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阿曾村邦昭

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阿曾村 邦昭(あそむら くにあき, 1935年‐)は、日本外交官 [1]。書籍等の著者名では「阿曽村 邦昭」と表記されている。

経歴

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1935年 秋田市生まれ。東京大学農業経済学科及び米国アマースト大学政治学科各卒業。

外務省に入り、1988年に在ベトナム1991年に在チェコスロバキア1993年チェコに改称)、1994年に在ベネズエラ特命全権大使を歴任した。

その後、富士銀行顧問、麗澤大学外国語学部客員教授、吉備国際大学大学院国際協力研究科科長(主任教授)、ノースアジア大学法学部教授、日本紛争予防センター所長、ジャパン・プラットフォームNGOユニット理事、(社)ラテンアメリカ協会理事、(株)インターナショナル映画社取締役会長を経て、(岡山県)公設国際貢献大学校教授、日本教育再生機構代表委員、認定NPO法人難民を助ける会」顧問、「メコン地域研究会」会長を務めた。

専門は、政治学、開発経済学。特に開発経済関係の論考多数。

著訳書

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以下,CiNii調べ[2]

  • 『文化観光論:理論と事例研究』メラニー K.スミス, マイク ロビンソン編 ; 阿曽村邦昭, 阿曽村智子訳, 古今書院, 2009年。
  • 『宗教と開発:対立か協力か?』ジェフリー・ハインズ著 ; 阿曽村邦昭, 阿曽村智子訳,麗澤大学出版会, 2010年。
  • 『発展途上世界の観光と開発』D.J.テルファー, R.シャープリー著 ; 阿曽村邦昭, 鏡武訳,古今書院,2011年。
  • 『紛争と開発』(日本国際フォーラム叢書)ロジャー・マクギンティー, アンドリュー・ウィリアムス著 ; 阿曽村邦昭訳,たちばな出版, 2012年。
  • 『メコン地域経済開発論』梁瑞華, ビンガム, デイヴィス編著 ; 阿曽村邦昭訳・注,古今書院,2012年。
  • 『ベトナム : 国家と民族(上巻, 下巻)』阿曽村邦昭編著,古今書院 2013年。
  • 『ミャンマー:国家と民族』阿曽村邦昭, 奥平龍二編著,古今書院 2016年。
  • 『タイの近代化:その成果と問題点』阿曽村邦昭編著, 文眞堂 2021年。
  • 『カンボジアの近代化:その成果と問題点』阿曽村邦昭編著,文眞堂 2023年。

脚注

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  1. ^ [1] 阿曽村邦昭プロフィール『タイの近代化 その成果と問題点』
  2. ^ [2] CiNii 阿曽村, 邦昭 アソムラ, クニアキ