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装具療法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

装具療法(そうぐりょうほう)とは、装具を用いて身体の運動機能を改善する治療法であり、整形外科分野における保存療法である[1][2]

概説

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装具は疾患、外傷を負った患者に対し医師が処方、義肢装具士が製作する。医療保険制度上、疾患や外傷に対して患部の固定、免荷あるいは変形の矯正等治療を主目的とするものを「治療用装具」、治療後に残った障害に対して運動の補助、失われた機能の代償、変形の予防等日常生活での使用を主目的としたものを「更生用装具」と呼ぶ[3][4]

種類

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装具は下記の部位別に装着部位別に分類される。

  • 上肢装具
  • 体幹装具
  • 下肢装具
  • 靴型装具
  • 足底装具

関連項目

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脚注

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  1. ^ 『イラストと写真でわかる実践装具療法-装具の選択と疾患別使用例-』株式会社金芳堂、2015年11月10日、4頁。 
  2. ^ 『装具学』(4版)医歯薬出版、1987年6月20日、1頁。 
  3. ^ 『イラストと写真でわかる実践装具療法-装具の選択と疾患別使用例-』株式会社金芳堂、2015年11月10日、4-5頁。 
  4. ^ 『装具学』(4版)医歯薬出版、1987年6月20日、3-4頁。