藤原芽子
基本情報 | |
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本名 |
藤原 芽子 (ふじわら わかこ) |
階級 | フェザー級 |
身長 | 167.2cm |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1981年2月22日(43歳) |
出身地 | 鹿児島県大島郡徳之島町 |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 16 |
勝ち | 11 |
KO勝ち | 3 |
敗け | 3 |
引き分け | 2 |
もと 藤原 芽子(ふじわら わかこ、1981年2月22日 - )は、日本の元プロボクサー。鹿児島県大島郡徳之島町生まれ兵庫県神戸市長田区出身。神戸市立須磨高等学校(現神戸市立須磨翔風高等学校)卒業。真正ボクシングジム所属。第2代OPBF女子東洋太平洋フェザー級王者、初代日本女子フェザー級王者。
1男2女のシングルマザーで、長男の勇生も2023年1月15日にプロテスト合格を果たし、母子プロボクサーとなった[1]。2024年3月時点で、日本国内最年長の現役女子プロボクサー(男女通じては野中悠樹、堀川謙一に次いで3番目)であった。
来歴
[編集]31歳の時にフィットネス目的でボクシングを始めたが[4]、32歳の時に離婚し、これを機にプロを目指し年齢制限ギリギリでプロ転向[2][3]。
2014年10月28日、神戸市立中央体育館でデビューを果たすが福田香奈に4回KO負け。
2015年2月28日、2戦目は引き分け。
4月5日、大阪府立体育会館第二競技場にて後のWBO女子世界スーパーフライ級王者である奥田朋子と3戦目を戦い4回KOで初勝利。
2017年6月24日、初代日本女子フェザー級王座決定トーナメント準決勝としてデビュー戦と同じ神戸市中央体育館にてその試合で敗れた福田香奈と再戦、5回TKO勝利でリベンジ。
12月17日、石川県産業展示館にて神成麻美との日本女子フェザー級王座決定戦に挑むが、1-1引き分けで王座はお預け[5]。
2018年3月31日、アクトシティ浜松にて神成と再戦し、2-1判定で勝利し初代日本女子フェザー級王座を獲得[6]。
7月23日、自身初となる聖地後楽園ホールにて三好喜美佳が持つ東洋太平洋女子フェザー級王座に挑み、3-0判定で勝利し東洋太平洋王座奪取に成功[4]
12月1日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第二競技場にて三好とダイレクトリマッチ、3-0判定で返り討ちにして初防衛[7][8]。
2019年4月27日、エディオンアリーナ大阪第二競技場でアラサー・ニムノイ(タイ)と対戦し、2回48秒TKO勝ちを収めた[9]。
6月27日初の世界挑戦として、敵地韓国・仁川にて崔賢美が持つWBA女子世界スーパーフェザー級王座に挑むが、0-3判定負け[10]。
9月23日、エディオンアリーナ大阪第二競技場にて若狭与志枝を迎え東洋太平洋2度目の防衛戦を7回負傷判定で勝利し東洋太平洋王座2度目の防衛成功[11]。
2020年12月12日、エディオンアリーナ大阪第二競技場にて元女子東洋太平洋バンタム級王者平安山裕子とノンタイトル6回戦を行い、3-0判定で勝利[12]。
2022年12月1日、後楽園ホールにて2年ぶりの試合として元女子東洋太平洋スーパーフェザー級王者水谷智佳とノンタイトル6回戦[13]。2-1の判定で勝利[14]。
2024年4月11日、インスタグラム上で引退を表明[Instagram 1]。
戦績
[編集]- 16戦11勝3KO3敗2分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2014年10月28日 | ★ | 4R | KO | 福田香奈(S&K) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2015年2月28日 | △ | 4R | 判定1-1 | 庄司由海(YuKO) | 日本 | |
3 | 2015年4月5日 | ☆ | 4R | KO | 奥田朋子(堺東ミツキ) | 日本 | |
4 | 2015年11月15日 | ★ | 10R | 判定0-3 | 平安山裕子(平仲) | 日本 | |
5 | 2016年9月18日 | ☆ | 4R | 判定2-0 | 満田美紀(姫路木下) | 日本 | |
6 | 2017年3月19日 | ☆ | 4R | 判定2-1 | 満田美紀(姫路木下) | 日本 | |
7 | 2017年6月24日 | ☆ | 5R | TKO | 福田香奈(S&K) | 日本 | |
8 | 2017年12月17日 | △ | 6R | 判定1-1 | 神成麻美(カシミ) | 日本 | 日本女子フェザー級王座決定戦 |
9 | 2018年3月31日 | ☆ | 6R | 判定2-1 | 神成麻美(カシミ) | 日本 | 日本女子フェザー級王座決定戦 |
10 | 2018年7月23日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 三好喜美佳(川崎新田) | 日本 | OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ |
11 | 2018年12月1日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 三好喜美佳(川崎新田) | 日本 | OPBF防衛1 |
12 | 2019年4月27日 | ☆ | 2R 0:48 | TKO | アラサ・ニムノイ | タイ | |
13 | 2019年6月29日 | ★ | 10R | 判定0-3 | 崔賢美 | 韓国 | WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ |
14 | 2019年9月23日 | ☆ | 7R 1:44 | 負傷判定3-0 | 若狭与志枝(花形) | 日本 | OPBF防衛2 |
15 | 2020年12月13日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 平安山裕子(平仲) | 日本 | |
16 | 2022年12月1日 | ☆ | 6R | 判定2-1 | 水谷智佳(宮田) | 日本 | |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]出典記事
[編集]- ^ “「3人を育てる自信が欲しい」思い立ってボクサーになった母 19歳の息子もプロテストに合格 2人で現役”. 神戸新聞NEXT. (2023年2月1日)
- ^ a b c “3児のママはプロボクサー 「離婚。自信欲しくて」”. 神戸新聞. (2018年4月14日) 2018年12月16日閲覧。
- ^ a b c “藤原選手が初代王者に 徳之島出身のママさんボクサー”. 南海日日新聞. (2018年4月19日) 2018年12月16日閲覧。
- ^ a b “母は強し!藤原芽子が新王者 リングで子供たちと4ショット「あの瞬間が一番嬉しかった」”. スポーツニッポン. (2018年7月23日) 2018年12月16日閲覧。
- ^ “神成涙…初代王者お預け「勝ちたかった。もっとできたはず」”. スポーツ報知. (2017年12月18日) 2018年12月16日閲覧。
- ^ “女子プロボクシング 藤原が判定勝ちでフェザー級初代日本王者に”. スポーツ報知. (2018年3月31日) 2018年12月16日閲覧。
- ^ “多田悦子が江畑佳代子を攻略 3団体目ベルト獲得 佐伯霞3戦目、松田恵理は2戦目で王者に”. Boxing News(ボクシング・ニュース). (2018年12月1日) 2018年12月16日閲覧。
- ^ “多田悦子が日本女子初の同一階級3団体制覇 松田恵里は日本最速プロ2戦目、佐伯霞は3戦目で王座獲得”. スポーツ報知. (2018年12月1日) 2018年12月16日閲覧。
- ^ 佐伯霞がプロ4戦目で世界王者に 多田は挑戦権獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2019年4月27日
- ^ “シングルマザー”藤原芽子は世界王座獲得ならず Boxing News(ボクシングニュース)2019年6月29日
- ^ 藤原芽子ダウン応酬制す OPBF女子フェザー級V2 日本女子フェザー級は三好喜美佳が王座奪取 Boxing News(ボクシングニュース)2019年9月24日
- ^ “日本女子ミニマム級 成田佑美が初防衛 元世界王者の山中竜也さん妹、菫が初陣飾る”. ボクシングニュース. (2020年12月13日) 2022年2月16日閲覧。
- ^ WATANABEPROMOTION & VICTORIVA.9[女子世界][WBO-AP女子] ボクシングモバイル 2022年11月2日閲覧
- ^ “世界王座に3度ついた宮尾綾香が引退式 藤原茜はモンゴルのトップアマに屈しWBO・AP王座逃す”. BOXING NEWS. (2022年12月1日) 2022年12月2日閲覧。
- ^ 藤原芽子 [@wakanyanfujiwara] (2024年4月11日). "🌸ご報告🌸藤原芽子🌱ここでグローブを置く事を決断しました。常に大きく受け止めてくれた真正ジムの山下会長、ゼロからボクシングを教えてくれたトレーナー様、人生丸ごと応援してくれた応援団、自分の人生に負けたくなくて始めたボクシング、私の為に、私の意志を、私自身を誰よりも支えてくれた子供達の強さは私の強さ。今もボクシングが大好きだ!最高の10年有難うございました。". Instagramより2024年4月11日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 真正ボクシングジム
- 藤原芽子 (wakako.fujiwara.71) - Facebook
- 藤原芽子 (@wakanyanfujiwara) - Instagram
- わかボク
- 藤原芽子の戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 [[2017年創設]] |
初代日本女子フェザー級王者 2018年3月31日 - 2019年1月(返上) |
次王者 満田美紀 |
前王者 三好喜美佳 |
第2代OPBF女子東洋太平洋フェザー級王者 2018年7月23日 - 2024年4月(返上) |
空位 次タイトル獲得者 N/A |