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越後憲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
えちご けん
越後 憲
別名義 越後 憲三 (えちご けんぞう)
生年月日 (1929-12-02) 1929年12月2日
没年月日 不詳年
出生地 日本の旗 日本秋田県
職業 俳優
ジャンル 劇映画時代劇現代劇特撮映画トーキー)、テレビドラマ
活動期間 1947年 ‐ 1971年
配偶者 寺沢弘子
主な作品
怪獣総進撃
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越後 憲[1][2]えちご けん1929年昭和4年12月2日[出典 1] - 没年不詳)は、日本の元俳優である。別名は越後 憲三えちご けんぞう[出典 2]秋田県出身[出典 3]

趣味はクレー射撃[6]。妻は元女優寺沢弘子[6]

来歴・人物

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1947年(昭和22年)、第2期東宝ニューフェイス東宝に入社[3][6]。同期には塩沢とき杉葉子がいた。

クレジットされている作品は少ないが、ジャンルを問わず多くの作品に出演した。

同じく東宝の俳優であった加藤茂雄によれば、越後は日本劇場の舞台で流行りのジャズを取り入れるなど、現代的センスの持ち主であったという[4]。また、妻の寺沢弘子によれば、俳優仲間との付き合いがよく、特に同じクレー射撃の趣味を持っていた三橋達也とは休日をともにすることが多かったという[6]

1971年(昭和46年)、専属制度廃止と共に芸能界を引退[3]。東宝の斡旋で俳優仲間だった岩本弘司と共に東宝の本社近くにあった喫茶店に就職した。

寺沢によると既に故人であるという[6]没年不詳

出演作品

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映画

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テレビ

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脚注

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注釈

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  1. ^ a b ノンクレジット。

出典

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  1. ^ a b c d ゴジラ大百科 1993, p. 115, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  2. ^ a b c d e f g h モスラ映画大全 2011, p. 31, 「脇役俳優辞典08」
  3. ^ a b c d e 東宝特撮映画全史 1983, pp. 527–258, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  4. ^ a b c d e f g h 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 106, 「オール初代ゴジラ俳優大図鑑」
  5. ^ a b c d e 野村宏平、冬門稔弐「12月2日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、348頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  6. ^ a b c d e 初代ゴジラ研究読本 2014, pp. 92–94, 取材・文 友井健人「俳優インタビュー 寺沢弘子」
  7. ^ a b c d e 東宝特撮映画全史 1983, pp. 535–537, 「主要特撮作品配役リスト」
  8. ^ モスラ対ゴジラ”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2022年2月27日閲覧。
  9. ^ 三大怪獣 地球最大の決戦”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2022年2月27日閲覧。
  10. ^ 空の大怪獣ラドン”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2022年2月27日閲覧。
  11. ^ 日本誕生”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2022年2月27日閲覧。
  12. ^ 太平洋の翼”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2022年2月27日閲覧。

出典(リンク)

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参考文献

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  • 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5 
  • 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日。 
  • 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝洋泉社
    • 『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日。ISBN 978-4-86248-761-2 
    • 『別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年8月24日。ISBN 978-4-8003-0452-0 

外部リンク

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