |
所在地 | 台北市建成区(現・大同区) |
所属事業者 | 台湾総督府交通局鉄道部→台湾鉄路管理局 |
種別 | 廃駅 |
所属路線 | ■淡水線(廃線) |
キロ程 | 1.4 km(台北起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1915年8月17日 |
廃止年月日 | 1988年7月16日 |
双連駅 | |
---|---|
各種表記 | |
繁体字: | 雙連站 |
簡体字: | 双连站 |
拼音: | Shuānglián Zhàn |
通用拼音: | Shuanglián Jhàn |
注音符号: | ㄕㄨㄤㄌㄧㄢˊ ㄓㄢˋ |
ラテン字: | Shuanglien Chan |
発音: | シュァンリェン ヂャン |
台湾語白話字: | Siang-liân Cham |
客家語白話字: | Sûng-lièn Chhàm |
日本語漢音読み: | そうれんえき |
日本語読み: | さうれんえき[1] (日本統治時代) |
英文: |
Shuanglian Station Soren Station (日本統治時代) |
双連駅(そうれんえき)は、台湾台北市中山区と大同区にある台北捷運淡水線の駅。計画中の民生汐止線が当駅に乗り入れ、乗換駅となる予定である。駅番号は「R12」。かつては、廃線となった台湾鉄路管理局淡水線(捷運淡水線の前身)の双連駅があった。
駅概要
[編集]当駅は心中山線型公園(元:捷運線型公園)の地下で、民生西路との交差点付近に位置し、承徳路、中山北路が近くにある。駅名は地名と台鉄淡水線の駅名である「双連」から名付けられた。双連の地名は日本統治時代に「双連陂」を埋めて平らにした事に由来する。
利用可能な鉄道路線
[編集]歴史
[編集]- 台鉄双連駅
- 1915年(大正4年)8月17日 - 双連乗降場が開業[2]。
- 1943年 - 改築、二代目の駅舎が完成。
- 駅付近には貨物積み下ろし場があったため、淡水線上の重要な中継駅とされていた。
- 1988年7月15日 - この日を以って台鉄淡水線の運営停止、翌日廃駅となる[3](p326)。
- 捷運双連駅
- 1997年3月28日 - 台北捷運淡水線淡水~中山が開通し営業開始となった[3](p327)。
- 2001年9月17日 - 台風による水害で全線運行停止、当駅が再開したのは約2週間後だった[3](p129)。→詳細は「台北捷運淡水線 § 2001年の台風水没被害」を参照
- 2015年12月22日 - 可動式ホーム柵の供用を開始[4]。
駅構造
[編集]駅階層
[編集]地面 | 出入口 | 出入口、公園 |
地下 一階 |
コンコース | コンコース、案内所、自動券売機、自動改札機、中山地下街、トイレ(駅南側、中山地下街内) |
地下 二階 |
1番線 | ← 淡水線北投・淡水方面(民権西路駅) |
2番線 | → 淡水線大安・象山方面(中山駅)→ |
-
淡水線ホーム(2011年)
-
同(ホームドア設置後。2020年)
-
コンコースと改札口
駅出口
[編集]出口1は駅の南端、出口2は駅の北端に位置する。身障者用のエレベーターは出口2に設置され、駅の南端は中山地下街へ直結している。
利用状況
[編集]
捷運[編集]
|
総督府交通局および台鐵[編集]
|
|
駅周辺
[編集]出口1・2付近、民生西路沿いには、西側に「捷運双連駅」、東側に「馬偕醫院」バス停が接続している。
- 静修女中
- 蓬莱国小
- 寧夏路夜市
- 馬偕紀念医院(台北院区)
- 台北文昌宮(本駅と民権西路駅の間)
- 台北捷運公司
- 台北市政府捷運工程局
- アンバサダーホテル台北(台北国賓大飯店)
- 嘉新大楼
- 蔡瑞月舞蹈研究社
- 宮前町砌石大溝
- 中山地下街(本駅と台北駅間)
- YouBike(台北市公共自転車)捷運双連駅(2号出口)
パブリックアート
[編集]「 | 隨著淡水河港口商船的遠揚、双連一度興盛的貿易漸行漸遠地沒入歴史的長河裡。年代符号的連綴、包蔵了史実的遷衍、藉由時間的伝遞、表達「双連‧行遠」。 | 」 |
駅コンコースには公共壁画双連‧行遠が飾られている。双連地区の清時代から日本統治時代、国民党時代、そして現代に至る歴史が古写真で表現されている。日本の元町・中華街駅と似るが、影響関係は不明。作者は井婉婷と楊弼方。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]註釈
[編集]- ^ 台風ナーリー(納莉)の影響で9/17 8:00以降、10/4運行再開[3](p122-124、129)
- ^ 關鍵字檢索>臺北市統計書+鐵道[30]
出典
[編集]- ^ a b 鉄道省 (1937年12月). 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在. 国立国会図書館. p. 522
- ^ 台湾総督府 (1915-08-12). “台湾総督府告示第92号”. 官報. 1915年08月12日 (第909号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 238 . "大正四年八月十七日ヨリ左ノ乘降場ヲ設置シ汽動車旅客ノ取扱ヲ開始ス" 国立国会図書館
- ^ a b c d 續修臺北市志 卷五 交通志 捷運篇 第二章 捷運系統技術與工程興建 第四節 臺北捷運工程興建 五、捷運重大事件紀錄 (三)災害與更新. 臺北市文獻委員會. pp. 頁121-132. ISBN 9789860469875 徐榮崇 (2015年12月).
- ^ “捷運車站增設月台門工程”. 臺北市建築管理工程處 (2019年3月8日). 2021年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月29日閲覧。
- ^ 臺北大眾捷運股份有限公司 (2022年2月15日). “臺北捷運各站進出人次”. 「臺北市交通統計資料庫查詢系統」. 臺北市政府交通局. 2022年2月16日閲覧。
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1916-11-30). “統計圖表 第十六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第17(大正4年度). pp. 28-31 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1917-11-25). “統計圖表 第十六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第18(大正5年度). pp. 28-31 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1918-11-30). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第19(大正6年度). pp. 26-29 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1919-12-25). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第20(大正7年度). pp. 26-29 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1920-12-30). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第21(大正8年度). pp. 28-31 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1921-12-30). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第22(大正9年度). pp. 28-33 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1922-12-25). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第23(大正10年度). pp. 28-33 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1923-12-17). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第24(大正11年度). pp. 28-31 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1924-12-18). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第25(大正12年度). pp. 38-41 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1925-12-18). “統計圖表 第一四表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第26(大正13年度). pp. 32-35 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1926-12-15). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第27(大正14年度). pp. 32-37 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1927-12-16). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第28(昭和元年度). pp. 32-37 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1928-12-16). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第29(昭和2年度). pp. 32-37 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1929-12-25). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第30(昭和3年度). pp. 32-37 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1930-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第31(昭和4年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1931-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第32(昭和5年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1932-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第33(昭和6年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1933-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第34(昭和7年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1934-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第35(昭和8年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1935-12-20). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第36(昭和9年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1936-12-25). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第37(昭和10年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1937-12-20). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第38(昭和11年度). pp. 30-37 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1938-12-20). “統計圖表 第一七表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第39(昭和12年度). pp. 30-31 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1939-12-20). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第40(昭和13年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ “鐵道乘降人員(臺灣總督府鐵道部)”. 臺北市統計書 (昭和十六年度 ed.). 國立臺灣大學 臺灣法實證研究資料庫. (1943)
- ^ 臺灣鐵路業務統計要覽 民國35年度. 臺灣省行政長官公署交通處鐵路管理委員會. p. 28 国家図書館 臺灣省行政長官公署交通處鐵路管理委員會 (1947年5月).
- ^ a b 臺北市志 卷六 經濟志 交通篇 第四章、光復以後 第五項、鐵路 第三目、客貨運. 臺北市文獻委員會
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1976). 中華民國64年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁44-59.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1977). 中華民國65年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁26-41.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1978). 中華民國66年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁46-61.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1981). 中華民國69年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁70-87.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1982). 中華民國70年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁68-81.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1983). 中華民國71年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁62-75.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1984). 中華民國72年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁64-75.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1985). 中華民國73年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁66-77.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1986). 中華民國74年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁66-77.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1987). 中華民國75年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁64-75.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1988). 中華民國76年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁62-73.
- ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1989). 中華民國77年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁42-53.
外部リンク
[編集]- 双連駅周辺地図(台北捷運公司)
- ウィキメディア・コモンズには、双連駅に関するカテゴリがあります。