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福住駅 (兵庫県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福住駅
駅跡に設けられた石碑(2017年1月)
ふくすみ
Fukusumi
村雲 (3.4 km)
地図
所在地 兵庫県多紀郡多紀町福住
(現・丹波篠山市福住)
北緯35度4分20秒 東経135度20分32.5秒 / 北緯35.07222度 東経135.342361度 / 35.07222; 135.342361座標: 北緯35度4分20秒 東経135度20分32.5秒 / 北緯35.07222度 東経135.342361度 / 35.07222; 135.342361
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 篠山線
キロ程 17.6 km(篠山口起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1944年昭和19年)3月21日
廃止年月日 1972年(昭和47年)3月1日
備考 路線廃止に伴う廃駅
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福住駅(ふくすみえき)は、かつて兵庫県多紀郡多紀町(現・丹波篠山市)福住にあった日本国有鉄道(国鉄)篠山線廃駅)である。篠山線の終着駅であった。

なお、線路は京都府園部駅まで延伸される計画(改正鉄道敷設法別表第78号)であったが、終戦にともない計画は中止され、園部との間は国鉄バス園篠線(えんじょうせん)により結ばれていた。

現役時代の当駅の駅名標は、「ふくすみ FUKUSUMI」記載のものと「ふくずみ FUKUZUMI」記載のものがあった。時刻表の駅名欄にも「ふくずみ」と記載されていることがあった。

歴史

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  • 1944年昭和19年)3月21日:終着駅として開業[1]
  • 1958年(昭和33年)11月1日:営業範囲を「一般運輸営業」から、「一般運輸営業。ただし、代金引換は行わない。」へ改める[2]
  • 1960年(昭和35年)12月15日:営業範囲を「旅客、手荷物、小荷物および車扱貨物。ただし、配達および代金引換の取扱はしない。」へ改める[3]
  • 1972年(昭和47年)3月1日:篠山線全線廃止に伴い廃駅となる[4]

駅構造

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廃線直前の時点で、駅舎の北側に接した貨物用ホーム1線、その北に島式の旅客ホームがあり、その北に1線があって旅客列車はここに発着、そのホームの南側は空いていた。構内は現在の国道372号にあたる。現在、駅跡に駅名を記載した石碑が残されているが、その近辺にあるホームのようなものは、当駅のホーム跡ではない。

駅周辺

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福住地区の中心部に位置している。かつての駅前通り(旧・国道372号[注釈 1])には「福住」停留所があり、丹波篠山市街方面への篠山線代替バスがウイング神姫(旧・神姫グリーンバス)、園部方面の元西日本JRバスの路線が京阪京都交通により運転されており、交通の連絡点という役割は変わっていない。周辺の地域は、2012年に丹波篠山市福住伝統的建造物群保存地区として、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。

隣の駅

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日本国有鉄道
篠山線
村雲駅 - 福住駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 篠山線廃止当時は主要地方道10号三田園部線

出典

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  1. ^ 「運輸通信省告示第78号」『官報』1944年3月20日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 1958年(昭和33年)10月29日日本国有鉄道公示第384号「篠山線篠山外四停車場の営業範囲を改正する件」
  3. ^ 1960年(昭和35年)12月13日日本国有鉄道公示第623号「福知山線藍本停車場等の営業範囲を改正する件」
  4. ^ 1972年(昭和47年)2月1日日本国有鉄道公示第547号「運輸営業の廃止の件」

関連項目

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