第5回ジャパンフットボールリーグ
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シーズン | 1996 |
---|---|
優勝 | 本田技研工業 |
昇格 | ヴィッセル神戸 |
降格 |
コスモ石油四日市FC (廃部) 鳥栖フューチャーズ (解散) |
試合数 | 240 |
得点王 | ロペス (36得点) |
← 1995 1997 → |
第5回ジャパンフットボールリーグは、1996年度に開催されたジャパンフットボールリーグ(JFL)のリーグ戦である。本田技研工業が優勝した。
概要
[編集]今シーズンからコンサドーレ札幌とブランメル仙台(現在のベガルタ仙台)が準会員として承認された。なお準会員に参加が認められていたJリーグカップに関してはリーグ戦の過密スケジュールもあって調整が付かず参加を取り止めている。
優勝は本田技研工業サッカー部、Jリーグ昇格はヴィッセル神戸であった。
なお、シーズン後に準会員の鳥栖フューチャーズ(鳥栖F)が親会社のPJMジャパンが撤退した事を受け運営会社の解散を余儀なくされ、準会員資格も取り消され、後に鳥栖Fも解散した(以降の経緯は鳥栖フューチャーズを参照のこと)。
大会概要
[編集]- 16クラブによる2回戦のリーグ戦で行われた。
参加クラブ
[編集]第5回JFLの参加クラブは以下の通りである。このうち大分FCおよびデンソーサッカー部が地域リーグからの昇格クラブである。
2クラブが組織変更し、東芝サッカー部はコンサドーレ札幌へ、NEC山形サッカー部はモンテディオ山形へなった。また、コスモ石油サッカー部はコスモ石油四日市FCへ、富士通サッカー部は富士通川崎フットボールクラブへ、名称変更した。大分FCは愛称として「大分トリニティ」を用いた。
- ☆=1996年度開幕当初にJリーグ準会員に認定されていたクラブ
- ★=1996年度シーズン途中にJリーグ準会員に認定されたクラブ
- ※前年度成績=特記なきものは第4回JFL(1995年)のもの
呼称 | 正式名称 | 監督 | 主なホームゲーム会場 | 前年度成績 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
東京ガス | 東京ガスサッカー部 | 国立西が丘サッカー場 江戸川区陸上競技場 |
3位 | ||
☆鳥栖フューチャーズ | 鳥栖フューチャーズ | 鳥栖スタジアム 佐賀県総合運動場陸上競技場 |
4位 | ||
ヴォルティス徳島 | 大塚FCヴォルティス徳島 | 徳島市球技場 | 5位 | ||
☆ヴィッセル神戸 | ヴィッセル神戸 | 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 | 6位 | ||
本田技研 | 本田技研サッカー部 | 本田技研都田サッカー場 | 7位 | ||
★コンサドーレ札幌 | コンサドーレ札幌 | 札幌厚別公園競技場 | 8位 | 東芝サッカー部改め 本拠地を神奈川県から北海道に変更 | |
ヴァンフォーレ甲府 | ヴァンフォーレ甲府 | 山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場 | 9位 | ||
モンテディオ山形 | モンテディオ山形 | 山形県総合運動公園陸上競技場 | 10位 | NEC山形サッカー部改め | |
コスモ四日市 | コスモ石油四日市FC | 四日市中央緑地陸上競技場 三重県営鈴鹿スポーツガーデンサッカー・ラグビー場 |
11位 | コスモ石油サッカー部改め | |
富士通川崎 | 富士通川崎フットボールクラブ | 川崎市等々力陸上競技場 | 12位 | 富士通サッカー部改め | |
福島FC | 福島FC | 郡山総合運動場開成山陸上競技場 郡山市営西部サッカー場 |
13位 | ||
NTT関東 | NTT関東サッカー部 | 鴻巣市立陸上競技場 川越運動公園陸上競技場 |
14位 | ||
ブランメル仙台 | ブランメル仙台 | 宮城県サッカー場 宮城野原公園陸上競技場 |
15位 | ||
西濃運輸 | 西濃運輸サッカー部 | 大垣市浅中公園陸上競技場 長良川球技メドウ |
16位 | ||
デンソー | デンソーサッカー部 | 刈谷市総合運動公園多目的グラウンド | 東海1部1位 | 全国地域リーグ決勝大会1位で昇格 | |
大分FC (大分トリニティー) |
大分フットボールクラブ | 大分市営陸上競技場 | 九州1部1位 | 全国地域リーグ決勝大会2位で昇格 |
年間順位
[編集]順位 | クラブ | 勝点 | 勝利 | PK敗 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 本田技研 | 75 | 25 | 0 | 5 | 83 | 35 | +48 |
2位 | ヴィッセル神戸 | 75 | 25 | 0 | 5 | 78 | 32 | +46 |
3位 | 東京ガス | 73 | 24 | 1 | 5 | 63 | 28 | +35 |
4位 | 鳥栖フューチャーズ | 62 | 20 | 2 | 8 | 68 | 43 | +25 |
5位 | コンサドーレ札幌 | 62 | 20 | 2 | 8 | 60 | 43 | +17 |
6位 | ブランメル仙台 | 56 | 18 | 2 | 10 | 67 | 52 | +15 |
7位 | 大塚FCヴォルティス徳島 | 55 | 18 | 1 | 11 | 56 | 41 | +15 |
8位 | モンテディオ山形 | 49 | 16 | 1 | 13 | 45 | 49 | -4 |
9位 | 富士通川崎 | 45 | 15 | 0 | 15 | 48 | 45 | +3 |
10位 | 大分FC | 39 | 13 | 0 | 17 | 42 | 52 | -10 |
11位 | ヴァンフォーレ甲府 | 33 | 11 | 0 | 19 | 50 | 56 | -6 |
12位 | コスモ四日市 | 33 | 11 | 0 | 19 | 31 | 59 | -28 |
13位 | NTT関東 | 23 | 7 | 2 | 21 | 36 | 55 | -19 |
14位 | 福島FC | 22 | 7 | 1 | 22 | 30 | 63 | -33 |
15位 | デンソー | 16 | 5 | 1 | 24 | 40 | 90 | -50 |
16位 | 西濃運輸 | 15 | 5 | 0 | 25 | 28 | 82 | -54 |
Jリーグ昇格 |
廃部・解散 |
来期の変動
[編集]- コスモ四日市FCが廃部。
- 鳥栖Fが解散。
表彰
[編集]賞 | 選手名 | 所属クラブ | 備考 |
---|---|---|---|
得点王 | ロペス | 本田技研 | 36得点 |
新人王 | 新條宏喜 | 東京ガス | |
ベストGK賞 | 石末龍治 | ヴィッセル神戸 | |
最優秀監督賞 | バクスター |
ベスト11
[編集]ポジション | 選手名 | 所属クラブ |
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GK | 石末龍治 | ヴィッセル神戸 |
DF | ペレイラ | コンサドーレ札幌 |
長澤徹 | 本田技研 | |
新條宏喜 | 東京ガス | |
浮氣哲郎 | ||
MF | 和田昌裕 | ヴィッセル神戸 |
ビッケル | ||
内藤潤 | ||
大仲貴義 | 本田技研 | |
FW | ロペス | |
永島昭浩 | ヴィッセル神戸 |