コンテンツにスキップ

福井県庁舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福井県庁舎
情報
用途 行政庁舎
主構造物 行政庁舎、警察本部庁舎、議会議事堂
設計者 株式会社日建設計
施工 熊谷組飛島建設前田建設工業
建築主 福井県
事業主体 福井県
管理運営 福井県
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート構造
敷地面積 21,047.93 m²
建築面積 (行政庁舎)3,610.64 m2
延床面積 (行政庁舎)43,173.30 m2
階数 (行政庁舎)地上11階、地下3階
高さ (行政庁舎)45m
竣工 1981年9月
所在地 910-8555
福井県福井市大手三丁目17番1号
位置 北緯36度3分54.4秒 東経136度13分17.9秒 / 北緯36.065111度 東経136.221639度 / 36.065111; 136.221639座標: 北緯36度3分54.4秒 東経136度13分17.9秒 / 北緯36.065111度 東経136.221639度 / 36.065111; 136.221639
特記事項 第24回BCS賞(1983年)
テンプレートを表示
1893年頃の福井県庁舎
1954年頃の福井県庁舎
上空より撮影した福井県庁舎

福井県庁舎(ふくいけんちょうしゃ)は、福井県福井市大手三丁目にある、広域自治体である福井県の庁舎の総称。

概要

[編集]

福井県庁舎は福井城址内にある。本庁舎、福井県警察本部、福井県議会議事堂が隣接しており、近隣には福井市役所が所在する。城址にあるため、1970年代に郊外移転案も検討されたが、現在地での建替えとなり、1981年に4代目にあたる現在の庁舎が竣工した経緯がある。

本庁舎前には、福井城を築城した結城秀康の石像が置かれている[1]。また、警察本部そばの天守台には福井の地名の由来となった「福の井」があり[1]2017年に再整備され井戸としての機能も持ち合わせている[2]

嶺南地方の出先機関として「嶺南振興局」を設けている。

沿革

[編集]

施設概要

[編集]

本庁舎

[編集]

地上11階、地下3階で中央が9階まで吹き抜けとなっている。県庁福井県教育庁(福井県教育委員会の事務局)などの各組織が入居している。知事室は日本一広い。

警察庁舎

[編集]

地上6階、地下2階。福井県警察の本部庁舎である。

議会議事堂

[編集]

地上3階、福井県議会の議事堂である。本庁と連絡通路で結ばれている。

アクセス

[編集]

福井駅より徒歩5分。

周辺

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 福井県庁は日本一強い? 2019-06-24福井城本丸にそびえる現代の「天守」”. 朝日新聞デジタル&TRAVEL (2019年6月24日). 2019年10月24日閲覧。
  2. ^ “福井城址の井戸「福の井」復元、観光の目玉に 上屋・給水設備も設置”. 産経ニュース. (2017年4月7日). https://www.sankei.com/article/20170407-PNNU5OW2ERL2JB2TPEISRGRC4I/ 2019年10月24日閲覧。 
  3. ^ 『官報』第4653号、明治32年1月7日。
  4. ^ 『大正昭和福井県史 上巻』(1956年)p125。
  5. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、74頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  6. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、132頁。ISBN 978-4-10-320523-4 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]