蔵内数太
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蔵内 数太(くらうち かずた、1896年8月1日 - 1988年7月6日)は、日本の社会学者。
来歴
[編集]岡山県後月郡西江原村(現井原市西江原町)出身。興譲館中学校、第六高等学校を経て、1920年東京帝国大学文科大学哲学科社会学専修卒。文部省嘱託を経て、1935年九州帝国大学教授、1947年「分科社会学」で東京大学文学博士。1948年大阪大学教授、1960年定年退官、名誉教授、関西学院大学教授、1967年追手門学院大学教授。教育社会学から出発して、後に社会学理論の研究に進み、日本思想や東洋思想をふまえた独自の理論体系を構築した[1]。
著書
[編集]- 『文化社会学 日本の社会と文化』培風館 1943
- 『文化と教育 社会学的研究』丁子屋書店 1948
- 『社会学概論』培風館 1953
- 『社会学』培風館 1962
- 『蔵内数太著作集』全5巻 関西学院大学生活協同組合出版会 1976‐84
記念論集
[編集]- 『社会学における理論と実証 蔵内博士退官頌寿記念論文集』培風館 1963