福井県庁舎
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福井県庁舎 | |
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情報 | |
用途 | 行政庁舎 |
主構造物 | 行政庁舎、警察本部庁舎、議会議事堂 |
設計者 | 株式会社日建設計 |
施工 | 熊谷組、飛島建設、前田建設工業 |
建築主 | 福井県 |
事業主体 | 福井県 |
管理運営 | 福井県 |
構造形式 | 鉄骨鉄筋コンクリート構造 |
敷地面積 | 21,047.93 m² |
建築面積 | (行政庁舎)3,610.64 m2 |
延床面積 | (行政庁舎)43,173.30 m2 |
階数 | (行政庁舎)地上11階、地下3階 |
高さ | (行政庁舎)45m |
竣工 | 1981年9月 |
所在地 |
〒910-8555 福井県福井市大手三丁目17番1号 |
位置 | 北緯36度3分54.4秒 東経136度13分17.9秒 / 北緯36.065111度 東経136.221639度座標: 北緯36度3分54.4秒 東経136度13分17.9秒 / 北緯36.065111度 東経136.221639度 |
特記事項 | 第24回BCS賞(1983年) |
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福井県庁舎(ふくいけんちょうしゃ)は、福井県福井市大手三丁目にある、広域自治体である福井県の庁舎の総称。
概要
[編集]福井県庁舎は福井城址内にある。本庁舎、福井県警察本部、福井県議会議事堂が隣接しており、近隣には福井市役所が所在する。城址にあるため、1970年代に郊外移転案も検討されたが、現在地での建替えとなり、1981年に4代目にあたる現在の庁舎が竣工した経緯がある。
本庁舎前には、福井城を築城した結城秀康の石像が置かれている[1]。また、警察本部そばの天守台には福井の地名の由来となった「福の井」があり[1]、2017年に再整備され井戸としての機能も持ち合わせている[2]。
嶺南地方の出先機関として「嶺南振興局」を設けている。
沿革
[編集]→詳細は「福井県」を参照
- 1881年2月7日 - 「福井県」が発足。県庁を福井市に定める。初代庁舎は現在の西武福井店付近。
- 1898年12月28日 - 福井市福井佐佳枝上町84番地に移転[3]。
- 1923年2月 - 福井城址に庁舎を移転開設。RC造3階建、設計:矢橋賢吉(内務技師)、施工:大林組[4]。
- 1933年10月23日-10月29日:県内で陸軍特別大演習。県庁内に大本営が置かれ昭和天皇の行在所(宿泊所)となる[5]。
- 1945年7月 - 福井空襲で市街の9割を焼失。県庁舎も大きな被害を受ける。
- 1946年 - 復旧工事。
- 1968年10月1日 - 昭和天皇、香淳皇后が第23回国民体育大会に合わせて県内を行幸啓。県庁を訪問[6]。
- 1975年、現在地での建替えを決定。
- 1981年9月 - 11階建の現庁舎が完成。本庁の隣に福井県警察本部が完成。
施設概要
[編集]本庁舎
[編集]地上11階、地下3階で中央が9階まで吹き抜けとなっている。県庁や福井県教育庁(福井県教育委員会の事務局)などの各組織が入居している。知事室は日本一広い。
警察庁舎
[編集]地上6階、地下2階。福井県警察の本部庁舎である。
議会議事堂
[編集]地上3階、福井県議会の議事堂である。本庁と連絡通路で結ばれている。
アクセス
[編集]福井駅より徒歩5分。
周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “福井県庁は日本一強い? 2019-06-24福井城本丸にそびえる現代の「天守」”. 朝日新聞デジタル&TRAVEL (2019年6月24日). 2019年10月24日閲覧。
- ^ “福井城址の井戸「福の井」復元、観光の目玉に 上屋・給水設備も設置”. 産経ニュース. (2017年4月7日) 2019年10月24日閲覧。
- ^ 『官報』第4653号、明治32年1月7日。
- ^ 『大正昭和福井県史 上巻』(1956年)p125。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、74頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、132頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 県庁案内 - 福井県