銀波郡
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位置 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 은파군 |
漢字: | 銀波郡 |
日本語読み仮名: | ぎんぱぐん |
片仮名転写: | ウンパ=グン |
ローマ字転写 (MR): | Ŭnp'akun |
統計(2008年) | |
面積: | 377.93 km2 |
総人口: | 110,988 人 |
人口密度: | 293.67 人/km2 |
行政 | |
国: | 朝鮮民主主義人民共和国 |
上位自治体: | 黄海北道 |
下位行政区画: | 1邑1労働者区15里 |
銀波郡(ウンパぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国黄海北道に属する郡。
地理
[編集]黄海北道の北西部に位置し、西に黄海南道と境界を接する。
隣接する行政区画は以下の通り。
郡の西部に載寧江、中央部に銀波川が流れる。西南部には灌漑用貯水池としては北朝鮮最大の銀波湖がある。
歴史
[編集]1952年12月に行われた北朝鮮の行政区画再編により、鳳山郡の西鐘面・楚臥面・徳在面・双山面・岐川面の全域と、霊泉面・文井面の各一部、載寧郡三江面・銀龍面の各一部が編入され、銀波郡(1邑20里)が新設された。郡の中心である銀波邑は、旧楚臥面の銀波里を中心とする地区にあたる。
年表
[編集]この節の出典[1]
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、黄海道鳳山郡西鍾面・楚臥面・徳在面・双山面・岐川面および霊泉面・文井面の各一部、載寧郡三江面・銀龍面の各一部地域をもって、銀波郡を設置。銀波郡に以下の邑・里が成立。(1邑19里)
- 銀波邑・妙松里・礼老里・大閑里・温寨里・養洞里・亀岩里・柳亭里・大青里・楚邱里・新徳里・玉峴里・銭山里・葛峴里・宮垈里・岐山里・青龍里・赤城里・墨川里・金大里
- 1953年12月 (1邑19里)
- 1954年10月 - 黄海道の分割により、黄海北道銀波郡となる。(1邑20里)
- 1958年 - 妙松里の一部が礼老里に編入。(1邑20里)
- 1962年 (1邑20里)
- 楚邱里・大青里・柳亭里の各一部が銀波邑に編入。
- 銀波邑の一部が養洞里に編入。
- 1967年 (1邑18里)
- 温寨里・大閑里が合併し、江安里が発足。
- 亀岩里および妙松里の一部が大青里に編入。
- 1972年 - 宮垈里および葛峴里・新村里の各一部が合併し、光明労働者区が発足。(1邑1労働者区17里)
- 1982年 - 青龍里が鳳山郡に編入。(1邑1労働者区16里)
- 1985年 - 金大里の一部が麟山郡上下里に編入。(1邑1労働者区16里)
- 1989年 - 妙松里が鳳山郡に編入。(1邑1労働者区15里)
行政区画
[編集]銀波郡は1邑1労働者区15里からなる[1]。
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交通
[編集]鉄道
[編集]沙里院(沙里院青年駅)から海州(海州青年駅)に向かう黄海青年線が郡内を縦断しており、銀波駅からは西へ殷栗に向かう殷栗線が分岐している。
脚注
[編集]- ^ a b “北韓地域情報ネット・行政区域情報館 銀波郡” (朝鮮語). 2015年8月10日閲覧。
外部リンク
[編集]載寧郡 | 鳳山郡 | |||
銀波郡 | ||||
新院郡 | 麟山郡 |