釜石市立釜石東中学校
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釜石市立釜石東中学校 | |
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国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 釜石市 |
併合学校 | 釜石市立橋野中学校 |
設立年月日 | 1974年4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | C103221100047 |
中学校コード | 030089[1] |
所在地 | 〒026-0301 |
岩手県釜石市鵜住居町第13地割20-3 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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釜石市立釜石東中学校(かまいししりつ かまいしひがしちゅうがっこう)は、岩手県釜石市鵜住居町にある市立の中学校である。通称「東中」。
沿革
[編集]- 1974年(昭和49年)
- 1975年(昭和50年)
- 1977年(昭和52年)11月5日 - この日と6日の2日間にわたり、第1回文化祭開催。
- 1983年(昭和58年)11月6日 - 創立10周年記念式典挙行し、記念祝賀会開催。
- 1989年(平成元年)3月 - 校歌碑建立(第15回卒業生寄贈)。
- 1991年(平成3年)8月3日 - 第1回「42kmを歩く会」実施。
- 1993年(平成5年)12月20日 - 頭髪自由化宣言!「東中Revolutionの日」。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 文部科学省「防災教育」協力校(平成20年度・平成21年度)。
- 2009年(平成21年)
- 4月1日 - 橋野中学校を統合。
- 9月25日 - 第1回防災ボランティースト。
- 2010年(平成22年)1月10日 - ぼうさい甲子園で優秀賞受賞。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 2019年(令和元年)9月6日 - ラグビーワールドカップ2019日本代表壮行試合(熊谷スタジアム)『日本代表vs.南アフリカ代表』開会セレモニー出演(「RisingSunProject」参加)。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)3月10日 - 防災学習として、2学年生徒が大階段津波到達想定高さペイント作業を実施。
- 2024年(令和6年)10月26日-開校50周年記念式典挙行。
通学区域
[編集]- 鵜住居町・片岸町・両石町・箱崎町第1地割~第13地割・栗林町・橋野町[4]
東日本大震災の影響
[編集]2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波によって、4階建ての校舎が水没する被害を受けた。欠席していた生徒1人が死亡し、保護者を失った生徒が数多く発生した[5]ものの、学校にいた生徒は地震発生直後に約1.5 km離れた峠まで走って逃げ、隣の釜石市立鵜住居小学校の児童ともども全員無事で、「釜石の奇跡」と呼ばれた[6]。これは古くから津波に苦しめられてきた三陸海岸沿岸地域の言い伝えである「津波てんでんこ」に基づいた防災教育が奏功したものである[7]。当校では、平均して週1時間を防災教育に充て、年3回避難訓練を行っており、2009年、2010年には兵庫県・毎日新聞社・公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構主催の「ぼうさい甲子園」の優秀賞を受賞していた。
震災後、釜石中学校で教室を間借りして1年間授業を行った後、約3 km内陸にあり仮設住宅にも近い紀州造林(北越紀州製紙子会社)のパレット製造工場であった釜石工場(2009年閉鎖)[8]の跡地に建設された仮設校舎[9]にて授業を行った。
校舎の再建にあたっては、紀州造林跡地と鵜住居町中心部の間で検討が行われた[10]が、最終的に鵜住居町中心部(第13地割)に建設されることが決定した[11]。
学校周辺
[編集]- 釜石市立鵜住居小学校 - 当校と同一敷地内に所在。また、主な進学前小学校でもある。
- 釜石市立鵜住居幼稚園 - 当校と同一敷地内に所在。
他は、釜石市立鵜住居小学校#学校周辺を参照。
交通アクセス
[編集]→「釜石市立鵜住居小学校 § 交通」も参照
脚注
[編集]- ^ 岩手県所属中学校コード表 (PDF)
- ^ 釜石東中学校・鵜住居幼稚園・鵜住居小学校新校舎等完成内覧会について (PDF) 釜石市 2017年11月3日閲覧。
- ^ “稀勢の里「力になれれば」復興願い釜石市で土俵入り”. 日刊スポーツ. (2017年8月14日) 2017年8月17日閲覧。
- ^ 釜石市立学校学区(平成22年~) (PDF) - 釜石市
- ^ 2011年4月16日『朝日新聞』夕刊11面[要文献特定詳細情報]
- ^ 都司嘉宣 (2014年3月10日). “【温故地震 大震災編】生存率99・8%「釜石の奇跡」 「津波てんでんこ」の教えの正しさ”. 産経新聞 2015年3月4日閲覧。
- ^ “防災の教え、命救った 釜石「津波てんでんこ」生かす 小中学生、高台へ一目散”. 北海道新聞. (2011年3月27日). オリジナルの2011年3月31日時点におけるアーカイブ。 2015年3月10日閲覧。
- ^ “パレット製造の紀州造林 釜石工場を閉鎖”. 河北新報. (2009年4月18日). オリジナルの2009年4月21日時点におけるアーカイブ。 2015年3月10日閲覧。
- ^ “【釜石】2月に仮設校舎完成予定 鵜住居小と釜石東中”. 岩手日報. (2011年11月10日). オリジナルの2011年11月30日時点におけるアーカイブ。 2015年3月10日閲覧。
- ^ “【釜石】新校舎候補地は中心部 鵜住居小と釜石東中”. 岩手日報. (2012年3月27日). オリジナルの2012年3月28日時点におけるアーカイブ。 2015年3月10日閲覧。
- ^ “新校舎の場所を決定 釜石の2小、2中学校”. 岩手日報. (2012年6月9日). オリジナルの2012年6月10日時点におけるアーカイブ。 2015年3月10日閲覧。
関連項目
[編集]- 岩手県中学校一覧
- 釜石鵜住居復興スタジアム(浸水した旧校舎跡に所在する球技場。ラグビーワールドカップ2019開催地)
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 釜石東中学校「学校要覧」 (PDF) - 釜石市公式サイト内