肥後伊倉駅
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肥後伊倉駅 | |
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駅舎とホーム(2023年6月) | |
ひごいくら Higo-Ikura | |
◄玉名 (4.2 km) (3.9 km) 木葉► | |
所在地 | 熊本県玉名市伊倉北方[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■鹿児島本線 |
キロ程 | 172.8 km(門司港起点) |
電報略号 | クラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)4月3日[1][2] |
備考 | 簡易委託駅[3] |
肥後伊倉駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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肥後伊倉駅(ひごいくらえき)は、熊本県玉名市伊倉北方にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[1]。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1935年(昭和10年)4月3日:鉄道省が開設[2]。開設当初の駅本屋は現在の熊本側端部に存在した。現在の駅本屋は2代目である。
- 1961年(昭和36年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1971年(昭和46年)2月20日:業務委託駅となる[4]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:駅員無配置駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[2]。
- 2010年(平成22年)4月1日:簡易委託化[3]。
- 2012年(平成24年)
駅名の由来
[編集]開業時の地名(玉名郡伊倉町)が由来。「伊倉駅」は他にはないが、この駅の開業時に伯備線に同じ読みの井倉駅があったいから「肥後伊倉駅」と命名された。
「伊倉(いくら)」の「イ」は湧水、「クラ」は「岩場」を表し、「岩場のある川港」という意味である。古くから菊池川や木葉川に面した水の豊富な土地で、中世にはこの地の川港が他国との貿易で栄え、特に中国からの貿易船がこの地に頻繁に訪れたことから「唐人町」や「唐の平」という地名が残っている。
加藤清正が菊池川の河川を切り替えて広く干拓するまでは、「伊倉の川港」は菊池川港の一つであったという。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、1942年建築の木造駅舎があったが、2012年3月3日に旧駅舎の隣に新駅舎が完成した[1][6]。互いのホームは跨線橋で連絡している。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■鹿児島本線 | 上り | 大牟田・鳥栖・博多方面 |
2 | 下り | 熊本・八代方面 |
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ホーム(2006年10月)
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地元の特産品が描かれた駅名標
駅周辺
[編集]- 熊本県道167号肥後伊倉停車場線 - 駅前ロータリー起点の道路
- 伊倉北八幡宮[1]
- 伊倉南八幡宮[1]
- 唐人舟つなぎ銀杏
- 四位官郭公墓
- 吉利支丹墓碑
- 本堂山宇佐一族の墓
- 伊倉郵便局
- 伊倉宮の前(いくらみやのまえ)バス停 - 産交バスのバス停、1.5 Kmほど離れた場所にある。
- 日本海水熊本工場
- かつてこの構内にエフエムたまながあった。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、23頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、683頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 「住民管理 軌道乗るさようなら 大野下駅」『熊本日日新聞』熊本日日新聞社、2010年5月8日、朝刊、15面。
- ^ 「去月20日から 営業近代化 国鉄九州三局で実施」『交通新聞』交通協力会、1971年3月5日、1面。
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
- ^ a b 「JR鹿児島線 肥後伊倉の新駅舎完成 住民ら500人が祝う」『西日本新聞』西日本新聞社、2012年3月7日、朝刊、25面。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 肥後伊倉駅(駅情報) - 九州旅客鉄道