笹島町
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笹島町 | |
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北緯35度10分13.21秒 東経136度53分0.64秒 / 北緯35.1703361度 東経136.8835111度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市 | 名古屋市 |
区 | 中村区 |
町名制定 | 1889年(明治22年)7月1日[1] |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
市外局番 | 052[2] |
ナンバープレート | 名古屋 |
位置は国土地理院1万分の1『名古屋西北部』(1955年)による |
笹島町(ささしまちょう)は、愛知県名古屋市中村区の町名。現在は、鉄道用地のみ。
歴史
[編集]町名の由来
[編集]由来は定かではないが、大昔は当地付近まで入り江となっていたことから海に関係する地名との説がある[3]。
行政区画の沿革
[編集]- 1889年(明治22年)
- 1901年(明治34年)4月17日 - 広井の一部を編入する[1]。
- 1910年(明治43年)10月 - 名古屋鉄道郵便局を開局[4]。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 中区成立に伴い、同区笹島町となる[1]。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 中村区および西区にそれぞれ一部が編入される[1]。
- 1938年(昭和13年)9月1日 - 中区笹島町の一部が同区広小路西通に編入される[1]。
- 1940年(昭和15年)5月1日 - 中村区笹島町1丁目の一部が椿町3丁目に編入される[5]。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 中区および西区笹島町がそれぞれ中村区笹島町に統合される[1]。
- 1977年(昭和52年)10月23日 - 一部が名駅一丁目・同二丁目・同四丁目および牛島町の各一部にそれぞれ編入される[6]。
- 1981年(昭和56年)6月7日 - 鉄道敷地を残し、名駅南一丁目に編入される[1]。
交通
[編集]1886年(明治19年)に町域の南側において東海道本線名古屋駅が開業したことで、駅前としてシナ忠を代表とする旅館・食堂・運送業者などが集積しはじめ、1898年(明治31年)には名古屋電気鉄道の手により路面電車が開業し、名古屋市の代表的ターミナルとして機能することとなった[7]。1937年(昭和12年)には名古屋駅が町域の南部から中央付近に移転し、町域の全域がターミナル機能を分担するに至った[7]。
周辺の道路
[編集]- 名駅通
- 広小路通(愛知県道60号名古屋長久手線)
- 太閤通(愛知県道68号名古屋津島線)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 名古屋市計画局 1992, p. 768.
- ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧” (PDF). 総務省. 2015年5月23日閲覧。
- ^ 『町名由来記 下』第237回(中村区笹島町の巻)、毎日新聞社、1952-1953年、名古屋市鶴舞図書館郷土資料コーナーで閲覧可。
- ^ 「鉄道と郵便の114年」(『鉄道ジャーナル』1986年12月号(No.240)、鉄道ジャーナル社、p.63-p.68)
- ^ 中村区制施行50周年記念事業実行委員会記念誌編集委員会 1987, p. 435.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 767.
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 608.
参考文献
[編集]- 中村区制施行50周年記念事業実行委員会記念誌編集委員会 編『中村区誌 ―中村区制施行50周年記念―』中村区制施行50周年記念事業実行委員会、1987年10月1日。全国書誌番号:88015629。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 23 愛知県、角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。全国書誌番号:89022577。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、名古屋、1992年3月31日。 NCID BN08352481。全国書誌番号:93012879。
- 「鉄道と郵便の114年」(『鉄道ジャーナル』1986年12月号(No.240)、鉄道ジャーナル社、p.63-p.68)
- 毎日新聞社 編『町名由来記 下』毎日新聞社、1952-1953年。