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竹田直樹 (景観学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

竹田 直樹(たけだ なおき、1961年 - )は、日本の景観学者、ランドスケープアーキテクト画家、美術作家。兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科准教授(ランドスケープデザイン研究室)。兵庫県立淡路景観園芸学校主任景観園芸専門員。

人物

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兵庫県姫路市生まれ。東京育ち。

パブリックアート研究、景観研究、美術批評、ランドスケープデザイン、美術作品制作など多岐に渡る業績をもつ[1]。1990年代に日本のパブリックアートについて、その分野の研究基盤となる一連の研究を行い[2]、並行して日本の景観に関する研究と実務を行った[3][4]。2002年から08年頃にかけて、ソトコト、美術手帖、ランドスケープデザイン、ビオシティなどの雑誌で日本の現代美術に関する一連の連載をした[5][6]。同時期から、植物や庭園や風景に着目した美術作品を制作、発表している[7]

来歴

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ランドスケープ他作品

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  • さいたま新都心アートプロジェクト」のディレクション(さいたま市、藤島俊会と。1996-1999年)
  • 『空き家リノベーションプロジェクト』(兵庫県淡路島、上田博文と。2005)
  • 『神々との恋人たちのために-ガシュマル・エアフォース』WANAKIO(那覇市 前島アートセンター、上田博文と。2005年)
  • 『ひまわりの部屋』テナンツ展(大阪市 グラフ・メディアジーエム、2006年)
  • 『向島路地園芸プロジェクト』(東京都墨田区 フルハウス・現代美術製作所・向島百花園前、上田博文・笹本雅美と。2006年)
  • 『森の素展』向島芸術計画2007(東京都墨田区 アート&カフェ こぐま、2007年) 
  • 『資本主義の庭』旧中工場アートプロジェクト(広島市 旧日本銀行、2007年)
  • 『欲望を追加した古い庭』琵琶湖ビエンナーレ、(近江八幡市 喜多利邸、2007年)
  • 『神殿都市計画』(京都市 ギャラリー虹、尾崎泰弘と。2008年)
  • 『里山復興事業(その1)森の素プロジェクト(その2)風景画プロジェクト』越後妻有アートトリエンナーレ、(十日町市 三省ハウス、2009年)
  • 『被爆夾竹桃の森プロジェクト』広島アートプロジェクト(広島市 吉島地区、上田博文と。2010年)
  • 『BIG BANG - 淡路島で木を拾う』(茨木市 グランファブリック、尾崎泰弘と。2011年)
  • 『森の宝石プロジェクト uccieno』うちのDEアート(新潟市 内野駅前、2011年)
  • 『森の宝石- UGLをピカピカにする展』(大阪市 アーバングリーンラボ、2012年)

著書

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脚注・参照

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  1. ^ 岡本芳枝『竹田直樹』(広島アートプロジェクト実行委員会『旧中工場アートプロジェクト』)2007年 151頁 ISBN 9784904167007
  2. ^ 石崎奈美ほか『阪神淡路大震災を契機とした公園緑地における野外彫刻設置の変容に関する研究』ランドスケープ研究69(5), 383-388頁, 2006年
  3. ^ Moriko Kira『Japan: towards Total Scape 』NAI Publishers,2001年 300頁 ISBN 9056621874
  4. ^ 『読書』(やさしい風景学・竹田直樹 写真・文)朝日新聞1997年3月9日
  5. ^ 連載『アートの風景学』ソトコト,木楽舎,2002年9月号から04年5月号まで
  6. ^ 連載『ラ・ラ・ラ 同時代アートの旅』美術手帖美術出版社,2004年2月号から8月号まで
  7. ^ NPO法人越後妻有里山協働機構『大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2009』現代企画室,2009年,160頁,ISBN 9784773810059 C00711

外部リンク

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