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花のイチイチ組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

花のイチイチ組(はなのいちいちぐみ)は、大相撲において平成11年度生まれ(平成11年4月2日から平成12年4月1日までに生まれた世代)の、関取となった以下の力士の総称である。彼らよりちょうど7年前に生まれた「花のヨン組」(平成4年度生まれ、元大関御嶽海久司など)に由来する。十両以上の花のイチイチ組は以下の10人である(太字は令和7年1月時点で現役の力士)。

第73代横綱・照ノ富士春雄が引退し、壁となる力士がいなくなったためか、令和6年度時点で25歳という新世代にもかかわらず、豊昇龍、尊富士と、計2名が幕内最高優勝を達成している。また、王鵬も優勝決定巴戦に出場した経験がある。

花のヨン組と比較すると、まだ新世代なこともあって、三役経験者は第74代横綱・豊昇龍しかいない。しかし、豊昇龍と王鵬は親戚に元横綱をもつためか(豊昇龍は第68代横綱・朝青龍の甥で、王鵬は第48代横綱・大鵬の孫である)、入門時点で既に知名度が高く、また、尊富士も両國が1914年5月場所に記録して以来110年ぶりとなる、新入幕での幕内最高優勝を達成するなど、番付以上に知名度が高い力士が多いのが特徴と言える。

幕内経験のある狼雅と、十両経験のある栃武蔵も平成11年生まれであるが、日本の学年で言うと、一学年上にあたる。

参考文献

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関連項目

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