第11回ジャパンボウル
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開催日 | 1986年1月12日 | ||||||||||||||||||
スタジアム | 横浜スタジアム | ||||||||||||||||||
開催地 | 横浜市 | ||||||||||||||||||
入場者数 | 30,000 |
第11回ジャパンボウルは1986年1月12日、横浜スタジアムで行われたカレッジフットボールのオールスター東西対抗戦。全米509大学の4年生から選抜された選手が出場し[1]、AP通信、UPI通信からオールアメリカン選ばれた選手のうち、11人が出場した[2]。ボー・ジャクソンが3TDをあげるなど活躍した東軍が、31-14で勝利した[3]。
試合開催前の話題
[編集]4年間で通算4,303ヤードを走った[2]、ハイズマン賞を受賞したオーバーン大学のRBボー・ジャクソンなどの好RB4人を擁する東軍のラン攻撃と、ジャクソンとハイズマン賞を争い、全米一位のQBの呼び声を受けたアイオワ大学のチャック・ロング西軍のパス攻撃の対決に注目が集まった。また韓国出身でUCLAのキッカー、ジョン・リーも注目された[4]。
試合経過
[編集]第1Qの10分過ぎに東軍は、ジャック・トルドーからパスを受けたボー・ジャクソンが左ライン際を走り、先制のTDレシーブをあげた。その後イリノイ大学のクリス・ホワイト(Chris White)の20ヤードのFGが成功、10-0でハーフタイムを迎えた[5]。第3Q中盤に西軍は、アイオワ大学のQBチャック・ロングからチームメートのビル・ハッペル(Bill Happel)への7ヤードのTDパスで10-7と追い上げた[5]。その後東軍はボー・ジャクソンの1ヤードのTDで17-7とリードを広げたが、カリフォルニア大学のドワイト・ガーナーがキックオフリターンで、東軍16ヤード地点まで70ヤードをリターン、さらにパスインターフェアランスの反則で2ヤード地点まで前進すると、2プレー後にネブラスカ大学のトム・ラスマンの1ヤードのTDランで17-14とした[5]。3点差に迫られた東軍は、ルイジアナ州立大学のQBジェフ・ウィッカーシャムからイリノイ大学のオールアメリカンWRデビッド・ウィリアムズへの58ヤードのTDパス、さらに第4Qの3分過ぎにボー・ジャクソンの57ヤードのTDランで追加点をあげ、31-14で勝利した[5]。ジャクソンは18回のランで171ヤードを走った[6]。
ジョー・ロス賞(最優秀選手賞)には、ボー・ジャクソンが選ばれた[6]。
その他の主な出場選手
[編集]西軍
[編集]脚注
[編集]- ^ [ニュース・スポット] 1月12日にジャパンボウル 読売新聞 1985年12月13日 朝刊17ページ
- ^ a b 読売新聞 1986年1月12日 朝刊16ページ
- ^ ハイズマン賞の貫禄 ジャクソン3TD ジャパンボウル 読売新聞 1986年1月13日 朝刊16ページ
- ^ ボー・ジャクソン会見で力強い抱負 朝日新聞 2013年1月8日 朝刊17ページ
- ^ a b c d “Three Scores by Jackson Lead East Past West, 31-14”. ロサンゼルス・タイムズ (1986年1月12日). 2018年12月26日閲覧。
- ^ a b 快走の東軍が大勝 ジャクソン 57ヤード独走 ジャパンボウル 朝日新聞 1986年1月13日 朝刊19ページ
- ^ “Ronnie Harmon Profile”. アイオワ大学. 2014年1月4日閲覧。