第111師団 (日本軍)
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第111師団 | |
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創設 | 1944年(昭和19年)7月12日 |
廃止 | 1945年(昭和20年) |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 師団 |
兵種/任務 | 歩兵 |
所在地 | 満洲-済州島 |
編成地 | 満洲 |
通称号/略称 | 市(いち) |
補充担任 | 善通寺師管・善通寺師管区 |
最終上級単位 | 第58軍 |
最終位置 | 済州島 |
戦歴 | 太平洋戦争 |
第111師団(だいひゃくじゅういちしだん)は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。
沿革
[編集]太平洋戦争中期以降、多くの師団が満洲から南方に転用されたため、1944年(昭和19年)7月、綏陽において第9独立守備隊と南方に転用となった部隊の残留者により第111師団が編成され第3軍に編入。編成後、満洲東部の警備と治安維持に当る。
1945年(昭和20年)4月、満洲から朝鮮半島南部に転用され、第17方面軍隷下となり、第58軍が新設されると、その指揮下に編入された。同年5月、済州島に移動し、連合国軍の上陸に備えて防禦陣地の構築などを行っていたが、戦闘を交えることなく終戦を迎えた。
師団概要
[編集]歴代師団長
[編集]参謀長
[編集]- 芝田経一 大佐:1944年(昭和19年)7月14日 - 終戦[2]
最終司令部構成
[編集]- 参謀長:芝田経一大佐
- 参謀:辛島泰善少佐
- 高級副官:飯田一三少佐
最終所属部隊
[編集]- 歩兵第243連隊(徳島):佐藤健吉大佐
- 歩兵第244連隊(高知):中山修大佐
- 歩兵第245連隊(丸亀):坂口才平大佐
- 第111師団砲兵隊:
- 第111師団工兵隊:
- 第111師団通信隊:
- 第111師団輜重隊:
- 第111師団兵器勤務隊:
- 第111師団第1野戦病院:
- 第111師団第4野戦病院:
- 第111師団防疫給水部:
- 第111師団病馬廠:
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 『別冊歴史読本 戦記シリーズNo.32 太平洋戦争師団戦史』、新人物往来社、1996年。