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赤城駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤城駅
駅舎(2024年3月)
あかぎ
Akagi
地図
群馬県みどり市大間々町大間々2445-3
北緯36度25分32.69秒 東経139度16分34.62秒 / 北緯36.4257472度 東経139.2762833度 / 36.4257472; 139.2762833 (赤城駅)座標: 北緯36度25分32.69秒 東経139度16分34.62秒 / 北緯36.4257472度 東経139.2762833度 / 36.4257472; 139.2762833 (赤城駅)
所属事業者 上毛電気鉄道
東武鉄道
電報略号 アカギ(東武)
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
(東武鉄道)[東武 1]951人/日
-2022年-
(上毛電気鉄道)751人/日
-2018年-
開業年月日 1928年昭和3年)11月10日
乗入路線
所属路線 上毛電気鉄道上毛線
キロ程 19.6 km(中央前橋起点)
東新川 (0.9 km)
(2.2 km) 桐生球場前
所属路線 東武桐生線
駅番号 TI57
キロ程 20.3 km(太田起点)
TI 56 相老 (3.4 km)
備考 共同使用駅(上毛電気鉄道の管轄駅)
  • * 改称経歴
  • - 1958年 新大間々駅 → 赤城駅
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赤城駅(あかぎえき)は、群馬県みどり市大間々町大間々にある、上毛電気鉄道東武鉄道

上毛電気鉄道の上毛線と、東武鉄道の桐生線が乗り入れ、接続駅となっている。東武桐生線の駅番号はTI 57であり、同線の終点でもある。

歴史

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駅構造

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上電は島式ホーム1面2線、東武は頭端式ホーム1面2線を有する地上駅で、上電が駅業務を行う有人駅である。駅事務所や改札口、コンコースは両社同一であるが、利用形態の違いから、両社線それぞれ出札口がある。駅舎内には待合室や売店が設置されている。 旧大間々町の中心駅であることから、駅舎には『おおまま』と書かれている。

改札内は両社共通で、駅舎と各ホーム間は構内踏切により連絡している。東武桐生線と上電上毛線は構内で線路が接続されており、かつては貨車の授受のほか、旅客列車の直通も行われた時期もある。PASMO、SuicaなどのICカードは簡易改札機による対応であるが、東武のみ利用可能であり上電では利用出来ない。東武をICで利用してそのまま上電に乗換える場合(その逆も)は上電ホーム上の乗換用簡易改札機にタッチする必要がある。

特急りょうもう」の大半の列車は当駅を発着している。夜間は東武線ホームに普通列車用車両2本、かつての貨物列車用設備を転用した留置線引き上げ線に「りょうもう」用200系および「リバティりょうもう」用500系が合わせて3本夜間滞泊する。

駅前にはバスタクシー乗り場がある。

のりば

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番線 会社 路線 方向 行先
1 上電 上毛線 下り 西桐生方面
2 上り 大胡中央前橋方面
3 東武 TI 桐生線 - 太田TI 伊勢崎線 館林TS 東武スカイツリーライン 北千住
とうきょうスカイツリー浅草方面
4

配線図

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桐生・大間々地区における鉄道路線の位置関係と配線
桐生・大間々地区における鉄道路線の位置関係と配線
凡例
出典:[4]


付記

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  • 上電は、一部時間帯を除いて前橋方面行きと桐生方面行きの列車が列車交換をする。これにより桐生方面行きは約4分ほどの停車時間調整がある。
  • 東武ホームでは、運転士出発信号機が開通したことを知らせるメロディが流れる。列車発車後も信号が赤に変わるまで流れる。現在の信号開通音は静かな湖畔が使用されている。以前は森のくまさんが使用されていた。

利用状況

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近年の推移は以下の通り。

年度 東武鉄道 上毛電鉄
1日平均
乗降人員[5][6]
1日平均
乗降人員[7]
2001年(平成13年) [東武 2]1,055
2002年(平成14年) [東武 3]1,068
2003年(平成15年) [東武 4]1,066
2004年(平成16年) [東武 5]1,121
2005年(平成17年) [東武 6]1,112
2006年(平成18年) [東武 7]1,175
2007年(平成19年) [東武 8]1,138
2008年(平成20年) [東武 9]1,092
2009年(平成21年) [東武 10]1,030
2010年(平成22年) [東武 11]1,112
2011年(平成23年) [東武 12]1,180
2012年(平成24年) [東武 13]1,266 677
2013年(平成25年) [東武 14]1,214 701
2014年(平成26年) [東武 15]1,245 676
2015年(平成27年) [東武 16]1,281 672
2016年(平成28年) [東武 17]1,193 653
2017年(平成29年) [東武 18]1,224 717
2018年(平成30年) [東武 19]1,245 751
2019年(令和元年) [東武 20]1,201
2020年(令和02年) [東武 21]691
2021年(令和03年) [東武 22]711
2022年(令和04年) [東武 23]810
2023年(令和05年) [東武 1]951

駅周辺

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当駅周辺はみどり市の大間々市街に程近く、わたらせ渓谷鐵道大間々駅と並んでみどり市の中心駅となっている。

駅名である「赤城」の名は、赤城山へのバスでの連絡口として付けられたものであるが[8]、現在当駅から赤城山方面へ向かう路線バスは存在しない(前橋駅中央前橋駅から発着)。また、地域としても赤城山から大きく離れているため、駅前以外で周辺に「赤城」の名が付く施設はあまり多くない。

駅近傍にはみどり市営赤城駅西口駐車場がある。

隣の駅

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上毛電気鉄道
上毛線
東新川駅 - 赤城駅 - 桐生球場前駅
2006年3月27日のみどり市の成立以来、両側の隣駅が桐生市になっている。みどり市域の通過は1 kmほどである。
東武鉄道
TI 桐生線
普通
相老駅 (TI 56) - 赤城駅 (TI 57)

関連項目

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脚注

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出典

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  1. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1928年11月19日国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ a b 東武鉄道年史編纂事務局『東武鉄道六十五年史』東武鉄道、1964年、209頁。doi:10.11501/2504143https://dl.ndl.go.jp/pid/2504143/1/266 
  3. ^ 「鉄道記録帳2003年1月」『RAIL FAN』第50巻第4号、鉄道友の会、2003年4月1日、26頁。 
  4. ^ 川島令三『東北ライン 全線・全駅・全配線』 第1巻 (両毛エリア)、講談社、2014年7月、50-55頁。ISBN 9784062951685全国書誌番号:22454780 
  5. ^ a b レポート”. 関東交通広告協議会. 2024年1月22日閲覧。
  6. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員)
  7. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ”. 国土交通省. 2020年9月21日閲覧。
  8. ^ 赤城駅”. 東武鉄道. 2024年8月23日閲覧。
  9. ^ 高津戸峡”. みどり市観光ガイド. みどり市観光協会. 2024年1月24日閲覧。
  10. ^ 東毛 高津戸城 公益財団法人 群馬県埋蔵文化財調査事業団 群馬の遺跡・出土品 群馬の遺跡案内”. 2019年2月9日閲覧。
東武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、4頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttp://web.archive.org/web/20240518015737/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2023.pdf2024年5月18日閲覧 
  2. ^ TOBU GROUP:鉄道事業の概要 2.駅一覧 - ウェイバックマシン(2003年8月20日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  3. ^ TOBU GROUP:鉄道事業の概要 2.駅一覧 - ウェイバックマシン(2004年3月12日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  4. ^ TOBU GROUP:鉄道事業の概要 2.駅一覧 - ウェイバックマシン(2005年4月6日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  5. ^ TOBU GROUP:鉄道事業の概要 2.駅一覧 - ウェイバックマシン(2005年10月29日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  6. ^ TOBU GROUP:鉄道事業の概要 3.駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2007年1月25日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  7. ^ 駅情報(乗降人員)|鉄道事業|東武鉄道 - ウェイバックマシン(2008年4月17日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  8. ^ 駅情報(乗降人員)|鉄道事業|東武鉄道 - ウェイバックマシン(2009年3月16日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  9. ^ 駅情報(乗降人員)|鉄道事業|東武鉄道 - ウェイバックマシン(2010年2月9日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  10. ^ 駅情報(乗降人員)|鉄道事業|東武鉄道 - ウェイバックマシン(2011年1月8日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  11. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2013年1月20日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  12. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2013年8月23日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  13. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2014年4月25日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  14. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2015年2月13日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  15. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2016年3月27日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  16. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2017年1月21日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  17. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2018年4月14日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  18. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2018年8月19日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  19. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2020年3月3日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  20. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2021年1月26日アーカイブ分)、2021年7月31日閲覧
  21. ^ 東武会社要覧2021』(pdf)(レポート)東武鉄道、69頁。オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220419190707/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/book_02.pdf?2021092023年11月3日閲覧 
  22. ^ 東武会社要覧2022』(pdf)(レポート)東武鉄道、69頁。オリジナルの2023年6月12日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20230612224308/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/book_all.pdf?2022092023年11月3日閲覧 
  23. ^ 東武会社要覧2023』(pdf)(レポート)東武鉄道、69頁。オリジナルの2023年11月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231105022802/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/book_all.pdf?2023092023年11月3日閲覧 

外部リンク

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