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西大村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
にしおおむら
西大村
廃止日 1939年11月3日
廃止理由 新設合併
大村町、西大村竹松村大村町
現在の自治体 大村市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
東彼杵郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 9,470
(角川日本地名大辞典42 長崎県、1935年)
隣接自治体 東彼杵郡大村町竹松村福重村
西大村役場
所在地 長崎県東彼杵郡西大村杭出津郷字辻田
座標 北緯32度55分20秒 東経129度57分08秒 / 北緯32.92217度 東経129.95217度 / 32.92217; 129.95217座標: 北緯32度55分20秒 東経129度57分08秒 / 北緯32.92217度 東経129.95217度 / 32.92217; 129.95217
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西大村(にしおおむら)は、長崎県東彼杵郡の南部にあった。近世における大村のうち「池田分」と称した地域を村域とした。1939年(昭和14年)に隣接する竹松村、大村町と合併し、改めて発足した大村町の一部となった。

現在の大村市西大村地区にあたる。

地理

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  • 山:池田山
  • 島嶼:臼島、箕島(みしま)[1]、ガロー島[1]、ソーケー島[1]
  • 河川:大上戸川(だいじょうごがわ)
  • 溜池:池田溜池、狸ノ尾溜池
  • 湾:大村湾

沿革

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江戸期の大村は久原分と池田分、その両方に跨がる大村城下からなる地域であった。当村はこのうち池田分の地域にあたる。

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、大村が2村に分かれ、杭出津郷ほか7郷の区域をもって東彼杵郡西大村が成立[2]
  • 1939年(昭和14年)11月3日 - 大村町竹松村と合併して改めて大村町が発足し、西大村は自治体として消滅。

地名

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を行政区域とする。大字は設置していない。

  • 池田郷
  • 乾馬場郷
  • 杭出津郷(くいでづ)
  • 諏訪郷
  • 並松郷(なみまつ)
  • 松山郷
  • 箕島郷(みしま)
  • 森園郷

名所・旧跡

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脚注

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  1. ^ a b c 箕島・ガロー島・ソーケー島は大村市発足後、長崎空港の建設に伴い埋め立てられる事となる。現在、長崎空港の南西側には箕島時代の海岸線が僅かに残るが、ガロー島・ソーケー島は完全に埋め立てられており原形は残っていない。
    ※島嶼部の参考写真:USA-M4-27-3-167 1952年4月27日 米軍撮影の空中写真(国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス)
  2. ^ 大村の残部(玖島郷ほか4郷。江戸期に久原分と称した城下町を除く地域)の区域は大村として成立。
    大村は1925年(大正14年)に大村町と合併し改めて発足した大村町の一部となり、自治体として消滅した。

参考文献

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関連項目

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